エネルギー関連ニュース速報@環境・電力板 3at ATOM
エネルギー関連ニュース速報@環境・電力板 3 - 暇つぶし2ch386:名無電力14001
09/04/05 00:17:00
ウイルスを使ったバッテリー、MITが開発
URLリンク(www.itmedia.co.jp)

 米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者が、遺伝子操作したウイルスを使ったバッテリーを開発した。
 このバッテリーは、ハイブリッドプラグインカーで使われる最新の充電式バッテリーと同程度の容量と
性能だとMITの研究チームのアンジェラ・ベルチャー氏は述べている。個人向けの電子機器にも
使えるかもしれないという。

 従来のリチウムイオンバッテリーでは陽極(酸化コバルトかリン酸鉄リチウム)と陰極(黒鉛)の間を
リチウムイオンが流れる。MITのバッテリーは、ウイルスを遺伝子操作してリン酸鉄でコーティングし、
カーボンナノチューブで配線することで、ウイルスを電極として使用するという。使用するウイルスは
一般的なバクテリオファージで、バクテリアには感染するが、人間には害はない。

 実験では、プロトタイプは少なくとも100回、容量の低下なく充放電できたという。現行の
リチウムイオンバッテリーの充電サイクルよりも少ないが、「もっと長持ちするようにできると思う」
とベルチャー氏は言う。

 同氏らは、このバッテリーは、室温かそれ以下の温度で合成でき、有害な有機溶剤は不要なので、
環境に影響を与えずに安く製造できるだろうとしている。また非常に軽量で、容器の形に合わせた
柔軟なバッテリーが実現可能だとしている。

 今後の取り組みとしては、リン酸マンガンやリン酸ニッケルなど、電圧や容量の高い素材を使って、
もっと高性能のバッテリーを目指すという。次世代バッテリーが完成したら、商品化が可能になるかも
しれないと同氏は述べている。

 この研究は4月2日にオンライン版Scienceに掲載された。


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch