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エネルギー関連ニュース速報@環境・電力板 3 - 暇つぶし2ch74:名無電力14001
09/02/25 02:07:20
10年ぶりに地熱発電新設が浮上 グリーン電力の需要が後押し
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)

停滞している地熱発電所に新設の動きが浮上した。電源開発と三菱マテリアルは2009年度
に本格調査を実施し、早ければ同年度内にも建設を決める可能性がある。決まれば1999年
に運転を開始した八丈島以来だ。

 今回、建設計画が浮上した秋田県湯沢町山葵沢・秋ノ宮地域は、いずれも新エネルギー・
産業技術総合開発機構(NEDO)が調査済みのエリアだ。山葵沢は1993~96年度、秋ノ宮
は96~2001年度に調査し、有望な地下資源が確認されている。

 通常は、NEDOの調査を受託した企業が、調査終了後に事業化を検討する。ところが、
山葵沢地域で検討していた同和鉱業が、地熱発電事業から撤退。秋ノ宮地域の日本重化学
工業は会社更生法を申請し、担い手が不在となった。そこで昨年春にNEDOが改めて公募し、
電源開発と三菱マテリアルが両地域の調査を再開した。

 NEDOの調査だけでは事業化の判断材料が足りないため、両社は2009年度に詳細な調査
と大規模シミュレーションを実施する。発電容量やコストも詰め、「2009年度内にも事業
化できるかを判断したい」(電源開発と三菱マテリアル)という。

 地熱発電は地下深く井戸を掘り、くみ上げた熱水と蒸気でタービンを回し発電する。火山
大国の日本は、世界的に見ても地熱発電の適地が多い。産業技術総合研究所の調査によれば、
潜在的な発電量は約2207万kWに上る。だが現在の発電量は、わずか53万kWにすぎない。
99年に運転を開始した東京電力の八丈島地熱発電所を最後に建設は止まっている。

 停滞の理由は大きく3点ある。第1は、適地の多くが国立公園内で建設できないことだ。
第2は温泉への影響を懸念する地元の反対、第3がコストである。数百億円の初期投資が必要
な上、電力の販売価格が安い。地熱発電の主力技術の蒸気フラッシュ発電はRPS法
(新エネルギー等電気利用法)の対象外で、通常の電源と同じく1kWh当たり数円でしか売
れない。まさに三重苦の状況にある。


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