原発関連ニュース速報@環境・電力板 4at ATOM
原発関連ニュース速報@環境・電力板 4 - 暇つぶし2ch2:名無電力14001
09/02/21 18:42:12
深浦のローション

3:名無電力14001
09/02/21 19:20:49
22日首相に最終処分「確約」確認 高レベル放射性廃棄物
URLリンク(www.toonippo.co.jp)

 高レベル放射性廃棄物の最終処分問題で、三村申吾知事が22日に来県する麻生太郎首相と青森市内で
会い、昨年国から取り付けた「青森県を最終処分地にしない」旨の確約の確認などを行うことが、20日
固まった。ただ自民党県連の政経セミナーへの首相出席に合わせての面会については、県議会内の反応は
さまざま。「機会をとらえて確認するのは良いことだ」という評価の一方、「党の行事で来る首相への確
認では重みに欠ける」といった批判も出ている。

 三村知事は、セミナーが開かれている最中の22日正午から、会場のホテル青森で麻生首相に会う。

 非公開で、確約の確認は口頭で行う予定。20日の県議会本会議終了後、三村知事は報道陣に「前々か
らお願いしているわけだから、処分場を含め、原子力政策の話などを伺いたいと思っている」と語った。

 首相への確認が実現することについて、自民党県連政調会長の長尾忠行県議は「首相が本県入りするこ
とはなかなかない。機会をとらえて知事が確認することは重要であり、県民の安心にもつながる」とコメ
ント。クラブ林檎の川村悟県議も「会って確認するのは良いこと」と評価した。

 一方、民主党県連政調会長の今博県議は「自民党の集会に来たついでに、県民が心配している問題を確
認するのは理解できない。支持率が下がり、末期症状の内閣から確認を取って何の意味があるのか」と冷
ややかだ。

 県民クラブの古村一雄県議は「首相が県庁に来て確認というのなら分かるが、自民党の総裁として来県
するわけで、筋が違う」と批判。共産党の諏訪益一県議は「政務で来る首相に会って確認を取るのは構わ
ない。だが、口頭でなく文書で確認するべきだ」と述べた。

 三村知事は昨年4月、甘利明経済産業相(当時)から「青森県を高レベル廃棄物の最終処分地にしない」
旨の確約を文書で取っている。

 使用済み核燃料を再処理した際に出る高レベル廃棄物は、六ケ所村で30~50年間一時貯蔵されるが、
その後地中に埋め捨てる最終処分地は、まだ決まっていない。

4:名無電力14001
09/02/22 00:39:41
高速増殖炉もんじゅ、23日からダクト補修開始
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

 日本原子力研究開発機構は20日、長期停止中の高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)
で見つかった屋外排気ダクトの穴の補修工事について、経済産業省の認可が同日下りたとして、
23日から行うと発表した。5月末までの予定で鉄板の取り付けや雨水の浸入を防ぐ作業をする。

 もんじゅは運転再開に向けた設備の確認試験を平成19年8月から実施してきたが、昨年9月
に排気ダクトで長期間放置されていたとみられる、腐食した穴が見つかり、試験を中断。今月に
予定していた運転再開の大幅延期が決まっている。

5:名無電力14001
09/02/22 00:46:21
伊方原発:1、2号機の定検内容を発表--四国電力 /愛媛
URLリンク(mainichi.jp)

 四国電力は18日、近く始まる伊方原発1、2号機(いずれも加圧水型軽水炉、
56万6000キロワット)の定期検査内容を発表した。
今回は初めて2基を同時に止め、中央制御盤取り換え工事などを行う。

 1号機の定期検査は26回目。3月9日に開始し、7月12日に送電を再開して8月6
日に終了する。検査項目は原子炉から発電機、廃棄物処理設備などまで計105件。燃料
集合体(121体)のうち24体を交換する。2号機の検査は21回目。2月24日に開
始して6月29日に送電を再開し7月28日に終了予定。検査項目は100件。燃料集合
体(同)のうち36体を交換する。

 1、2号機は今回の検査中、中央制御盤と原子炉制御装置などを最新のフルデジタル式
に交換するほか、主変圧器と無停電電源装置を取り換え、耐震性向上のため配管の支持構
造物などを補強する。

 2号機はさらに1次冷却水の加圧器配管と弁を交換。また昨年4月に1号機でトラブル
が起きたのと同型の湿分分離加熱器を点検し、蒸気噴出口を一部交換する

6:名無電力14001
09/02/22 11:58:07
川内原発増設撤回訴え反対派団体がデモ行進 鹿児島
URLリンク(kyushu.yomiuri.co.jp)

 九州電力の川内原子力発電所3号機の増設計画に反対する集会が21日、薩摩川内市役所近くの公園で開かれ、
九州各地から集まった1150人(主催者発表)が計画撤回の気勢を上げた。

 川内原発建設反対連絡協議会と川内原発増設反対鹿児島県共闘会議、原発はもういらない九州連絡会議、
原水爆禁止九州ブロック連絡会議の4団体でつくる実行委員会の主催。大規模な反対集会は今年1月に九電が
3号機増設を県と同市に申し入れて以降、初めて。

 集会では同県共闘会議の荒川譲議長が「原発で地域は衰退する。九電が増設を断念するまで戦う」とあいさつ。
「九州にこれ以上の原発はいらない」などとする集会アピールを採択した。

 参加者は「3号機増設反対」とシュプレヒコールをあげながら、市内約3キロをデモ行進した。

 同市では今月12日、市内の経済団体などが建設促進期成会を設立するなど、増設に賛成、反対の立場から
活動が活発化している。

7:名無電力14001
09/02/22 12:33:42
川内原発3号機 増設反対1000人が反対集会/薩摩川内
URLリンク(www.373news.com)

 九州電力が進める川内原子力発電所3号機増設計画で、「川内原発増設反対九州ブロック集会」が21日、
同市の向田公園であった。九州各地から反対派市民ら約1150人(主催者発表)が参加。のぼりや横断幕
を掲げてデモ行進し、「増設は許さない」「159万キロワットの巨大原発は不要」と訴えた。

 原水爆禁止九州ブロック連絡会議など4団体主催。実行委員長で川内原発増設反対鹿児島県共闘会議の荒
川譲議長が「放射能の危険があり、大きな被害を与える可能性を否定できない。増設断念まで闘おう」とあ
いさつ。

 川内原発建設反対連絡協議会の鳥原良子会長も「子や孫が薩摩川内で元気に暮らせるか心から心配。未来
に負の遺産を残す」と強調した。参加者らは「九州にこれ以上いらない」と集会アピール。九電川内営業所、
市街地商店街を行進した。

 集会に先立ち、協議会は同市内で脱原発講座を開催。元慶応大助教授の藤田祐幸さんと作家の広瀬隆さん
が「報道されない原子力の不都合な真実」と題し講演。2人は「日本は人口が減少する社会に入り、電力需
要の伸びは見込めない」と話した。

8:名無電力14001
09/02/22 15:27:46
川内原発:3号機増設 「計画の撤回を」 反対集会に1150人 /鹿児島
URLリンク(mainichi.jp)

 九州電力川内原子力発電所(薩摩川内市)の3号機増設計画に反対する「川内原発増設反対
九州ブロック集会」が21日、同市向田公園であった。

 川内原発建設反対連絡協議会などが主催し、県内に加え九州各県の労組や被爆者団体など
約1150人(主催者発表)が参加した。

 川内原発増設反対県共闘会議の荒川譲議長が「原発で地域は興せない。万一事故を起こしたら
熊本や宮崎まで被害を及ぼす恐れがある。そんな施設を今あえて作る必要はない」と訴えた。
また原発関連の著作で知られる作家・広瀬隆さんや被爆者団体代表らが、プルサーマル計画問題
や原発事故の可能性などに触れ、運動への支援を表明した。

9:名無電力14001
09/02/22 20:49:15
国、もんじゅダクト腐食の補修を認可
URLリンク(mytown.asahi.com)

 高速増殖原型炉「もんじゅ」(敦賀市)の屋外排気ダクトの腐食問題について、
日本原子力研究開発機構は20日、同ダクトの暫定補修計画が国に認可された、と発表した。
これを受け、原子力機構は来週から足場の組み立てや資材搬入などの準備作業に取りかかり、
来月上旬から工事に入ることにしている。
 屋外排気ダクト(鉄製、約60メートル、厚さ6ミリ)のうち、特に腐食が激しい18メートル
にわたる部分が対象。穴があいている2カ所のほか、厚さが4ミリ未満に薄くなっている部分に
鉄製のあて板105枚を内側から溶接する。
 原子力機構は暫定補修を5月末までに終え、現在中断しているプラント確認試験を再開し、
残り8項目を8月末までに終える予定という。

10:名無電力14001
09/02/22 21:26:15
高レベル廃棄物:最終処分地にしない…青森県、首相に確認
URLリンク(mainichi.jp)

 三村申吾青森県知事は22日、青森市内のホテルで麻生太郎首相と会談し、原発の使用済み核燃料
から出る高レベル放射性廃棄物について「青森県を最終処分地にしない」との国の確約を改めて確認
した。麻生首相は「これまでに政府関係閣僚と青森県知事との間でなされた約束は、現内閣でも継承
していく」と応じた。

 確約書は08年4月、三村知事が甘利明経済産業相(当時)と締結。首相への直接確認は98年
3月に木村守男前知事が橋本龍太郎元首相に求めて以来、約11年ぶり2回目。三村知事は会談後
「内閣総理大臣からしっかりとしたお話を口頭で伺えたことは大切なことだと思っている」と述べた。

 最終処分地候補地は実施主体の原子力発電環境整備機構(NUMO)が02年末から公募している
が、選定のめどは立っていない。

11:名無電力14001
09/02/23 18:21:04
柏崎刈羽原発 地元は検討継続
URLリンク(www3.nhk.or.jp)

2月23日14時14分
おととしの新潟県中越沖地震で被害を受けた柏崎刈羽原子力発電所の運転再開を
求める申し入れを受けた新潟県など地元自治体は、協議の結果、「原発の安全性
への住民の理解はまだ十分ではない」として、検討を続ける方針を確認しました。

おととし7月の新潟県中越沖地震で被害やトラブルが相次いだ柏崎刈羽原発では、
すべての原子炉を止めて点検や復旧の作業が進められていますが、最も作業が進
んでいる7号機については国側の安全確認の手続きはすべて終わり、今月19日、
東京電力が運転再開への了解を求める申し入れを新潟県などに行いました。これ
を受けて、23日、新潟県の泉田知事、柏崎市の会田市長、刈羽村の品田村長の
3者が県庁で対応を協議しました。冒頭で、泉田知事は「県民の受け止め方は、
何となくすっきりしない天気という感じではないか」と述べ、原発の安全性への
住民の理解はまだ十分ではないという認識を示しました。協議の結果、運転再開
には、いますぐ了解はできないという認識で一致し、今後、県が住民への説明会
を重ねるなどしながら検討を続ける方針を確認しました。

12:名無電力14001
09/02/24 00:56:19
福島第一3号機が定期検査へ 福島
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

 東京電力は23日、福島第一原発3号機(福島県大熊町、出力78万4000キロ
ワット)が24日から4月29日までの予定で定期検査に入ると発表した。
 定期検査では、燃料集合体の交換のほか、原子炉格納容器内にある蒸気を逃がすため
の安全弁取り換え工事などを行う。

13:名無電力14001
09/02/24 12:51:23
蒸発した高レベル核廃液の放射能いまだ行方知れず
URLリンク(www.news.janjan.jp)

  六ヶ所再処理工場で高レベル廃液が漏れた事故で原子力政策転換議員懇談会の国会議員が
原子力安全・保安院からヒアリングした。保安院は「当事者の原燃に直接聞いてほしい」と繰
り返し、詳細な資料の提出を拒んだ。聞いていた青森県の職員は「漏れて蒸発してガスになっ
た高レベル廃液の成分がどうなったかが結局、分からない」と地元の不安を代弁していた。

詳しいことは業者に聞けと保安院

 高レベル廃液が漏れるという、あってはならない事故が試験運転中の日本原燃(株)
六ヶ所村再処理工場で起きていたことを今年1月、原燃が発表した。放射能汚染を恐れる地元
の市民は、漏れた放射能の種類や量などの公表なしには安心できないとして、具体的な数値を
発表するよう日本源燃や原子力安全・保安院に求めている。と同時に、いつまでたっても完工
できない再処理工場は、これ以上の大事故を起こす前に建設を取りやめるよう強く求めている。
 
 「市民の不安に答えるように」と、原子力政策転換議員懇談会の近藤正道参議院議員(社民党)
ら約40人が2月12日、国会の議員会館で原子力安全・保安院に対してヒアリングをした。
保安院からは核燃料サイクル規制課の金城氏と原子力防災課の大橋氏が出席して質問に答えた。

14:名無電力14001
09/02/24 13:55:26
蒸発した高レベル核廃液の放射能いまだ行方知れず
URLリンク(www.news.janjan.jp)

モニターで有意な放射能は観測されなかったと保安院

 ヒアリングの最大の関心は、やはり放射能の外部への放出についてだった。ガラス固化体を作る
セル(密閉した部屋)内に約150Lの高レベル廃液が漏れながら、保安院は主排気塔などのモニ
ターから「有意な気体核廃棄物の放出は観測されなかった」としている。

 その結果、「本事象による周辺環境への影響はなかった」と保安院は原子力委員会に報告してい
る。が、漏れた高レベル廃液のうち約134L分が蒸発して行方不明だという。「なぜそのようなこ
とが言えるのか」保安院に質したのに対し、「われわれも直接現地の保安検査官から確認をとって
いるところです」と、保安院はまだその行方は調査中と答えた。

 「(放射能をモニターが)検出しないのは、検出器の性能に欠陥があるのでは」「検出可能な核
種は何か」との質問には、「今のところ特にモニター類には異常は見られません」「設備の詳細は
企業秘密。詳細は事業者にお尋ねいただきたい」との答えだった。
 
 このヒアリングで、保安院はほとんどの質問に対し、日本原燃が出した2回の報告書に記載され
ていないことやデータに関して「事業者にお尋ねいただきたい」を繰り返すばかりで詳細な資料の
提出も拒んだ。福島みずほ参議院議員(社民党党首)が、日本原燃の監督官庁である原子力安全・
保安院とは「こういうことをチェックする機関じゃないですか。国会に対し生のデーターを出して
ください」と厳しく追及する場面もあった。

漏洩が始まった日からの観測データは未発表

15:名無電力14001
09/02/24 14:54:22
漏洩が始まった日からの観測データは未発表
蒸発した高レベル核廃液の放射能いまだ行方知れず
URLリンク(www.news.janjan.jp)

 ヒアリングの2日前、2月10日に日本原燃が発表した報告書には、主排気塔などの放射線モニ
ターの観測値が示されている。しかしそのデータは1月17日以降のものばかりだ。原燃の報告で
はタンク(供給槽A)から高レベル廃液が漏れ始めたのは1月9日のことで、15日以降にはセル
内に取り付けられた漏洩に関する各種の警報が鳴っているが無視し続け、漏洩は21日まで続いた。

 セル内の換気設備には放射能を取り除く各種のフィルターがあるが、除去できる放射能の粒子の
大きさや種類は限られている。原燃は漏れた高レベル廃液の大部分は蒸発したとしているが、セル
の中で気体になった放射能は種類によってフィルターを通り抜け大気中に放出されるものがある。
これだけ大量の放射能が漏れて行方不明となっている状態では、ある程度の放射能が環境中に放出
された可能性は高い。

 福島議員も環境中への放射能放出を問題とし、1月9日以降17日までのモニターの観測データ
の公表を保安院に求めた。しかし、保安院の金城課長は「公表するかどうかは事業者の判断です。
事業者に答弁いただければと思います」と述べ、国会議員が資料請求の手続きを取るよう繰り返し
求めて、公表の約束を拒み続けた。

 これまで筆者はガラス固化試験のトラブルなどについて何回もヒアリングを聞いてきたが、保安
院を通しての情報公開は隔靴掻痒でなかなか要領を得ない。金城課長が言うように、日本原燃に直
接情報を公開させるよう国会での答弁を求める、というようなことが今後の課題だ。

16:名無電力14001
09/02/25 02:34:02
蒸発した高レベル核廃液の放射能いまだ行方知れず
URLリンク(www.news.janjan.jp)

並大抵ではない地元の放射能漏れへの不安

 言うまでもないが、放射能漏れへの地元市民の不安は並大抵ではない。ヒアリングには青森県議
会の奈良岡克也県議も参加した。
 
 ある青森県職員は、原燃が何度も廃液漏れ警報を無視したことなどに対し、「保安院がもっと厳
しく事業者を指導しなければだめです。青森県民が一番心配してることは、漏れて蒸発してガスに
なった高レベル廃液の成分がどこにどれだけ行っているかというです。これは青森で暮らしている
人たち、農林水産漁業に従事している人たちの一番の心配(放射能による環境汚染)です。高レベ
ル廃液成分がどこに行ったかは、追加の報告が出ないと分からないといますが、いつごろまでには
っきりわかるんでしょうか」と地元の不安といらだちを代弁していたのが印象的だった。

 この事件に対し、日本国内の45以上の市民団体が「日本原燃(株)六ヶ所再処理工場の
高レベル放射性廃液漏洩事故に抗議します」とする声明を、薦田康久原子力安全・保安院長あてに
出している。

17:名無電力14001
09/02/25 16:10:38
福島第1原発:圧力異常で原子炉停止 放射能漏れなし
URLリンク(mainichi.jp)

 起動操作中の東京電力福島第1原発1号機(福島県大熊町、沸騰水型、出力46万
キロワット)で25日午前4時ごろ、原子炉の圧力異常を示す警報が作動した。この
ため制御棒を全挿入し同8時50分ごろ、原子炉を停止した。今のところ、放射能漏
れや作業員への影響はないという。

 東電によると、1号機は定期検査を21日に終えて起動する作業中で、異常時の出
力は約13%だった。送電系統への接続前だったため、原子炉で発生した主蒸気を発
電タービンに送らず、「タービンバイパス弁」を通して逃がす予定だったが、8個あ
る弁がいずれも閉まっていたことが判明。弁を一斉に動かす駆動装置の連結部分が外
れていることが分かった。その後、手動操作で弁を開放したほか、原子炉内の蒸気を
自動的に逃がす安全弁も作動し、圧力異常は収まったという。

18:名無電力14001
09/02/25 16:12:46
福島第1原発:起動中に緊急停止 定期検査の終了直後
URLリンク(mainichi.jp)

 起動操作中の東京電力福島第1原発1号機(福島県大熊町、沸騰水型、出力46万
キロワット)で25日午前4時ごろ、原子炉の圧力異常を示す警報が作動した。制御
棒を全挿入し同8時50分ごろ、原子炉を停止した。放射能漏れはないという。

 東電によると、1号機は定期検査を終え起動作業中。原子炉で発生した主蒸気を発
電タービンに送らず、「タービンバイパス弁」を通して逃がす予定だったが、8個あ
る弁がいずれも閉まっていたことが判明。弁を一斉に動かす駆動装置の連結部分が外
れていることが分かった。

19:名無電力14001
09/02/25 16:19:17
福島第一、1号機を手動停止 原子炉圧力調整弁に異常
URLリンク(www.47news.jp)

 起動操作中の東京電力福島第一原発1号機(福島県大熊町)で25日、原子炉内の
圧力上昇を示す警報装置が作動し、圧力調整弁に異常が見つかったため、同社は原因
調査のため原子炉を手動停止した。外部への放射能の影響はないとしている。

 東電によると、同日午前4時ごろ、警報装置が作動した。調査したところ、原子炉
内の圧力が規定値を超えており、原子炉で発生した蒸気を逃がすことで圧力を調整す
る「タービンバイパス弁」を開閉させる装置の連結部が外れていた。

 連結部が外れたことで弁が動かなくなり、閉じたままになった。連結部は鉄製で直
径5-7センチのボルトとナットで構成されている。

 1号機は昨年10月から定期検査入りし、12月に起動操作の開始を予定していた
が、11月にトラブルが見つかったため今月にずれ込んでいた。

20:名無電力14001
09/02/26 06:22:42
生協埼玉が六ケ所再処理工場反対集会
URLリンク(mytown.asahi.com)

■「食生活を守って」 生協埼玉が六ケ所再処理工場反対集会

 さいたま市の生活クラブ生協埼玉は24日、六ケ所再処理工場の操業に反対する集会を国会内
の参院議員会館で開いた。参加した組合員約100人のほとんどは主婦。各省庁の担当者に
「安全な食べ物を守れ」と政策転換を訴えた=写真。
 生協埼玉は再処理工場稼働中止などを求める約3万4千の署名を集め、賛同した参院議員6人
を通じて国会に提出する。吉田文枝理事長は「生きていくうえで食べることは絶対に欠かせない。
食を通じて六ケ所の中止に向けて活動していきたい」と話す。
 組合員は工場から排出される放射性物質が農海産物に及ぼす影響を恐れている。生協埼玉では
青森県産のニンニクやナガイモ、菜種油、ホタテなどの海産物を多く扱う。反対運動がある岩手
県産の海産物も販売しており、「東北の生産者は都会の食生活に欠かせない」と吉田理事長。
 組合員の一人、長尾愛子さん(52)は11年前まで七戸町に住んでいた。今でも青森の友人
からリンゴやナガイモを送ってもらう。だが、埼玉の友人から「もう青森の野菜は食べたくない
ね」と言われると胸が締め付けられる。
 「内部被曝(ひばく)の問題などは本当に不安。自然エネルギーに転換して、安全な暮らしを
続けたい」と訴えた。
 長崎県出身という女性組合員は家族が被爆者で甲状腺がんに苦しんでいるという。彼女は「事
故が起きてからでは遅い。同じ苦しみを繰り返してはいけない」と訴えた。
 国や日本原燃は「本格稼働しても放射線量は自然界と変わらず、安全性に問題はない」として
いる。それでも新潟県中越沖地震での柏崎刈羽原発の被害や、1、2月に高レベル放射性廃液漏
れを起こした再処理工場に、組合員の不安は増幅しているという。

21:名無電力14001
09/02/26 07:39:43
炉再加熱は来月に/六ケ所再処理工場
URLリンク(www.toonippo.co.jp)

 六ケ所再処理工場の高レベル放射性廃液漏れトラブルで、日本原燃は二十三日、漏えい
のあったセル(コンクリートで密閉した部屋)内の洗浄が長引いているため、今月中を目
指していたガラス溶融炉の再加熱が、三月にずれ込む見通しであることを明らかにした。

 漏えいした廃液が付着し、セル内にある他の配管や炉の表面が汚染したため、原燃は
十五日から遠隔操作で水を散布し、流し落とす作業を続けている。しかし、作業に入る前
の洗浄装置の設置や、水が飛び散るのを防止する準備などに予想以上に時間がかかったた
め、作業が長引いている。

 原燃は今後、炉を再加熱して残っている溶融ガラスを抜き出し、中に落ちている耐火れ
んがを拾い出す必要がある。洗浄が終わっても、その後一週間ほどかけて外してある装置
を炉に付け直す作業があるため、今月中の加熱再開は難しいという。

22:名無電力14001
09/02/26 20:09:01
県内原発 活断層連動考慮で基準引き上げも 耐震評価で
URLリンク(www.fukuishimbun.co.jp)

 総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会の地震・津波、地質・地盤合同作業部会の
サブグループ会合が25日、経済産業省で開かれ、福井県内原発の耐震安全性再評価の前提と
なる活断層について論点を整理した。電力事業者が別個のものと評価していた断層に対し、連
動を考慮して地震動の評価をしていく方針で一致した。

 2006年の原発の耐震指針改定を踏まえた安全性再点検で、県内の各原発は基準地震動
(想定される最大地震の強さ)を引き上げたが、連動を考慮して再評価すれば、さらに引き上
げとなる可能性がある。

 連動を考慮するのが適切とされたのは▽若狭湾東部のB断層と野坂断層、大陸棚外縁断層
▽甲楽城(かぶらぎ)断層と和布(めら)・干飯崎(かれいざき)沖断層▽若狭湾西部の
Fo―A断層とFo―B断層―の3系統の断層群。

 関西電力、日本原電、日本原子力研究開発機構は再点検で、いずれも周辺の地質や断層の活
動歴などから別個の活断層としてきたが、委員は「明確に区分する根拠に乏しい」「連動しな
いという考え方に無理がある」などと指摘。より安全側に立って取り扱うことになった。

 このほか、和布・干飯崎沖断層はその北方にある海域断層も一連のものとして取り扱うこと
になった。熊川断層の北西にある小浜湾の地点では、海上音波探査により変形構造かどうか不
明なところが見つかり、同断層の一部として評価する考えが示された。

 委員の中にはその他の断層でも連動を考慮すべきだとの声があり、今後も各断層の評価を続
ける一方、断層の評価に基づき基準地震動の評価が妥当かを検討する。原子力安全・保安院原
子力発電安全審査課は「連動を考慮すれば基準地震動が引き上げられる可能性は十分にある」
としている。

23:名無電力14001
09/02/26 23:23:18
過去最大量のウラン・プルトニウム混合酸化物燃料が日本へ
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

 【パリ=山口昌子】環境保護団体グリーンピースは25日、過去最大量の1・8トンの
MOX燃料(ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料)が来週半ばにフランスを出発し、
日本に輸送されると述べた。グリーンピースによると、1・8トンのMOX燃料に
含まれているプルトニウムからは225個の核爆弾の製造が可能という。
 グリーンピースのヤニック・ルセレ仏代表は同日、「この非常に危険な輸送を告発する」
と述べ、輸送反対の運動を展開することを表明した。
 MOX燃料は、英国のPNTL(太平洋核輸送会社)の2隻の船舶によって輸送される。
2隻は英国北部バロー港を今週末にも出航し、仏北西部シェルブール軍港でMOX燃料を
積載して日本に向けて出発する。
 仏南東部ローヌ地方で生産されたMOX燃料は現在、シェルブール軍港に近い
ラ・アーグの仏原子力大手アレバの工場にストックされている。同工場から軍港までは
厳戒態勢の中、特別のトラックで運搬される。1・8トンの輸送は過去最大の量。
輸送船の航路などは安全のため公表されないとみられる。
 フランスから1992年に日本の輸送船、あかつき丸がプルトニウムを輸送したときは
輸送ルートは極秘にされ、海上保安庁の巡視船が付き添い、米軍も監視した。また、
「日本はプルトニウムを持ち帰って核兵器を開発するつもり」との憶測も呼び、
航路周辺国からも激しい反対運動が起きた。

24:名無電力14001
09/02/27 00:47:40
URLリンク(www.gizmodo.jp)
ロシア原子力発電所は美女いっぱい! 肌も露わに美人コンテスト開催中(フォトギャラリー)

真剣にロシア語を勉強しようかと思います…

ロシアの原子力産業界(原子物理学生を含む)の女性だけが参加できる美人コンテスト
「Miss Atom」が今年も開催中ですよ。すでにオンライン投票の受付がスタートしており、
今年はまた例年にない盛り上がりようなんだとか。

いやぁ、本当もう皆さま、まるでプロのグラビア撮影ですかって勢いで、セクシー
極まりないエントリー写真の数々! こんなのネットでロシア語サイトなんぞ
検索して探そうもんなら、ウイルスサイトに感染しまくりそうですけど、
どうぞご安心くださいませ。

ギズモード読者の皆さまだけに、ここで大量出血サービスでございますよ。
米GIZMODO編集チームが、苦労に苦労して集めまくった、Miss Atom候補
美女の大量フォトギャラリーを、どうぞ続きにて、たっぷりとご堪能あれ。

25:名無電力14001
09/02/27 01:24:43
数ばかりあるが、ニュースらしいニュースは碌にないと。
どこらへんに新しく判った事実があるのかと。
海外のHLWについての動きは?中東の選択は?GNEPはどうなる?
そういったことに答えられず、「世界は脱原発!」なんていっちゃう輩を増やしたいのかね。
ついでに、Yahoo!ニュースには屑記事ばかりなんでテンプレからはずすよーに。

26:名無電力14001
09/02/27 02:07:46
>>25
自分でニュース捜してきて貼ればいいだけ。
別に原発に関係するニュースだったら、ここは2chだから誰が貼ってもOK。

27:名無電力14001
09/02/27 02:41:54
航路補償の協定締結/むつ・中間貯蔵
URLリンク(www.toonippo.co.jp)

 原発から出る使用済み核燃料をむつ市関根地区に建設中の中間貯蔵施設に海上輸送する際の
漁業補償(航路補償)交渉がまとまり、二十五日、むつ市内のホテルで、事業者側(東京電力、
日本原子力発電)と、地元六漁協(大畑町、関根浜、石持、野牛、岩屋、尻屋)が協定を締結
した。協定内容については「私契約である」として、双方とも公開しなかった。

 関係者の話によると、補償の合意額は六漁協総額で年二千五百万円。六漁協の配分は、専用
輸送船の航行によって直接、漁に影響が出る石持漁協と関根浜漁協に厚く配分される。航路設
定期間は二〇一〇年七月一日以降。事業者が航路を使用する間は、毎年補償金が支払われる。

 中間貯蔵施設は二棟建てる計画で、一棟の使用期間は最長五十年。

 調印式は、六漁協の各組合長、皷紀男(つづみ・のりお)東電副社長、頼敬(より・たかし)
日本原電常務、立会人として宮下順一郎むつ市長が出席した。六漁協でつくる「関根浜地区
関連漁協連絡協議会」の角本雄之会長(岩屋漁協組合長)は「今後長い付き合いとなる。互い
の信頼関係に基づき、将来にわたり共存関係を保っていくことを願う」と述べた。

 調印後の記者会見で皷副社長は「輸送業務を担う立場として、事業が着実に一歩進んだ」と
話した。また、漁業振興策の支援についても協議に応じる考えがあることを示唆した。

 協定書の内容について事業者側は「私契約であり、原発から出る温排水をめぐる漁業補償と
は異なる」として一切公開しなかった。

28:名無電力14001
09/02/27 10:57:34
オバマ米大統領:20年間係争のネバダ州の核廃棄場建設を認めず
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)

  オバマ米大統領は、20年間係争が 続き少なくとも90億ドル(約8900億円)の費用が掛かって
いたネバダ 州ユッカマウンテンでの核廃棄場建設計画を認めない方針だ。

  米エネルギー省のステファニー・ミュラー報道官は、オバマ大統領 もチュー・エネルギー長官
も「ユッカマウンテンの核廃棄場が選択肢ではないと強調してきた。この話は決着している」と強調
した。オバマ大統領が26日発表した予算案も「明らかにこの責務を反映している」(ミュ ラー報道官)。

  オバマ大統領の決断は、電力各社が新規の原子力発電所の建設を計画している中で、核廃棄物
をめぐる長期的な問題を先送りするものだ。

  これまでの計画では、全米の原子炉からの核廃棄物をラスベガスの南西160キロにあるユッカマ
ウンテンに運び、地下300メートルのトンネルに埋めることになっていた。貯蔵量は10万9000トン
が見込まれていた。

  米エネルギー省によると、放射性廃棄物は現在、39州120カ所に分散して埋められている。米国
内には現在、商業原子炉が104基稼働しているほか、26基の建設を求める17件の申請が米原子力規制
委員会(NRC)に提出されている。

  米最大の原発運営会社エクセロン(本社・シカゴ)、2位のエンタジー(同・ニューオーリンズ)
は原子炉の新設を申請している。業界団体、米原子力エネルギー協会の広報担当者、スティーブ・ケレ
ケス氏は、 オバマ大統領の決定によって原子炉新設の動きが縮小することはないと述べた。

29:名無電力14001
09/02/27 11:48:34
>>25
情弱に見える餌を与えて世論(2ch限定)を誘導するスレでそんな正論を吐くなよ。

30:名無電力14001
09/02/27 23:20:56
処分場建設計画を大幅縮小へ=使用済み核燃料で-米大統領
URLリンク(www.jiji.com)

 【ワシントン27日時事】オバマ米大統領は27日までに、ネバダ州ユッカ山地(ユッカマウンテン)
での使用済み核燃料処分施設建設計画を見直し、予算を大幅に縮小する方針を決めた。
議会に提出した2010財政年度(09年10月-10年9月)予算教書の概要で明らかにした。
 原子力発電の振興に努めたブッシュ前政権は同建設計画を積極的に推進。前政権最後の
09年度予算教書では設計などにかかる費用として4億9500万ドルの予算を要求していた。
 オバマ大統領は予算教書で、建設可否を判断する原子力規制委員会(NRC)の問い合わせに
対応するための費用しか認めない方針を表明。一方で、「核廃棄物処理の新たな戦略」を構築す
るとしている。4月に示す詳細な予算教書で具体的な予算額などを示す見通し。

31:名無電力14001
09/02/27 23:40:58
放水口の貝から放射性物質=柏崎刈羽原発、ごく微量-東電
URLリンク(www.jiji.com)

 東京電力は27日、柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市、刈羽村)の放水口に付着した
貝などから、ごく微量の放射性物質が見つかったと発表した。
 東電によると、同社は冷却水などに使われた海水を海に戻す放水口付近の貝類を定期的に
採取、分析しているが、27日午後の分析で、一部の試料から微量のコバルト60が見つかった。
 放射能濃度は1キロ当たり約1.3ベクレルで、1キロを経口摂取した場合に浴びる放射線量
は0.000004ミリシーベルト。法令による1年間の線量限度(1ミリシーベルト)に比べ、
極めて低いという。

32:名無電力14001
09/02/27 23:56:47
撤回求め、相次ぎ抗議 MOX燃料輸送了解 佐賀
URLリンク(www.saga-s.co.jp)

 佐賀県と東松浦郡玄海町がプルサーマルのウラン・プルトニウム混合酸化物燃料(MOX燃料)
輸送計画を事前了解したことを受け、計画に反対する市民団体は27日、相次いで抗議し、
了解の撤回を求めた。メンバーらは輸送段階で臨界事故を起こす可能性などを指摘。
国の安全審査は不十分とした上で「国が安全といえば丸のみするのか。県の主体的な判断はないのか」
などと厳しく批判した。

 了解から一夜明け、「プルサーマルと佐賀県の100年を考える会」や「県原発問題対策協議会」
などの市民団体が県庁を訪問、抗議文を県の担当幹部に手渡した。

 メンバーら約30人が抗議に臨んだ「考える会」は、2007年10月にあった国際シンポジウムで、
燃料が臨界に達する可能性があるという新たな問題が提起されたことを説明。その後、電力会社が
実施した再実験の詳細も国は把握しておらず、審査自体に問題があるとし「県は国に安全性をただす
責任があるはず」と批判した。

 県の担当者は「容器の安全性などについては責任を持つ国が確認しており、県としても安全は
確保されると判断した」との見解を繰り返した。3時間以上に及んだ抗議でも市民団体は「とても納得
できる回答ではない」とし、今後も抗議活動を続ける決意を示した。

 県と玄海町役場を訪れた地元の玄海原発対策協議会は「判断までに県民の声をどれほど聞いたのか」
「玄海を実験炉にするのか」など、国内初となる可能性が高いプルサーマルへの不安をぶつけた。

33:名無電力14001
09/02/28 11:42:48
MOX燃料輸送了解に住民団体反発「なぜ急いだ」
URLリンク(kyushu.yomiuri.co.jp)

 九州電力玄海原子力発電所(玄海町)3号機でのプルサーマル発電に使う
ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の輸送を県と玄海町が事前了解したことを受け、
計画に反対する複数の住民団体は27日、「県民に十分な説明もないまま、なぜ了解を急いだのか」
と一斉に反発の声を強めた。県側は「国が安全を確認したから」と繰り返し、議論はかみ合わなかった。

 正午、県庁1階の会議室では、県原発問題対策協議会(真鍋毅会長)と玄海原発対策住民会議
(藤浦晧会長)のメンバー計7人が、事前了解の撤回などを求める抗議・要求書を県に提出した。

 県側は馬場光彦・くらし環境本部副本部長と田代典久・原子力安全対策課長が応対。国から
安全審査終了の通知を受けて1時間半後に事前了解したことについて、「なぜ急いだのか」と問われ
ると「国の安全審査を通れば県も事前了解する方針を決めていた」と回答した。

 一方、「プルサーマルと佐賀県の100年を考える会」などのメンバー計約30人も午後1時に
県庁を訪問。「MOX燃料が輸送中に臨界事故を起こす可能性がある」などとして事前了解に
抗議する全国36団体の連名の要請書を提出した。

 「県として何を確認したのか」と問われた田代課長は、「輸送の安全確認に法的責任を持つ国が
安全を確認した。県は国や九電から説明を受けており、安全と判断した」との説明に終始した。

 MOX燃料の輸送経路などについても質問があったが、古川知事は26日、「丁寧な説明はやって
いくが、(核物質の防護上重要な)情報を公開する考えはない」との見解を示している。

34:名無電力14001
09/03/01 11:03:06
茨城・東海原発:解体撤去進む 廃棄物処理に時間と費用…課題山積
URLリンク(mainichi.jp)

 中部電力浜岡原発1、2号機(静岡県御前崎市)の廃炉が決まった。膨大な費用と時間がかかる廃炉
には、解体後の廃棄物処理など課題も多い。国内の商用原発で初めて解体撤去が進む日本原子力発電の
東海原発(茨城県東海村)の内部に入り、取材した。

■費用885億円

 運転停止から10年がたつ原子炉建屋は廃虚さながらの様相だった。内部は薄暗い仮設照明で、解体
を控えた高さ25メートル、直径6メートルの熱交換器が赤茶色のさびに覆われた姿で出迎えた。

 1966年に運転を開始した東海原発は、国内唯一の天然ウランを燃料とするガス冷却炉だった。
このため、部品の取り換え費用などが割高になり、「経済的理由」(日本原電)から98年に運転を
停止した。

 廃炉の工期は2001~17年度の予定で、総費用は885億円。解体費用は3割程度で、残りは廃
棄物などの処分費用になる。これまでに3年をかけて使用済み核燃料を取り出し、再処理のためイギリ
スに輸送したほか、発電用タービンなど大型機器を撤去した。現在は原子炉を囲むように4基ある熱交
換器周辺の撤去作業が行われている。将来は更地になるが、跡地利用は「発電所ができることもあるが
白紙状態」という。

35:名無電力14001
09/03/01 11:06:15
茨城・東海原発:解体撤去進む 廃棄物処理に時間と費用…課題山積
URLリンク(mainichi.jp)

■ノウハウを蓄積(>>34のつづき)

 国内初の解体のため、廃炉技術の蓄積と継承を強く意識し、日本原電主体で作業する。来年度から解
体に入る熱交換器本体はクレーンでつるし、九つに輪切りにして撤去。メンテナンスに携わった川崎重
工業のOB技術者などの協力の下、設計図を参照して組み立て時と逆の工程で解体する。

 現在、国内で稼働中のすべての原発は軽水炉だが、関根雅孝・東海事業所副所長は「ガス炉でも共通
する技術はある。これらを今後に生かしてもらうことはわれわれの使命だ」と語る。

 懸案は原子炉本体の解体だ。約10年間放置し、放射線量を減らして11年度から解体に入る予定。
しかし、放射線レベルの高い炉心の黒鉛材などの埋設処分先はまだ決まっていない。日本原電が国に提
出した計画では、処分先が決まらない限りは原子炉解体の工程に入れない。解体着手がずれ込む可能性
が出てきており、平橋剛・廃止措置室長は、工事計画の変更も検討していると明かす。

 原子炉本体の解体に伴う廃棄物に限らず、廃棄物処理は廃炉の大きなポイントだ。解体で出る廃棄物
は合計19万2400トン。うち約12%にあたる2万3500トンが放射性廃棄物として扱われるか
らだ。

 放射能レベルで3段階に区分されており、原子炉建屋などに使われたコンクリートや金属類など最も
レベルの低い1万3100トンは敷地内の地下約6メートルに埋設される予定。炭素鋼でできた原子炉
圧力容器や、コンクリート製の遮へい体は中程度に分類され8900トン。炉心の黒鉛材や制御棒は汚
染度が高く、1500トンある。黒鉛材だけでなく中程度の廃棄物も含めた約1万400トンは処分
地、方法とも具体化していない。

36:名無電力14001
09/03/01 11:11:14
茨城・東海原発:解体撤去進む 廃棄物処理に時間と費用…課題山積
URLリンク(mainichi.jp)

■リサイクルも(>>35のつづき)

 原発廃材の再利用も進められている。廃棄物の放射能が一般人の年間被ばく量の100分の1以下の
基準値をクリアすれば、通常の産業廃棄物と同様にリサイクルが認められている。

 東海原発での量は4万200トン。07年10月には、金属廃材を国の検査を経て村内の鋳造業者で
加工した後、近くにある最新鋭の実験施設「J-PARC」(大強度陽子加速器施設)に放射線遮へい
体として納入した。ベンチやテーブルにも姿を変え、PR用に日本原電の敷地内で使用されているが、
大部分の用途はまだ決まっていない。

 国はこれらの原発廃棄物のリサイクルについて「当面は原子力施設に限る」としている。リサイクル
がビジネスとして成立するには、一般の流通に乗せない限り難しい。日本原電は「安価で品質の高いも
のとして、公共的な場所で使ってもらえるようになるのはまだ先」だと打ち明ける。

37:名無電力14001
09/03/01 11:12:58
茨城・東海原発:解体撤去進む 廃棄物処理に時間と費用…課題山積
URLリンク(mainichi.jp)

◇「30年超」6年後には過半数(>>36のつづき)

 原発の寿命は当初、30年とされた。しかし、新設の難航により、補修計画を提出し国の評価を受け
れば、10年ずつ最長60年まで「延命」できると03年に規制変更された。30年以上運転している
原発は今年中に3基増え全国で計18基、15年には国内の過半数を占める。

 一方、延命の認可済みだった浜岡1、2号機が、耐震補強費がかさむという「経済的理由」で廃炉が
決まり、今年1月、運転をやめた。これに対し、運転40年を迎える来年に廃炉予定だった日本原電
敦賀1号機(福井県)について、原電は2月17日、「運転延長を検討」と発表。関西電力美浜1号機
(同)も「継続か廃炉かは今年11月までに決める」とするなど、老朽化をめぐる扱いは、電力会社で
分かれている。

 世界一原発が多い米国では104基中、運転40年を超える原発は1基もない。廃炉も難航すれば
日本は「老朽原発国」になりかねない。

38:名無電力14001
09/03/01 11:16:31
茨城・東海原発:解体撤去進む 廃棄物処理に時間と費用…課題山積
URLリンク(mainichi.jp)

◆運転開始から30年以上経過した運転中の原発

                  運転開始    出力(万キロワット)
日本原電・敦賀(1)  (福井県) 70年 3月   35・7
関西電力・美浜(1)  (福井県) 70年11月   34
東京電力・福島第1(1)(福島県) 71年 3月   46
関西電力・美浜(2)  (福井県) 72年 7月   50
中国電力・島根(1)  (島根県) 74年 3月   46
東京電力・福島第1(2)(福島県) 74年 7月   78・4
関西電力・高浜(1)  (福井県) 74年11月   82・6
九州電力・玄海(1)  (佐賀県) 75年10月   55・9
関西電力・高浜(2)  (福井県) 75年11月   82・6
東京電力・福島第1(3)(福島県) 76年 3月   78・4
関西電力・美浜(3)  (福井県) 76年12月   82・6
四国電力・伊方(1)  (愛媛県) 77年 9月   56・6
東京電力・福島第1(5)(福島県) 78年 4月   78・4
東京電力・福島第1(4)(福島県) 78年10月   78・4
日本原電・東海第2   (茨城県) 78年11月  110
 ※()数字は号機

39:名無電力14001
09/03/01 12:07:38
>>26
まず>>31は誰も必要とせんわな
>>30は重複
>>32-33は重複であり、相変わらず進展のない定例行事
内容にも触れておらず実にマスコミらしい記事
んで>>34-36の特集。>>25で気を吐いた後、こうもタイミングよく「世界は脱原発!」うんたらが来るとはね。

何か言う事は?

40:名無電力14001
09/03/01 12:23:37
もんじゅ:不具合は147機器 日本原研総点検、国などへ結果提出 /福井
URLリンク(mainichi.jp)

 高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)のナトリウム漏えい検出器の不具合で、日本原子力研究開発機構
は27日、147個の機器で不具合があったとする総点検結果を国や自治体へ提出した。

 点検したのは検出器や温度計など計4347個。施工ミスで昨年3月に誤警報を出した1次系接触式
検出器では、電極の曲がりや過挿入、緩みがあったものが252個中135個に上った。また同じ接触
式検出器で昨年9月に誤警報を出した2次系のものでは、溶接部の不良による絶縁低下が5個見つかっ
た。他の機器ではナトリウムを温めるヒーターを制御する温度計など7個に不具合があった。

 このうち、施工ミスのあった検出器や温度計142個はすべて交換、補修した。だが、溶接不良が見
つかった5個と同タイプの全数交換(91個)は、2月に完了予定だったにもかかわらず、まだ終えて
いない。機構は作業が5月までかかる見通しを示した。

 原子力安全・保安院が全数点検を指示したのは昨年4月。その後も誤警報が相次ぎ、作業は大幅に遅
れた。未公表の不具合が12件発覚する事態も起きたため、提出まで1年弱を要し、運転再開はこの間
2度延期された。

 監督責任を取って岡崎俊雄理事長と早瀬佑一敦賀本部長が2カ月、伊藤和元理事ともんじゅの向和夫
所長が1カ月給与の1割を返納。機構は伊藤理事と向所長を厳重注意した。

41:名無電力14001
09/03/01 12:29:03
県内原発:「国に的確な審査、強く求めていく」 知事、耐震活断層評価で /福井
URLリンク(mainichi.jp)

 県内原発の耐震安全性評価で、国が電力事業者に活断層の評価見直しを求めたことに対し、西川一誠
知事は27日の県議会で、「事業者の対応や国の審査が的確に行われるよう、国に強く求めていく」と
の考えを示した。

 野田富久議員(県民連合)の一般質問に答弁した。西川知事は「県の原子力安全専門委員会で、国や
事業者に説明を求める必要もある。県としても地質や地震動の専門家から意見を聴いて安全性を確認し
たい」と述べた。

42:名無電力14001
09/03/01 22:01:54
>>39
私的には全く問題なし。
推進側のニュースも読みたいから、39が貼ってくれると助かる。

43:名無電力14001
09/03/02 00:29:34
柏崎刈羽原発 起動には謙虚で慎重な判断を
URLリンク(mainichi.jp)

 新潟県中越沖地震から1年半がたつ。東京電力の柏崎刈羽原発は想定を超える揺れに見舞われ、
7基すべてが止まったままだ。

 このうち、もっとも被害が小さかった7号機を再び起動し、運転を再開する準備が進められている。
東電は原発を止めたままできる試験を終え、実際に動かして行う試験を開始する予定だ。

 その試験計画を、経済産業省の原子力安全・保安院と、内閣府の原子力安全委員会が了承した。
原発の安全性をダブルチェックする国の両組織が起動を認めたことになり、地元が了解すると試運転が始まる。

 保安院は検査官による点検や審議会の議論などを通じて、東電の評価を追認している。
安全委は東電と保安院の報告を吟味している。いずれも、自信を持って判断しているはずだ。

 とはいえ、それで市民の不安が払しょくできるとは限らない。地元では専門家をメンバーに加えた
県の技術委員会で議論が続いている。東電や国は最後まで謙虚な姿勢で対応し、疑問に答える必要がある。

44:名無電力14001
09/03/02 00:31:16
>>43のつづき

柏崎刈羽原発 起動には謙虚で慎重な判断を
URLリンク(mainichi.jp)

 安全確認の対象は大きく分けて二つある。まず、中越沖地震によって7号機の健全性を損なう影響
が出ていないか。もうひとつは、06年に改定された原発耐震指針に照らして、安全性が保たれてい
るかどうかだ。

 東電は目で見た点検、作動試験などを行い、安全上重要な機器は地震の影響を受けていないと判断
した。複数の設備を組み合わせて行う系統試験でも、問題なしと結論づけた。新指針への対応では、
音波探査による海底活断層の調査などを行った。耐震補強工事も実施し、発生する可能性のある大きな
地震にも耐えうると結論づけている。

 一方、こうした評価に疑問を呈する声もある。施設の健全性では、中越沖地震による被害が大き
かった1号機などをあわせて検討しなければ、7号機の安全性にあいまいさが残るとの指摘がある。
耐震性についても、断層を見逃しているとの主張がある。

 東電は起動試験を段階的に進める計画だ。安全を見極めながら慎重に進めるのは当然だ。一方で、
原発に100%の安全はないし、地震の揺れも100%予測はできない。そう考えると、少数意見にも
耳を傾け、できる限りの安全確保に努めることが欠かせない。

 地球温暖化防止の観点から、二酸化炭素をほとんど出さない原発には世界的に追い風が吹いている。
日本でも、柏崎刈羽原発の停止で、二酸化炭素の排出が増えたと指摘されている。

 確かに、二酸化炭素の排出抑制は大事だ。ただ、原発はひとたびトラブルが起きると、長期にわたって
停止せざるを得ない。それが中越沖地震の教訓でもあったはずであり、原発の再起動には慎重な判断が
欠かせない。

45:名無電力14001
09/03/02 07:59:56
玄海町に使用済み核燃料中間貯蔵施設計画
URLリンク(www.saga-s.co.jp)

 東松浦郡玄海町で原子力発電所から出る使用済み核燃料を保管する中間貯蔵施設の建設計画が
進んでいることが1日、分かった。適地を探している九州電力と同町で調整に入っており、使用
済み核燃料約1000トン(約1500体分)規模の建屋を整備、2010年代後半の操業を見
込む。新年度中には立地可能性調査に着手したい考えで、建設が決まれば、10年に操業を予定
する青森県むつ市に続き、国内2カ所目となる。

 玄海町の岸本英雄町長は佐賀新聞社の取材に対し「原発が立地する町としてプルサーマルと中
間貯蔵はセットと考えている。安全を確認しながら検討を進めたい」と語った。

 予定地は玄海原発に隣接する農地で、5-6ヘクタールを確保する。住宅地までは直線距離で
約400メートル離れている。

 貯蔵方式は金属製の容器に使用済み核燃料を入れる「乾式貯蔵方式」を採用予定。第1期分は
玄海、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)で出る約9年分に相当する約1000トンを保管できる
建屋を整備、将来的には3000トン規模まで増設も視野に入れる。

 貯蔵期間は事業者と地元の話し合いで決めるが、先行するむつ市が「最長50年」としてお
り、同程度か短くなる見込み。玄海以外の使用済み燃料を持ち込むかどうかも、今後の調整課題
となる。

46:名無電力14001
09/03/02 08:01:32
玄海町に使用済み核燃料中間貯蔵施設計画(>>45のつづき)
URLリンク(www.saga-s.co.jp)

 現在、玄海原発の使用済み核燃料は青森県6ケ所村などに年120体(一体は600-700
キログラム)ほどを搬送。それとは別に4基の原発ごとに整備している貯蔵プールで1682体
を保管。九電はプール貯蔵量(4基合計3278体)を増やす「リラッキング」も検討している
が、操業が遅れている6ケ所村の再処理工場への搬出が計画通り進まなければ、4年弱で満杯と
なる。

 建設には事業者が立地可能性調査を実施し、地元自治体と県に説明。知事の了解が得られれ
ば、原子炉等規制法に基づき事業許可申請を国に提出する。むつ市の場合は、調査から事業許可
申請まで約6年半かかっており、現在も安全審査が続いている。

 原発4基が立地する玄海町は、電源立地関係交付金などの恩恵を受けており、地方では珍しい
地方交付税を受けない不交付団体。ただ、一般財源の約35%を占める原発関係の固定資産税は
本年度、20億円程度を見込むが、年々減り続けており、同施設が建設されれば税収増や新たな
交付金などのメリットがある。

 岸本町長は中間貯蔵施設について「核燃料サイクルを進める上では不可欠な施設」と指摘。プ
ルサーマルのMOX燃料輸送の事前了解を終え「使用済み核燃料の行き先として、中間貯蔵施設
を真剣に論議しなければならない時期にきた」とも語った。同町長は07年6月に本社の取材に
対し「プルサーマルと中間貯蔵をセットで考えている」と話していた。


47:名無電力14001
09/03/02 22:01:29
使用済み核燃料の海上輸送 電力3社、数日内に仏を出航
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

 中部電力と四国電力、九州電力は2日、原子力発電所の使用済み核燃料を加工したウラン・
プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を近くフランスから日本に海上輸送すると発表した。
数日以内に出発し、約2カ月間かけ各社の原発まで運ぶ。今秋にもMOX燃料を使った発電を始める。

 海上輸送は2隻の輸送船にMOX燃料を積み込む。テロを防ぐため、港の場所や輸送ルート、
日本の到着時期は仏の領海を離れてから公表する。

 電力各社は核燃料を有効利用するため、MOX燃料を既存原発で使う「プルサーマル計画」を進める。
MOX燃料の海上輸送は1999年の東京電力と関西電力、2001年の東電に続き3回目だが、いずれも
トラブルなどで計画を延期し、実現には至っていない。

48:名無電力14001
09/03/02 22:09:06
仏、大量核燃料を日本へ
URLリンク(japanese.cri.cn)

 フランスの原子力大手企業、アレヴァ社の報道官は1日、「大量の加工済みの核燃料を日本に運ぶ
ことを計画している」と明らかにしました。これについて、環境保護主義者は、「史上最大規模で
放射性物質・プルトニウムの輸送だ」とした上で、「輸送途中テロ攻撃を受ける恐れがあり、核拡散
のリスクが高い」と指摘しました。

 アレヴァ社の報道官は、フランスの北部にあるラ・アーグで、「混合酸化燃料を積み込み、日本に
輸送することにしている」と述べたものの、その規模と出発スケジュールについては触れませんでした。

 混合酸化燃料にはプルトニウムと加工済みのウランが含まれています。日本は初めてこれを発電に
使い、中部電力の軽水炉に使用することにしています。

 今回の輸送について、環境保護団体のグリーンピースはウェブサイトで、「安全性が低く、信用で
きない。必要のないものだ」とした上で、「8年来ぶりに日本に運ばれるもので、そのプルトニウムの
量は史上最大である。輸送船がテロリストの襲撃を受ける恐れがあり、核兵器拡散のリスクが高まる」
と指摘しました。

49:名無電力14001
09/03/04 01:36:25
>>42
重症だ。「原発の寿命は30年」などと口にしてもおかしくない。

50:名無電力14001
09/03/05 04:50:02
「未臨界」の原子炉 京大が開発、実験スタート
URLリンク(www.asahi.com)

 「臨界」にならない安全な状態で原子炉を使い、核燃料を作りながら発電するシステムを、
京都大原子炉実験所(大阪府熊取町)が開発し、4日から実験を始めた。
原子炉の外から核分裂に必要な中性子を注入して運転する。

 今回のシステムは、原子炉が「未臨界」なのが特徴。中性子投入で使う電力を少なくし、
経済性も向上した。埋蔵量が多く、核兵器へ転用されにくいとされるトリウムを原料に核燃料を作ったり、
高レベルの放射性廃棄物を、より危険性が少ない物質に変換したりすることも可能だ。

 一般的な原子炉は、核分裂で発生した中性子が次の核分裂を引き起こして連鎖反応する
「臨界」状態にして運転する。このため、暴走すると重大な事故につながる危険もある。

51:名無電力14001
09/03/05 10:02:33
フランス、中国、日本......世界各国のタブーを暴いた劇映画続々
URLリンク(www.cyzo.com)

 日本においてマスコミタブーのひとつとなっているのが、"原発問題"。電力会社や原発に
からむ大手電機メーカーなどがテレビの有力スポンサーであることから、犠牲者を出した
"東海村JOC臨界事故"級の大事故にならない限りニュース番組で取り上げられることは非常
に少ない。ポレポレ東中野で現在ロングラン上映中の『へばの』は、今年から本格稼働を
開始する青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場で働く人々を主人公にしている。再処理工場
で働く若い男性が勤務中にささいな事故から内部被爆してしまい、結婚の約束をしていた
恋人との間に亀裂が生じるという悲しいラブストーリーだ。

 青森弁で「じゃあね」という意味のタイトル『へばの』を自主製作したのは、青森県出身
の木村文洋という29歳の新人監督。六ヶ所村の関係者に取材した上で、再処理工場近辺で
ゲリラ的に撮影を進め、この問題作を完成させている。「タブーであることを意識して撮っ
た作品ではありません。ただ、自分が生きている現代とは一体どんな時代なのかを、映画
を撮ることで明らかにしてみたかったんです」と木村監督は語っている。

52:名無電力14001
09/03/05 10:56:37
柏崎刈羽原発でぼや=停止中の1号機建屋内-東電
URLリンク(www.jiji.com)

 東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市、刈羽村)は5日、新潟県中越沖地震の
影響で点検、停止中の1号機原子炉建屋で、原子炉隔離時冷却系ポンプ室から煙が出たと
発表した。同日午前9時前に火災報知器が作動し、協力企業作業員が消火作業を行い、
鎮火に向かっているという。
 東電によると、1人が病院に搬送された。外部への放射能による影響はないという。(2009/03/05-10:38)

53:名無電力14001
09/03/05 14:29:04
敦賀1号機 配電盤から煙
URLリンク(mytown.asahi.com)

4日午前7時半すぎ、日本原子力発電の敦賀原発1号機タービン建屋2階の放射線管理区域で、
配電盤から煙が上がっているのを作業員が見つけ、119番通報した。作業員が設備の電源を
切ったところ、煙は収まったという。けが人はなく、外部への放射能の影響もないという。
1号機は昨年11月から定期検査中に入っていた。

54:名無電力14001
09/03/05 22:04:25
中電が上関町に2億円の寄付 '09/3/6
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)

 山口県上関町は5日、町内で原発建設計画を進めている中国電力から2億円の寄付を受け、
9日開会の町議会定例会に提案する本年度一般会計補正予算案に盛り込んだことを明らかにした。
中電からの寄付金は07年の3億円、08年の5億円に続き3度目で計10億円となった。

 2億円は昨年12月に寄付された。これまでの寄付金と同じく一般財源に盛り込んだ上で剰余金を
「町ささえあい基金」に積み立て、お年寄りらのバス運賃補助や児童の医療費無料化などに充てる。
中電上関調査事務所は「原発を立地する町との共存共栄のため」と説明している。

55:名無電力14001
09/03/07 06:34:49
上関原発反対で全国初会合 '09/3/7
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)

 原水禁山口県民会議など3団体は6日、「上関原発建設計画に反対する全国活動者会議」の
初会合を柳井市内で開いた。中電が同県上関町で進める計画の白紙撤回に向け、全国的な署名
活動の展開などを申し合わせた。

 「原発いらん!山口ネットワーク」「原発はごめんだヒロシマ市民の会」など中国、九州地方
を中心に24団体の約40人が参加。「上関町民の会」の山戸貞夫事務局長が、予定地近くの
希少生物生息や住民合意の不十分さを指摘し「原発を絶対につくらせてはならない」と協力を求めた。

 中電は、今春の敷地造成着工と、本年度内の国への原子炉設置許可申請を目指している。
会合では、許可申請後に全国で集めた署名を国に提出▽10月に全国集会を開催▽現地で発掘が
進む田ノ浦遺跡の厳正な評価を県教委に要望―などの活動計画を申し合わせた。

56:名無電力14001
09/03/07 15:23:22
柏崎刈羽原発:1号機火災 市消防本部が改善命令 7号機も事実上起動不可に /新潟
URLリンク(mainichi.jp)

 東京電力柏崎刈羽原発1号機の原子炉建屋で5日起きた火災を受け、柏崎市消防本部は6日、
東電に対し、消防法に基づき同原発7基すべてで火気や危険物を扱う作業を禁じ、防火体制の
改善を求める命令書を出した。先月、緊急使用停止命令が解除された7号機について、同本部
は「原子炉の起動を妨げるものではない」とするが、東電は「道義的に起動できる状況ではな
い」として事実上、今回の命令が解除されるまで起動できない状況になったことを示唆した。

 現在、1~6号機で行われる溶接や部品洗浄など、中越沖地震後の点検、復旧作業の大半が
できなくなる。東電は今後、火災の原因と再発防止策の報告に加え、命令解除に向けた改善計
画書の提出を迫られる。

 東電のこれまでの報告では相次いだ火災の大半が、下請け企業の作業員が起こしたとされて
おり、消防は東電の防火管理が下請けまで浸透する体制かどうかを確認する方針だ。

 一方、経済産業省原子力安全・保安院は6日、原子炉等規制法に基づき同原発を立ち入り検
査した。検査後、保安院の白石暢彦・火災対策室長は、出火した危険物保管庫内で「可燃性ガ
スがたまっていた可能性は十分ある」と話した。消防や東電はこうしたガスに静電気などで着
火したとの見方を強めている。

57:名無電力14001
09/03/07 18:11:48
ネバダの処分場計画の中止示唆 使用済み核燃料で米長官
URLリンク(www.47news.jp)

 米ネバダ州のユッカ山地で計画されている使用済み核燃料の地下処分場について、
チュー・エネルギー長官が計画を中止する意向を示したことが7日までに分かった。

 AP通信によると、5日に開かれた上院エネルギー委員会の公聴会で「ユッカ山地で何が問題なのか」
と共和党議員に聞かれ、チュー長官は「もっとよい(処分)方法がある」と返答。さらに「オバマ大統領
もあなたと同様、ユッカは選択肢にはないと考えているのか」との問いに「そうだ」と答えた。

 オバマ政権は2月に発表した予算教書で、最終処分場計画について原子力規制委員会(NRC)で
進められている審査に対応する費用以外は計上しない方針を示した。

 チュー長官はユッカマウンテンに代わる長期的な処分計画は検討中だとし、それまで一時的に原発
敷地内で安全に保管できるとした。

58:名無電力14001
09/03/07 22:02:13
プルサーマル導入目標めぐり電事連の説明迷走
URLリンク(www.toonippo.co.jp)

 六ケ所再処理工場回収分のプルトニウム利用計画について、電気事業連合会が六日、県庁内
での会見で内容をいったん説明したにもかかわらず、約一時間後に再び同じテーマで会見を開
く一幕があった。

 利用計画から「2010年度までに16~18基」とするプルサーマル導入目標を削除する
ことについて、最初に会見した中山隆志・広報部副部長は「(18基が)うそになってしまう
ので」と説明したが、二度目の会見に現れた田沼進・原子燃料サイクル事業推進本部部長は
「10年度までに16~18基を目指す気持ちに変わりはない」と強調。電事連の担当者間で
内容に微妙な食い違いが出た。

 さらに目標を削除した理由について、田沼部長は「どうして外したのかな…」と当事者らし
からぬ発言もするなど、説明は迷走。会見内容が二転三転することに、報道陣から非難の声が
上がった。

59:名無電力14001
09/03/07 22:36:01
運転再開、あなたは賛成?反対? 新潟
URLリンク(www.niigata-nippo.co.jp)

 反原発地元三団体などでつくる「原発からいのちとふるさとを守る県民の会」は7日、
中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発の運転再開問題について、シールを使って
市民に賛否を問う投票を新潟市中央区の古町十字路で行った。

 同原発の安全性を議論している県「原発の安全管理に関する技術委員会」が8日に開か
れることや、泉田裕彦知事、会田洋柏崎市長、品田宏夫刈羽村長が運転再開の是非を話し
合う三者会談が11日に控えているため、同県民の会として事前に市民の意見を聞くことに
した。

 街頭では、「賛成」「反対」「わからない」に分けたボードに、市民がシールを張って
いった。「反対」に投じた燕市の男子大学生(19)は「放射性物質の身体への影響など不安
がある」と語った。「賛成」とした新潟市中央区の無職男性(60)は「これからのエネル
ギーを考えれば原発は必要」と話した。

 投票は約2時間実施。同会によると、計525のシールが張られ、
「反対」371、「賛成」44、「わからない」110だった。


柏崎刈羽原発 新潟県民アンケート 7割近くが運転再開賛成
URLリンク(www.business-i.jp)

60:yt ◆AEy.67X7IM
09/03/08 00:54:42
結局、原子力施設の前でかれこれという主張がなされました、というニュースしかマスコミは出せないんだよなあ。
>>42
まだいるんだったら、
URLリンク(www.jaero.or.jp)
これでも見てみたら。
>>59みたいに政治的でなく実務的なんでいろいろと面白いんじゃない。

61:名無電力14001
09/03/08 17:02:54
原発、さらに高リスクな発電、プルサーマルに手を染めた。
URLリンク(www.local.co.jp)

 九州電力、四国電力、中部電力の3社が原発に導入するプルサーマル発電用のMOX燃料(プルトニウムと
ウランの混合酸化物)が3月6日(日本時間)、フランスを出航した。到着まで2カ月程度かかる見込みだ。

 順調にいけば、玄海3号機(九州)が今夏、伊方3号機(四国)が来冬、浜岡4号機(中部)が来夏、プル
サーマルに向けて燃料を交換し、玄海原発3号機(加圧水型軽水炉、定格出力118万キロワット、佐賀県
玄海町)は、10月下旬にMOX燃料を使った試運転を始め、11月中旬に国内初の稼動をはじめる予定だ。

 しかし、もともと熱中性子を目的として作られた軽水炉原発でプルトニウムを燃焼させるのは危険なのは
もとより、MOXとして使用された「使用済み燃料」は燃焼度が高いため、冷却に通常の核燃料の10倍もの
年数を必要とする他、さらに厄介な核廃棄物を作り出すので、「無限の核廃棄物製造機」とも揶揄されている。

安全上の問題点

 ウラン燃料集合体だけで運転する軽水炉の中でできるプルトニウムは、均質に燃えているので比較的安定す
るが、プルサーマルでは、MOX燃料集合体が、燃えやすい、燃えにくいと、ばらつきが出て不安定になりや
すい性質をもっているので、平均的な情報で制御しているウラン集合体だけの原子炉にない、安全上の問題が
生じる。
 ばらつきを減らすために、燃料集合体の外側にはプルトニウムが少なく、内側に多くするような複雑な成分
分布になっていることから、炉心管理が難しい。

健康上のリスク

 MOX燃料を使用すると、公衆に対するリスクが大幅に増大する研究報告が米国原子力規制委員会から出さ
れている。
 炉心の4分の1にMOX燃料を装荷した場合、ウランだけの炉心の場合と比べ、重大事故から生じる潜在的
ガン死は、42~122%、急性死は10~98%高くなる。
 炉心全部をMOX燃料にした場合、潜在ガン死の数は、161~386%、急性死の数は、60~480%
高くなる。

62:名無電力14001
09/03/08 19:31:51
>61
>Hight Quality Web Journal 

自分で言うか?って感じだね(苦笑)

ニュースソースは厳選しろよ。
何でも貼ればいいってモンではない

63:名無電力14001
09/03/09 14:30:57
原発再開問題で説明会始まる
URLリンク(www.niigata-nippo.co.jp)

 中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発7号機の運転再開問題で、柏崎市と経済産業省原子力安全・
保安院は7日、同市の田尻コミュニティセンターを皮切りに市民説明会を始めた。同原発で5日に地震後
8件目となる火災が発生したばかりとあって、参加者からは「火災が繰り返され、非常に心配だ」などの
声が上がった。

 約30人を前に会田洋市長は「市消防本部から東電に火気作業の禁止と改善を指示しており、再発防止を
徹底させる」と述べた。保安院からは加藤重治審議官らが出席し、7号機の健全性や安全性について総括
的な説明をした。

 この後、市と保安院による質疑応答があり、市側が、中越沖地震の震源断層とされる「F―B断層」の
北方域の活断層評価など、県技術委員会で論点となっている4項目について保安院にただした。保安院の
担当者は、音波探査のデータなどを示し「存在を指摘する専門家の論文などさまざまな角度から検討した
が、存在しないと判断した」と答えた。

 会場からは「安全だと言われても火災が相次ぎ安心できない。保安院もしっかり監督してほしい」など
の意見が出た。

64:名無電力14001
09/03/09 15:30:37
米の原発ごみ処分場、断念の可能性 オバマ政権予算縮小
URLリンク(www.asahi.com)

 米ネバダ州ヤッカマウンテンの高レベル放射性廃棄物最終処分場計画が、オバマ政権で事業断念に追い込ま
れる可能性が出てきた。10年度の予算は最小限にとどめられ、議会にも反対が強まっている。フィンランド
に次いで具体化した世界2番目の最終処分場計画は、大きく後退しそうだ。

 この処分場には、全米104基の原発から出る使用済み核燃料や、核兵器関連の高レベル放射性廃棄物の計
7万トンが搬入、埋設されることになっている。計画は80年代からあったが、地元ネバダ州の反対などのた
め、やっと昨年6月、ブッシュ前政権のエネルギー省(DOE)が20年ごろの事業開始を目指して事業許可
を申請。原子力規制委員会(NRC)が審査している。

 しかし、オバマ大統領は選挙期間中から処分場の安全性に疑問を投げかけ、事業に反対してきた。2月26
日発表の10年度予算教書でDOEの関連予算を「NRCからの問い合わせに答えるための経費にまで縮小す
る」と明記した。地元ネバダ州選出のリード民主党上院院内総務も強く反対している。4日付ワシントン・ポ
ストは「最終処分場を巡る長年の議論は、オバマ政権で終止符が打たれるかも知れない」と報じた。

65:名無電力14001
09/03/09 17:55:48
東海第2原発で作業員が転落死
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

 9日午前10時35分ごろ、日本原子力発電の東海第2原発(茨城県東海村)の
廃棄物処理建屋で、下請け会社の機械工、菅井敏博さん(58)=茨城県ひたちなか
市磯崎町=が、高さ約9メートルのタンクの上から転落し、死亡した。
 日本原電によると、タンクは樹脂を貯蔵し、円筒形で直径約5メートル。菅井さんは9日
午前9時ごろから、ほか3人と上から内部を点検していた。約30センチ離れた隣のタンクに
移動する際に転落したという。タンクの間には、幅約50センチの渡り板が設置されていた。
 ひたちなか西署はほかの作業員らから事情を聴き、菅井さんが転落した原因を調べている。

66:名無電力14001
09/03/09 19:42:08
MOX燃料輸送に抗議 市民団体、県に申し入れ  佐賀
URLリンク(www.saga-s.co.jp)

 佐賀県内の労働組合などでつくる「自主・平和・民主のための広範な国民連合佐賀」は9日、県に対し、
玄海原子力発電所のプルサーマルで使用するウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料輸送に
抗議する申し入れ書を提出した。

 同会の高野玄太代表世話人らが県庁を訪問。MOX燃料輸送について、臨界事故の危険性や県民の
不安などを訴え、「輸送了解に抗議し、いったんプルサーマル政策を中止するよう要請する」と申し入れた。
また、使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設についても了解しないよう求めた。

 対応した県原子力安全対策課の田代典久課長は「プルサーマルを了解した際は慎重に論議した上で、
安全が確保されると判断した。燃料輸送は国が安全性を確認している」と従来の説明を繰り返した。

67:名無電力14001
09/03/11 10:49:16
チェルノブイリ原発事故でゴーストタウンになった街「プリピャチ」の姿
URLリンク(labaq.com)

68:名無電力14001
09/03/11 11:17:42
六ケ所村の核燃再処理工場:廃液漏れ クレーン動作不良で洗浄作業中断 /青森
URLリンク(mainichi.jp)

 日本原然(六ケ所村)の使用済み核燃料再処理工場の建屋で高レベル放射性廃液が漏れた問題で、
原燃は10日、洗浄作業用などのクレーン2種類に動作不良があり、作業を中断したと発表した。

 原然によると、不具合があったクレーンは、固化セル(コンクリートで囲んだ部屋)内に監視カ
メラを取り付けるものと、同セル内の洗浄装置を動かすためのもので、監視カメラ用は4日午後7
時ごろ、電源ケーブルを調整する滑車の摩擦板が摩耗して動作不良を起こした。洗浄作業用は7日
午後10時ごろ、電源ケーブルのレールのストッパーが作動しなくなった。

69:名無電力14001
09/03/11 11:32:40
日本に向け狂気のプルトニウム(MOX燃料)海上輸送始まる
URLリンク(www.news.janjan.jp)

 MOX燃料の輸送距離は約10,000km。ヨーロッパから日本にいたるまでの航路上の沿岸諸国にも安全
性の問題を投げかけている。フランス出発直後に発表された今回の輸送ルートは喜望峰を回り、豪州とニュー
ジーランド間のタスマン海峡を通りマイクロネシアを北上する。過去の輸送では、輸送船が通過する海に面す
るヨーロッパ諸国、南アフリカ、豪州、ニュージーランド、マイクロネシアなどの国々の政府や労働組合、市
民団体が領海通過や経済水域へ入域に反対する運動を起こした。

 沿岸諸国の懸念は、核分裂性物質からなるMOX燃料は、容器の落下による損傷や水没、船の火災などで臨
界(核分裂連鎖反応の継続)が起こる可能性があることだ。そうでなくても、船の沈没や座礁、衝突事故等で
核物質が散らばると公衆衛生と環境に対し重大な脅威となる。MOX燃料を輸送するのに用いられる容器が、
大事故やテロ攻撃に耐えるのに十分強くないことを示す多くの証拠もあるとグリーンピースは指摘する。1つ
の例として火事に対して2、3時間テストされただけで安全としているが、船の火事は非常に長時間にわたる
ものが少なくないという。

 MOX燃料輸送の安全措置に関わる日本の所轄官庁は国土交通省だが、輸送ルート沿いの国々との緊急事態
時の協議や対応計画などは全くなく、事故が起きた場合の保証や賠償体制もない。一方的に安全と言い張るば
かりだと言う。こうしたことから、MOX燃料海上輸送の安全性は確保されているとは言い難く、日本はもと
よりルート沿いの国々の不安と不信感は強い。

 現在、日本は英仏で再処理した約38トンのプルトニウムを持っている。日本でプルサーマルが本格的に始
まればこのプルトニウムを、さらにお金を出してMOXに加工し、日本への輸送を始めるとなると全体で20
回以上の海上輸送が必要となる。毎年2回輸送したとして10年間にわたって、輸送ルート沿いの国々を危険
にさらすことになり、批難の嵐がわき起こることが予想され、現実的といえないのはだれの目にも明らかだろ
う。

70:名無電力14001
09/03/11 13:21:31
再処理工場で洗浄作業中クレーンにトラブル 再開見通し立たず
URLリンク(www.mutusinpou.co.jp)

 六ケ所再処理工場のガラス溶融炉で発生したトラブルに絡み日本原燃は10日、ガラス固化体を
製造する室内(固化セル)の洗浄作業中、クレーンが動作不良を起こしたことから洗浄作業を中断
したと発表した。部品の交換や修理方法の検討を要するため、今のところ再開時期の見通しが立っ
ていないという。
 トラブルが生じたのは、固化セル隣接の「クレーン保守室」にある給電装置の部品(摩擦板)と、
クレーンが保守室と個化セルの間を移動するためのガイドレール。
 摩擦板は直径約20センチの樹脂製で、給電ケーブルの滑車の回転に伴い摩耗した。また、ガイ
ドレールは長さ約1メートルの炭素鋼製。固化セルとクレーン保守室を仕切る遮へい扉の動作に合
わせて開閉するが、十分に閉まらず、異常を知らせる信号が出たという。
 日本原燃は、ガラス溶融炉にたまった白金属元素を押し流す作業を再開するため、2月中旬から
固化セル内を洗浄していた。ガイドレールに不具合が生じた7日に洗浄を中断、9日にクレーンの
復旧を優先する作業方針を決めた。
 今回のトラブルが今年5月に見込むガラス溶融炉の復旧時期に影響するかどうかは不明という。

71:名無電力14001
09/03/11 18:04:30
保安院:原発の安全性審議から利害関係者外す 4月から
URLリンク(mainichi.jp)

 経済産業省原子力安全・保安院は9日、原子力発電所の安全性などを判断する
審議会委員から利害関係者を外すと発表した。規制機関として中立性を確保する
のが狙いで、4月1日から実施する。今後、現職委員や新たに要請予定の委員か
ら利害関係について自己申告を受け、委嘱の可否を判断する。

 保安院によると、特定の原発に対して委託事業や共同研究などでかかわりがあ
る専門家をその原発について審議する委員や臨時委員に委嘱しない。

 また、利害関係者の意見を聞く必要がある場合には、議決権のない「専門委員」
に委嘱する。

72:名無電力14001
09/03/13 16:26:08
柏崎刈羽原発:運転再開問題 「市民は再開容認多い?」 市長が言及 /新潟
URLリンク(mainichi.jp)

 柏崎市の会田洋市長は12日の記者会見で、東京電力柏崎刈羽原発7号機の運転再開問題に
関する市民の受け止め方について「再開が『望ましい』『やむを得ない』というのが多いので
はないか」との認識を示した。

 7号機の安全性をテーマにした市民説明会は今月7~10日、経済産業省原子力安全・保安院
と共同で開き、6会場で延べ約300人が参加した。参加者へのアンケートでは、8割が説明
内容を「分かった」と回答したという。

 また、11日の泉田裕彦知事、品田宏夫刈羽村長との3者会談で、7号機の運転再開の判断より
防火体制の改善を優先するとの方針が示されたことについては「まずはこの問題をきちんとやる
べきだ」と強調。市消防本部による改善命令の解除や、運転再開への道筋は「知事はこの(火災)
問題に執着している。極めて流動的というのが率直なところ」と述べた。

 一方、同原発の高橋明男所長も同日、会見し、中越沖地震後の点検・復旧作業中に8件もの火災
が相次いだことについて「心配を掛けて、おわび申し上げる」と陳謝。しかし、7号機運転再開の
了解を地元自治体に求めていることについては「判断を待っている」と述べ、別問題との認識を示した。

73:名無電力14001
09/03/15 12:35:49
だから原発ごみ最終処分場を誘致したい 福島・楢葉町長
URLリンク(www.asahi.com)

 福島県楢葉町の草野孝町長が、原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場誘致を
検討する意向を示した。楢葉町を含む東京電力の原発が立地する4町は1月、
福島第一原発3号機(大熊町)でのプルサーマル導入を求めたばかり。
財政が豊かな町がなぜ今、誘致を考えるのか。複数回にわたって朝日新聞記者の
取材に応じた町長との主なやりとりは以下の通り。(以下略)

74:名無電力14001
09/03/17 23:25:06
 新潟大の立石雅昭教授(地質学)らのグループは17日、東京電力柏崎刈羽原発から約2キロ東側の陸地に
これまで指摘されていない活断層がある可能性があるとする調査結果を発表した。立石教授は「東電と国の
調査は不十分だ」として再調査の必要性を訴えた。

 立石教授は中越沖地震で被災した同原発の安全性を検討している県「原発の安全管理に関する技術委員会」
の委員。同委は18日に「同原発7号機の起動の安全性に問題はない」との国評価を支持する内容の取りまと
め案を議論することにしており、立石教授らの発表は波紋を呼びそうだ。

 17日に県庁で記者会見した立石教授によると、グループは今年1―2月にかけ、西山丘陵と柏崎平野の境
界がある刈羽村内の2カ所で独自にボーリング調査を実施。

 その結果、「阿多鳥浜テフラ」と呼ばれる火山灰層が標高ゼロメートルの地点から深さ約24メートルと深
い地点で見つかり、東電が近くの丘陵側で行った調査で確認した同じ火山灰層の深さと比べ、20メートル以
上の落差があった。

 県技術委の「地震・地質」小委員会でこの場所の調査を求めてきた立石教授は「東電がやらないので独自
に調査した」と説明。「一般的に丘陵と平野との境には断層が推定される。近隣でこれだけの落差が出る原
因は、地下に断層がある以外には考えにくい」とした。

 さらに、県技術委の取りまとめ作業について、「まだ評価に疑問がある段階で取りまとめを行うのは余り
にも性急。新たな知見を真摯(しんし)に議論してもらいたい」と主張した。

 これに対し、東電は「指摘された地域に活断層がないことは、国の審議でも妥当とされた」として、再調
査の実施を否定した。

新たな活断層の可能性を示唆
URLリンク(www.niigata-nippo.co.jp)

75:名無電力14001
09/03/18 19:30:52
チェルノブイリの汚染地域、昆虫の生息は依然少なく=調査
URLリンク(www.excite.co.jp)

 フランス国立科学研究センターの研究者らは18日、1986年のチェルノブイリ原発事故で
放射能汚染された地域に生息する昆虫などの数が、事故から20年以上経った現在も、
他の地域よりも少ないという研究結果を発表した。

 それによると、汚染地域ではハチ、チョウ、クモ、バッタなどの無脊椎(せきつい)動物の
生息数が他の地域より少なく、1平方メートル当たり100個体が確認できた地域もあれば、
平均1個体以下という地域もあったという。

 また、原発付近に生息する昆虫には、変色や成長不良を含む奇形も、
通常より多く確認されたという。

 旧ソ連のウクライナにある同原発の汚染地域については、
生息する動物の数が回復していると指摘する調査もある。

76:名無電力14001
09/03/18 19:36:27
柏崎刈原発の運転再開で あの専門家が「耐震偽装」と指摘
URLリンク(news.nifty.com)

 07年7月の新潟県中越沖地震で建物や一部の機器に被害が出て以来、稼働していなかった
東京電力の柏崎刈羽原発7号機の試運転を、国が2月に認めた。
 だが、30年以上前に東海地震説を唱えた地震学者の石橋克彦・神戸大学名誉教授はこう首をひねる。

「いまのまま営業運転を認めることは、政府・東電主導による『耐震偽装』といっても過言ではない」
 石橋氏は現在、新潟県の原子力発電所の安全管理に関する技術委員会「地震・地質」小委員会メンバーだ。

 石橋氏によれば、東電が想定する地震の評価は著しく過小なのだという。
「経済産業省原子力安全・保安院は昨年11月、東電の想定を妥当と判断。
翌月、内閣府の原子力安全委員会もその判断を了承しました。
しかし、両者とも東電の言い分を厳格に審査したと思えません」

 たとえば、東電は原発沖の海底にある長さ36キロの「F-B断層」によって起こる
マグニチュード(M)7・0の地震が原発にいちばん影響を与えるとしているが、地質学者の間では、
海底に「佐渡海盆東縁断層」という別の活断層があると推定されている。
この断層は全長約60キロもあり、M7・5前後の地震を起こすとみられているが、
東電側は「我々が行った海上音波探査では、その断層は確認できていない」(広報部)と存在自体を否定している。

 さらに、想定を超える揺れでいったん止まった原発が、再び大地震に襲われたときに確実に
緊急停止するのか、という不安もある。
 石橋氏の所属とは別の小委員会は、住民に安心感を与える策として、7号機を起動させた後、
緊急停止の実験をすべきだと提案したが、東電側は「技術的に必要ない」との考えを崩さない。
石橋氏はこう危惧する。
「音波探査は海底下数キロまでしか詳細がつかめず、海底活断層の確認方法としてはけっして万能ではありません。
緊急停止実験も、単なる技術的な問題として片付けず、住民感情も考慮して検討すべきなのです」

 地震国日本で、これだけの揺れを受けた原発を再び動かす例は、過去にない。

77:名無電力14001
09/03/18 19:40:15
志賀原発運転差し止め棄却、高裁が逆転判決
URLリンク(www.ntv.co.jp)

石川・志賀町にある「北陸電力」の志賀原子力発電所2号機をめぐり、
地元住民らが運転の差し止めを求めた裁判の控訴審で、
名古屋高裁金沢支部は18日、一審判決を破棄し、運転を認める逆転判決を言い渡した。

この裁判は、志賀原発周辺の住民ら128人が志賀原発2号機の運転を止めるよう求めてきたもの。
一審の金沢地裁は「国の耐震指針に問題がある」として、全国で初めて原発の運転停止を命じたが、
北陸電力が控訴していた。

名古屋高裁金沢支部・渡辺修明裁判長は18日、国の新たな耐震指針に基づく志賀原発2号機の
安全性について「活断層の評価や直下型地震の規模の想定が妥当」として、北陸電力の主張を
全面的に認めた。その上で、運転停止を命じた一審判決を破棄し、運転を認める判決を言い渡した。

「原判決を取り消す」。判決主文を読み上げる渡辺修明裁判長の声に、法廷内は静まり返った。
うめくような小さな声が上がっただけで、原告席と傍聴席に座った50人近くの住民らは、
あっけに取られたように黙り込んだ。

一方、名古屋高裁金沢支部の玄関前。待ち構えていた20人ほどの原告らは、
走り出てきた男性が掲げた「遺恨十年」の垂れ幕を見て、逆転敗訴と知ると、声もなく立ち尽くした。

閉廷後、原告の無職佐道昭さん(79)=石川県内灘町=は
「いくら科学を勉強しても裁判では認めてもらえない。
誰かが死なない限り原発は止まらない」とがっくり肩を落とした。

78:名無電力14001
09/03/19 22:50:17
福島第一原子力発電所で作業員が微量の被ばく
URLリンク(www.kfb.co.jp)


東京電力は18日、定期検査中の福島第一原子力発電所6号機で作業をしていた協力企業の男性社員(48)が、
1日当たりの計画線量最大0・8ミリシーベルトを上回る1・05ミリシーベルトの被ばくをしたと発表した。
被ばく線量はCTスキャンによる胸部断層撮影1回分の約7分の1で、身体に影響はないとしている。
計画外の被ばくをしたのは17日で、社員は原子炉建屋タンク室で配管関連修理の現場調査を行っていた。

79:名無電力14001
09/03/19 22:51:00
核燃料再処理工場の循環ポンプが故障 青森
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

 日本原燃は18日、試運転中の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)で、放射性物質を含んだ
ガスの洗浄水を循環させるポンプが故障のため停止したと発表した。ガスは貯蔵した高レベル放射性廃液
から出たもので、ポンプは自動的に予備機に切り替わり、外部への影響はないという。
 原燃によると、17日午前4時20分ごろ、循環している水量の低下を示す警報装置が作動し、ポンプ
が停止した。原燃は、ポンプのシャフトなどの経年劣化が原因とみて部品を交換して復旧する。

80:名無電力14001
09/03/20 22:54:16
チェルノブイリ原発周辺環境、昆虫の生息数は減少
URLリンク(www.technobahn.com)

 米仏の研究者による環境調査結果により、1986年に放射能漏れ事故を起こしたチェルノブイリ原子力発電所
の周辺環境における昆虫の生息数は、減少傾向が続いていることが学術専門誌「Biology Letters」に掲載され
た論文により明らかとなった。

 この研究発表を行ったのは米サウスカロライナ大学のティモシー・モッソー(Timothy Mousseau)博士と
仏パリ第11大学のアンデル・モレル(Anders Moller)博士の2名の研究者を中心とする研究グループ。

 研究グループは前回、チェルノブイリ周辺環境における鳥類の生息状況調査を実施し、周辺環境に残留して
いる低レベル放射能が鳥類の生息に悪影響を及ぼしている事実を明らかにしていた、

 その上で研究グループは新たに、調査対象をハチ、チョウ、バッタ、トンボ、クモといった昆虫に拡大。
継続的に個体数の追跡調査を実施することで周辺環境に残留している低レベル放射能は昆虫の生態にも悪影響
を及ぼしている事実を突き止めることに成功した。

 昆虫は放射能の影響を比較的受け難いとされてきただけに今回の調査結果は、低レベル放射能であってもそ
の影響は動物一般にとっては危険な存在であることが明らかとなった格好だ。

81:名無電力14001
09/03/21 00:27:05
環境作戦会議:圏央道、六ケ所核燃再処理施設… 市民ら600人参加--上野 /東京
URLリンク(mainichi.jp)

 圏央道の高尾山トンネル建設など差し迫った問題を考えようと「環境作戦会議」と銘打ったトークイベントが
15日、台東区の上野水上音楽堂で開かれ、約600人が参加した。

 青森県六ケ所村の核燃料再処理施設の反対運動を続ける菊川慶子さん(60)は「現地に訪れ疑問に思ったこ
とは伝えてほしい」と訴えた。また、山口県上関町祝島の原発反対運動にかかわる冨田貴史さん(32)は
「問い合わせ窓口やインターネットのサイトを作るなど、運動を継続していくためのネットワークが必要」と指摘した。

 沖縄県の泡瀬(あわせ)干潟埋め立てに異議を唱えるミュージシャン、KEN子さんらによるライブもあった。
進行役を務めた高尾山の自然を保護する環境NGO「虔十(けんじゅう)の会」代表の坂田昌子さん(49)は
「運動はどれも正念場。自然や生き物たちが大事だから守りたい、という気持ちを広げていきたい」と話した。

82:名無電力14001
09/03/22 21:52:38
再処理工場周辺域のトリチウム濃度異常
URLリンク(www.toonippo.co.jp)

 市民グループ「六ケ所再処理工場放出放射能測定プロジェクト」は二十一日、青森市文化会館で報告会を開いた。
京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さん(原子核工学)が講演し、同工場周辺で採取した空気中のトリチウム濃度
が高い値を示したと報告。約五十人の参加者は熱心に耳を傾けていた。

 小出さんらのグループは二〇〇八年九月に、再処理工場周辺の十二カ所で除湿機を使って空気中の水分を採取し、
放射性物質であるトリチウムの濃度を分析した。報告によると、このうち六ケ所村・尾駮沼のほとりにある野鳥観察公園
で採取した試料の一部が、一立方メートル当たり三十九-九十九ミリベクレルという値を示した。

 小出さんは「どう見ても異常に高い値」と指摘。その上で(1)採取時は工場の風下だった(2)工場は使用済み核燃料
のせん断作業中だった-ことを理由に、「トリチウム濃度の高さは、工場の影響と考えるのが最も妥当だ」との見方を示した。

83:名無電力14001
09/03/26 01:11:07
東電、東通原発の着工延期 運転開始は2017年に
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

 東京電力は青森県・東通原子力発電所1号機(138万5000キロワット)の着工を2009年11月から10年12月に
先送りする方針を固めた。運転開始時期は15年12月から17年1月にずれ込む見通し。耐震安全性の再確認など国
の安全審査に時間がかかっているためで、工程見直しは11回目となる。
 1号機の着工延期に伴い、12年度以降を予定していた2号機の着工も遅れる見通し。新潟県中越沖地震以降、
国が原発の耐震安全性の再確認など安全審査に時間をかけていることが建設計画に影響した。

84:名無電力14001
09/03/26 01:14:24
大間原発:電源開発、燃料輸送容器の保管庫を新設へ /青森
URLリンク(mainichi.jp)

 電源開発(Jパワー)は24日、大間原発(大間町)の敷地内に燃料輸送容器の保管庫を新たに建設す
ることを決め、原子炉等規制法に基づき、原子炉設置変更許可申請書を経済産業相に提出した。

 Jパワーによると、原発敷地内に運ばれたMOX(ウランとプルトニウムの混合酸化物)燃料が入った、
または取り出した輸送容器(キャスク)は廃棄物処理建屋内のMOX新燃料輸送容器保管エリア(12基保
管可能)で一時保管することにしている。一方、輸送容器を保管していない時は機器の分解点検のための作
業スペースとしても使う許可を得ている。

 Jパワーは「燃料輸送と分解点検などに柔軟に対応できるよう、新たに保管庫(6基保管可能)をタービ
ン建屋北側に建てることにした」と説明している。13年2月の完成予定。

85:名無電力14001
09/03/27 00:13:43
制御棒挿入でミス=定期検査中の福島第一原発-東電
URLリンク(www.jiji.com)

 東京電力は26日、定期検査中の福島第一原発3号機(福島県大熊町、出力78万4000キロワット)
の制御棒が、規定の位置を越えて挿入されたと発表した。制御棒は、原子炉の出力をコントロールするため
に出し入れする棒。すべて原子炉内に挿入されており、外部への放射能漏れはないという。東電が原因を調
査している。

 東電によると、26日午後2時23分ごろ、制御棒を水圧で動かす装置の弁を開いたところ、制御棒の異
常を知らせる警報が鳴った。モニターで確認したところ、制御棒1本が所定の位置より約4センチ余分に挿
入されていた。弁を閉じると、過挿入した制御棒は元の位置に戻ったという。

86:名無電力14001
09/03/29 19:00:23
東芝が原子燃料工業を買収、燃料の安定確保へ
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

 東芝は28日、原子力発電所向け燃料製造会社の原子燃料工業(NFI、東京都港区)に
対する買収交渉について、NFIに折半出資する古河電気工業と住友電気工業との間で
近く最終合意することを明らかにした。

 早ければ4月末にも東芝傘下の米原発大手ウェスチングハウス(WH)が全株式を取得する。買収額は2百数十億円になる見込みだ。

 世界的な原発建設ラッシュを受け、原料ウランの確保から燃料製造、原子炉の設計、製造、
販売まで一貫体制を築き、受注拡大につなげる狙いだ。

 NFIは1972年設立で、沸騰水型軽水炉(BWR)と加圧水型軽水炉(PWR)の
両方式向けに燃料を製造できる国内唯一のメーカーだ。東芝は2006年にWHを買収、
世界で唯一BWRとPWR2方式を手がけるメーカーとなった。

 一方、各国が原発を相次いで稼働した場合に燃料不足に陥る可能性があるため、
東芝は07年にカザフスタンのウラン鉱山権益を取得。今年2月には東京電力などと
共同でカナダのウラン鉱山開発大手に出資した。NFI買収も燃料の安定確保に向けた布石だ。

87:名無電力14001
09/03/30 22:42:16
 中国電力は27日、2009年度の経営計画で、山口県上関町に建設を計画している上関原発2号機の着工を、
従来の計画より2年延期すると発表した。

 これまでの計画では1号機と2号機の工事期間が2年間重複するため、工事の安全性を考慮し延期することにした。
15年度に着工し、20年度の運転開始予定。1号機は10年度着工、15年度の運転開始の計画を維持する。

 2号機の着工延期は今回で5回目。記者会見した山下隆社長は「1号機の工事内容を詳細に検討した結果、
安全な実施には延期が必要と判断した」と説明した。

 09年度の設備投資額は2107億円で、島根原発3号機(松江市)の建設や、上関原発1号機の予定地造成工事
に取り掛かるため、08年度に続き高水準の計画。販売電力量は614億キロワット時を見込む。2年連続で前年度
実績を下回る見通しだが、10年度以降はオール電化住宅の普及などで回復するとしている。

上関原発2号機の着工延期 中国電力の経営計画
URLリンク(www.47news.jp)

88:名無電力14001
09/03/30 22:47:05
 日本原燃の鈴木輝顕副社長は二十六日、中断している六ケ所再処理工場のガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)
製造試験の再開時期について、「(予定する)五月は厳しい」との見解を示した。県庁内で報道陣の質問に答えた。

 五月中が厳しい理由について、鈴木副社長は一月以降に起きた高レベル放射性廃液の漏えいやガラス固化建屋での
クレーン故障を挙げ、「いろいろ(五月と発表した)以降に出てきたものがあるから」と述べた。

 ガラス固化試験でのトラブルについては、蝦名武副知事が同日、鈴木副社長を県庁に呼び、原因調査などの途中経過
を県や県議全員に説明するよう求めた。これについて鈴木副社長は「県議会の各会派に相談したい。会派ごとに、会合
のある時に説明することになると思う」と語った。

 同試験はガラス溶融炉に差し込んだ金属棒が曲がったり、炉内の耐火れんがが抜け落ちるなどトラブルが続発し、
昨年十二月に中断。今年一月には高レベル廃液漏れが起きたため、汚染した機器の洗浄に入ったが、クレーンの故障で
洗浄もストップしており試験再開の見通しが立っていない。このため八月を予定する試運転終了(完工)も厳しさが
増している。

再処理ガラス固化 5月再開厳しい
URLリンク(www.toonippo.co.jp)

89:名無電力14001
09/03/30 22:48:59
制御棒誤って原子炉に挿入
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

島根原発、定期試験中

 中国電力は26日、松江市鹿島町の島根原発1号機(沸騰水型)で、定期試験中に制御棒1本(長さ約4メートル)が
誤って原子炉に挿入されたため、出力が通常の約46万9000キロ・ワットから約46万4000キロ・ワットに低下
するトラブルがあったと発表した。原因は調査中だが、発電や送電に大きな影響はなく、外部への放射性物質漏れもない
という。

 発表によると、誤挿入されたのは、制御棒を原子炉内に挿入して緊急停止させるための四つのスイッチを、手動で順に
入れたり切ったりし、信号が正しく回路を伝わるかどうかを調べる試験中だった。

 四つのスイッチは二つ一組で計2系統の回路につながっており、2系統とも信号が流れないと制御棒は作動しない仕組
みだが、同日午後1時40分頃、最初のスイッチを入れたところ作動したという。

90:名無電力14001
09/03/30 22:52:54
制御棒挿入でミス=定期検査中の福島第一原発-東電
URLリンク(www.jiji.com)

 東京電力は26日、定期検査中の福島第一原発3号機(福島県大熊町、出力78万4000キロワット)の制御棒が、
規定の位置を越えて挿入されたと発表した。制御棒は、原子炉の出力をコントロールするために出し入れする棒。すべ
て原子炉内に挿入されており、外部への放射能漏れはないという。東電が原因を調査している。
 東電によると、26日午後2時23分ごろ、制御棒を水圧で動かす装置の弁を開いたところ、制御棒の異常を知らせ
る警報が鳴った。モニターで確認したところ、制御棒1本が所定の位置より約4センチ余分に挿入されていた。弁を閉
じると、過挿入した制御棒は元の位置に戻ったという。(2009/03/26-22:03)

91:名無電力14001
09/04/01 01:28:20
廃炉中の「ふげん」定期検査終了
URLリンク(mytown.asahi.com)

 日本原子力研究開発機構は26日、敦賀市の廃炉中の新型転換炉「ふげん」(原子炉廃止措置研究開発センター)の
定期検査を終えたと発表した。昨年10月に使用済み核燃料プールや放射性廃棄物処理施設などの機能確認を始め、
予定の6カ月間で終えた。

92:名無電力14001
09/04/01 01:29:47
試運転8月終了厳しく
URLリンク(www.toonippo.co.jp)

 六ケ所再処理工場のガラス溶融炉内の耐火れんがが抜け落ちた問題で、日本原燃は二十七日、れんがの回収に新たな器具が
必要だとして、設計と工事方法の変更認可を国に申請した。認可を受けて器具を据え付けるまでには少なくとも一カ月程度か
かるもようで、残りの工程を考えると、予定する八月中の試運転終了(完工)は厳しさを増してきた。

 新たに製作するのは、炉底に落ちたれんがを回収する際、炉内の負圧(外部より気圧が低い状態)を保つため、炉上部の取
り出し口にかぶせる金属製のシャッター。円筒形で高さ約一メートル、幅約五十センチほどだという。

 原燃は昨年十二月のガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験の中断後、炉の下からドリルを入れ、冷えて固まった
ガラスを削り取った。分析の結果、落ちた天井れんが(重さ約六キロ)の一部が確認され、底部電極の上に載っていることが
分かったという。

 原燃は国の認可後、シャッターを製作して据え付け、炉を加熱しガラスを溶かす予定。その後、開けたシャッターの間から
マジックハンドの一種を入れ、れんがを取り出す。

 ガラス固化試験を再開するためには、ガラスをすべて抜き取って炉内を調べ、抜け落ちた原因や攪拌(かくはん)用の棒が
曲がった原因を国に報告する必要がある。試験再開後は、現在の炉で順調に固化体をつくり、国の確認を受けた上で、もうひ
とつの炉でも製造テストを行わなければならない。

93:名無電力14001
09/04/01 23:11:20
相次ぐ延期見えぬゴール/試運転開始から3年
URLリンク(www.toonippo.co.jp)

 六ケ所再処理工場のアクティブ試験(試運転)が、三十一日で開始から三年となる。当初予定では二〇〇七年八月
に終わるはずだったが、相次ぐトラブルで試験期間はずるずると延長。中断しているガラス固化体(高レベル放射性
廃棄物)製造試験も、再開の見通しは立っていない。日本原燃が目指す今年八月の終了に向けた道は険しい。

 「延期に次ぐ延期が、県民の不信を募らせることを懸念する。トラブルの都度、原燃は再発防止を約束するが、教
訓が生かされていないと指摘されても仕方がない」

 二月末の県議会一般質問初日。自民党会派を代表して登壇した長尾忠行県議は、試運転の現状に苦言を呈した。一
般質問では他の与党県議も原燃の姿勢を批判。本格操業開始の兆しが一向に見えないことに、核燃料サイクル推進派
が、しびれを切らし始めた様子がうかがえた。

 試運転終了を目前にしながら足踏みしているのは、工場から出る「ごみ」であるガラス固化体を安定して製造でき
ないためだ。

 使用済み核燃料の再処理の過程で出る放射能レベルの極めて高い廃液は、溶融炉の中で高温のガラスと混ぜ合わせ
た上で、専用容器(キャニスター)に封じ込める。

 この溶融炉内に廃液に含まれる金属粒子(白金族元素)がたまってしまい、じょうご状の底から溶融ガラスが流れ
落ちなくなってしまうことが、難航している最大の要因だ。

 昨年十月の固化試験再開後、いったんは順調に製造を続けられたが、廃液に不溶解残さ(せん断した使用済み核燃
料を硝酸で溶かした際に出る溶け残った金属粒子)を混ぜた段階になって、再び白金族に足をとられた。

94:名無電力14001
09/04/01 23:28:52
六ケ所再処理工場の処理能力 疑問視する声も
URLリンク(www.toonippo.co.jp)

 原燃が示した対策は、(1)ガラスを追加して白金族を薄め、押し流す(2)攪拌(かくはん)用の棒で炉をかき回す
-というもの。ところがこれらの対応を行ったところ、棒が折れ曲がった上に炉内の耐火れんがが抜け落ちるなど
「想定外」のトラブルが続発。配管から猛毒の高レベル廃液が漏れる事故も起き、試験の行方はますます不透明になって
しまった。

 原子力資料情報室(東京)の澤井正子さんは「まさに手探りの運転。原燃が技術的確証を持っていないことがはっきり
した。根本的な見直しが必要だ」と指摘する。

 原燃は、あくまでも現行の炉での試験終了を目指す方針だが、耐火れんが欠落の原因すら、まだ判然としていない。
澤井さんは「棒がぶつかった可能性だけでなく、施工ミスや劣化も考えられる。他のれんがも落ちる恐れがある以上、
運転を再開するべきでない」と訴える。

 窮地とも言える状況の中、周辺では「年間最大八百トンの使用済み核燃料を処理し、千本のガラス固化体をつくる」
という工場の処理能力自体を疑問視する声も出始めている。

 国の使用前検査合格を見据え、処理能力を変える可能性については、原燃の兒島伊佐美社長も一月の定例会見で「十分
に考える価値はある。八百トンはいずれ達成できると思うが、『すぐに』となると課題がある」と含みを残した。

 当初通りの目標量を維持して突き進むのか、それともハードルを下げるのか-という問題も含め、試運転はなお揺れ
動いている。

95:名無電力14001
09/04/03 02:48:18
ダクト腐食、結露原因 敦賀1号、新たに11カ所確認
URLリンク(www.fukuishimbun.co.jp)

 日本原電から31日、県に入った連絡によると、定期検査中の敦賀原発1号機(沸騰水型軽水炉、出力35.7万
キロワット)で、中央制御室の換気空調系ダクトが腐食し穴が開いたトラブルは、ダクト内の結露が原因と分かっ
た。ダクトを新品に取り換えるとともに、過去の設備保全に不備があったとして点検を強化する。

 ほかの換気系設備を点検した結果、新廃棄物処理建屋の外部ダクトに計11カ所の腐食穴や亀裂が見つかった。原
子炉の安全上重要な設備ではなく、周辺環境への放射能の影響もないとしている。金属板を当てて応急補修し、定検
中に新品に取り換える。

 県原子力安全対策課によると、中央制御室のダクトは、室内外の温度差が大きくなる夏場に内部で結露が発生しや
すい構造だった。結露した水がたまり、接続部などで腐食が進行したとみられる。2002年にダクトを交換した際
に協力会社が腐食を指摘したが、原電の保守計画に反映されず、ダクトに関する点検内容も明確になっていなかった。

 対策として、ダクトを水がたまりにくい構造に変更し、結露を防ぐ断熱材を取り付ける。また、点検のマニュアル
類を整備し、今後は3年に1回の頻度で内面の腐食の有無を確認する。


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