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暴力団排除:公共工事から 県と県警が協定締結 /宮城
10月28日12時1分配信 毎日新聞
公共工事の入札や契約への暴力団関係者の介入を防ぐため、県と県警は27日、「建設工事からの暴力団等排除協定」を締結した。
県内の全市町村も11月末までに同様の協定を県警と締結する予定で、県契約課は「公共工事に関し、全自治体が一致して暴力団を排除する取り組みは全国でも珍しい」としている。
協定には、
暴力団員が経営に加わっている会社を公共工事の入札・契約に参加させない
▽受注業者には暴力団と関係のある下請け業者との契約を認めない
▽受注業者は暴力団から介入を受けた場合、警察へ通報しなくてはならない
―などが盛り込まれている。
暴力団員の関与の有無は、主に県からの照会を受けた県警が確認する仕組み。県契約課は「今後は『暴力団員が関与している』との情報があれば、即座に確認することができるはず」としている。
同課によると、最近5年に確認された県内の公共工事への暴力団員の関与は、03年度と04年度にそれぞれ1件ずつあったという。【青木純】
10月28日朝刊 最終更新:10月28日12時1分