10/01/15 22:15:12
>>76
規制緩和は進みつつあるようだけど、これだけでは不十分?
小水力発電、汽力発電などで規制緩和―総合エネ調WGが案
URLリンク(kankyomedia.jp)
総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会のワーキンググループは、小水力発電や
汽力発電などの利用促進を狙い、発電設備の電気事業法など法令上の規制緩和案をまとめた。
小水力発電については、農業用水や上下水道の遊休落差を活用した発電のほか、ビル内の
空調冷却水を利用した発電なども技術開発が進み、500キロワット以下の未開発落差地点が
約400カ所あるとの調査結果もある。また工場で動力として使用した蒸気で発電し、電気を工場内で
利用する取り組みも始まっており、対象となるボイラーが全国で2万台以上あるとされ、
それぞれ今後の拡大が期待されている。こうした設備は、事故発生時のリスクなどが
大規模発電設備とは異なるとして、規制緩和を求める声が上がっていた。
その結果、まず電気工作物となるダムや堰がなく、発電出力が200キロワット以下の
水力発電設備については、ダム水路主任技術者の選任と工事計画の提出を求めないこととされた。
また、一般用電気工作物となる水力発電設備の範囲を、現行の10キロワット未満から
20キロワット未満に拡大する。
上下水道や工業用水道施設の水力発電については、事業所内に設置され、
敷地外に電気工作物が存在しないのであれば、技術者の選任や計画届け出は不要と判断された。