09/03/19 23:01:58
対馬市の財部市長は十六日の市議会一般質問で、対馬出身の大阪の企業家が、養殖ワカメを原料とする
バイオエタノールや食品添加物を製造・抽出する工場を市内に建設する方向で検討していることを明らかにした。
市は、漁業者に新たにワカメ養殖に取り組んでもらい、収入源や雇用の確保、磯焼け対策にもつなげたい考え。
地域再生推進本部によると、この企業家が中心となり、水産庁の補助金を利用して新会社の設立を検討。
昨年十二月、豊玉町漁協で説明会を開いた。事業計画が確定すれば、ワカメの買い取り価格や買い取り量を決める
など漁協や漁業者と詳細な協議に入るという。
財部市長は「計画は最終調整段階にきている。この事業で新たなワカメ養殖が始まり、漁家の収入を向上させ、
工場で新たな雇用が生まれる。養殖が大規模になるとワカメから胞子が拡散され、磯焼けした海岸にも好影響が
期待される。行政としても支援していきたい」と述べた。
養殖ワカメ原料にバイオエタノール 対馬で製造工場建設を検討
URLリンク(www.nagasaki-np.co.jp)