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原発関連ニュース速報@環境・電力板 3 - 暇つぶし2ch300:名無電力14001
08/12/08 17:59:19
活断層:「六ケ所断層」東洋大教授が命名--青森でシンポ /青森


 六ケ所村の日本原燃・原子燃料サイクル施設直下にマグニチュード8級の大地震を起こす活断層があ
るとの調査結果を公表している東洋大社会学部の渡辺満久教授(変動地形学)が7日、青森市堤町1の
市文化会館であったシンポジウムに参加した。渡辺教授は活断層を「六ケ所断層」と命名し、「かなり
の確率で活断層の可能性があるので、施設は動かすべきだ」と主張した。

 シンポジウムは県内の反核団体などで構成された実行委員会が主催。渡辺教授のほか、近藤正道・参
院議員と石橋克彦・神戸大名誉教授(地震学)も出席した。近藤氏は「すべて国任せではなく、県民の
見ている前で(相反する)二つの意見が堂々と議論されるべきだ」と話し、石橋氏は「安全議論だけを
いくらやっていてもダメ。地域経済を原発依存から脱却することも考えていかないといけない」と述べ
た。

 「核燃サイクル阻止一万人訴訟原告団」代表の浅石紘爾(こうじ)弁護士は「今日のシンポジウムは
極めて時宜を得た開催であった。我々も、今までの主張が正しかったということを確認できたことが最
大の収穫だ」と話した。

URLリンク(mainichi.jp)

301:名無電力14001
08/12/09 17:09:51
火災で異例の立ち入り検査=柏崎刈羽原発-保安院
URLリンク(www.jiji.com)

 火災や事故が相次いでいる東京電力の柏崎刈羽原発(新潟県)で8日、ぼやがあり、経済産業
省原子力安全・保安院は9日、同原発の立ち入り検査を行った。同原発は昨年7月の新潟県中越
沖地震で被災し運転を停止している。個別の火災で保安院本院が立ち入り検査をするのは異例。
 東電によると、8日午前10時40分ごろ、6号機タービン建屋地下1階で溶接作業中に火災が発生。
すぐ消し止められたが、火災と認識するまで時間がかかり、消防への通報が約50分後になった。
 事態を重く見た保安院は9日、通報が遅れた理由や作業の管理状況などについて、関係者から
聞き取り調査した。

302:名無電力14001
08/12/11 14:11:50
原発に向き合い四半世紀 アイリーン・美緒子・スミスさんに聞く
URLリンク(www.chunichi.co.jp)

 環境ジャーナリストのアイリーン・美緒子・スミスさん(58)=京都市左京区=は、原発に反対す
る市民団体「グリーン・アクション」代表などとして福井県に入り、四半世紀になる。息の長い活動の
原動力となるのは、夫の著名な写真家ユージン・スミスさん(1918-78年)とカメラで水俣病を
追った3年余りの熊本県での体験だ。「関西に住む者は福井の人々の健康と安全に責任がある」。原発
に向かう理由をあらためて語った。 

 水俣病にかかわったきっかけは

 1970年、広告の仕事で通訳として米ニューヨークでユージンに出会いました。水俣病の惨状を知
り、翌年に結婚、水俣市へ。患者の写真を撮る一方で、72年には、チッソ五井工場(千葉県)で暴力
を受け、ユージンは大けがを負いました。企業に責任を認めさせた73年の判決は忘れられません。人
とつながることで、勝てないはずのことも勝てると教えられた。水俣でともされた希望の灯は、原発問
題も絶対にあきらめないパワーになっています。

 83年から福井県に入っています

 福井には14基の原発施設が集積しています。山を越えた京都で電力だけもらうのはおかしい。関西
の住民にとって、電力供給地の福井の人々の健康と安全への責任は大きい。91年にグリーン・アクシ
ョンを立ち上げ、99年には、関西電力高浜原発のウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の
データ捏造(ねつぞう)問題に直面。燃料供給国のイギリスの団体と関西、福井、東京の市民が手をつ
なぎ、追及しました。

 95年のナトリウム漏れ事故以来、止まったままの高速増殖原型炉「もんじゅ」の補修計画が難航し、
2009年2月を予定している運転再開がさらに遅れそうです

 原発が危険を回避してきたのは、地元団体が何十年も原発問題を取り上げてきた成果です。しかし、
原発施設が老朽化する中、危険性は高まっています。点検の基準を緩め、検査方法も十分ではありませ
ん。原発を主体的にコントロールするために、県などの財政基盤が確立されるよう願っています。

303:名無電力14001
08/12/11 18:57:59
金属棒がL字型に変形=試験中断、延期の可能性-日本原燃の再処理工場
URLリンク(www.jiji.com)

 日本原燃は11日、使用済み核燃料再処理工場で高レベル放射性廃棄物とガラスを混ぜる
ガラス溶融炉内に挿入したかくはん棒の動きが鈍くなった問題で、炉内にある金属棒がほぼ
L字型に曲がっていたと発表した。ガラス固化体製造試験は3度目の中断。同社は2009
年2月に予定する試運転の完了時期について、「厳しくなっていることは事実」と述べ、延
期の可能性を示唆した。(2008/12/11-17:13)

304:名無電力14001
08/12/11 19:03:16
日本原燃、炉内に不具合 外部への放射能影響はなし
URLリンク(www.47news.jp)

 日本原燃は11日、試運転中の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)で、高レベル放射性
廃液のガラス固化体を製造する溶融炉内をかき回す棒が動きにくくなる不具合を受け、テレビカメラ
を炉内に入れて調べた結果、棒がL字形に曲がっていたと発表した。

 炉内に損傷を与えた可能性が考えられるとして、原燃は同日、国に報告した。外部への放射能の影
響はないとしている。

 原燃は今後、棒を引き抜く方法を検討。抜いた後に炉内の損傷の程度を調べ、原因を究明する方針。
来年2月に延期された試運転終了時期はさらに遅れが予想される。

 原燃によると、炉の底にたまった金属を押し流すため、棒を差し込んで炉内をかくはんしたが、先
月23日に棒を抜く際に引っかかりがあった。
2008/12/11 17:40

305:名無電力14001
08/12/11 19:25:03
停止規模は非公表/ウラン濃縮遠心機群 六ケ所ウラン濃縮工場
URLリンク(www.toonippo.co.jp)

 六ケ所ウラン濃縮工場の生産ラインの一部停止について、日本原燃は九日、今回止める遠心分離
機群の規模などを「核不拡散上の機微情報に当たる」として明らかにしなかった。ただ、公表され
ているRE-2B系統の遠心機の累積停止台数は九月末時点で三千台を超えており、反核燃派は「他の
系統は二千-四千台でラインを止めている。ほとんど工場が止まっているのに近い」との見方を示
している。

 遠心機の停止は、内部にウランが付着することで回転軸がぶれ、回転が悪くなることから起こる。

 この遠心機について、日本原燃サービス(現・日本原燃)元社長の豊田正敏氏が昨年、「全くの
欠陥商品」とする手記を発表して波紋を広げたが、原燃は「そもそも十年程度の運転を想定してい
たものだ」として、指摘を否定している。

 同工場は本年度約十八トンの製品ウランの生産を予定しているが、今回の停止でも「目標は達成
できる」(原燃)という。

 原燃は残るRE-2B系統について、新型遠心機の導入時期である二〇一〇年度ごろまで運転できる
と見込んでいるが、原子力資料情報室(東京)の澤井正子さんは「全系統停止は避けたい-という
メンツだけで動かしている状態。運転中の遠心機が止まるのは時間の問題だ」と話している。

さらに遠心機群が停止することになった六ケ所ウラン濃縮工場。2月から1系統のみの運転となって
いる。

306:名無電力14001
08/12/12 12:00:33
もんじゅ再始動<1>  長期停止のツケ次々
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
もんじゅ再始動<2> チェック甘い汎用部品 漏えい検出器施工不良「95年と背景共通」
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
もんじゅ再始動<3> 閉鎖体質再び露呈
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

307:名無電力14001
08/12/12 12:04:14
金属棒L字形に変形 青森・再処理工場
URLリンク(www.kahoku.co.jp)

使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の高レベル放射性廃棄物のガラス固化試験をめぐり、
ガラス溶融炉をかき混ぜる金属棒が動作不良を起こしていた問題で、事業者の日本原燃は11日、
金属棒をビデオカメラで観察した結果、先端部分がほぼ90度に曲がっていた、と発表した。金属
棒を抜き取るには炉の一部を解体するなどしなければならないという。固化試験の長期中断は避け
られず、来年2月の試運転完了(完工)は延期が濃厚となった。

 原燃は1000度以上ある炉内温度が下がるのを待ち、10日午後6時ごろから炉内に差し込ん
だビデオカメラで観察を開始。映像解析の結果、金属棒がL字形に曲がっていることが判明した。
曲がった部分が炉内を傷つけた可能性もあるという。

 金属棒は耐熱性に優れた素材でできているが、炉内をかき混ぜた後に炉下部のノズルに通すため
に先端が細くなっており、その部分が曲がっていた。粘り気の強い溶融ガラスをかき混ぜた際か、
ノズルに通した際に曲がった可能性が想定されるが、はっきりした原因は分かっていない。

 原燃は今後、金属棒を抜き取って原因を分析する方針。曲がった部分が金属棒の挿入口の直径よ
りも長いとみられるため、抜き取りには特殊耐火れんが製の炉の上部の解体などが必要となる。れ
んがの復元や、約2週間かけて炉を再加熱する作業もあり、復旧の見通しは全く立っていない。
 このトラブルによる放射能漏れや、けが人はないという。(以下略)

308:名無電力14001
08/12/15 20:20:30
停止中の柏崎原発で水漏れ

 東京電力は15日、柏崎刈羽原発2号機原子炉建屋内で、原子炉圧力容器の水抜き作業の際に、排水口から
微量の放射性物質を含む水約1リットルが漏れたと発表した。東電は、外部への放射能の影響はないとして
いる。

 東電によると、14日に巡回中の同社社員が水漏れを発見。配管工事の事前準備のため圧力容器の水を抜い
たところ、あふれた水が排水口の空気抜き管から漏れ出した。水はふき取り処理した。

 今後、排水量の監視を強化し、空気抜き管の周囲を覆うなど水が飛散しないよう対策を行う。

新潟日報2008年12月15日
URLリンク(www.niigata-nippo.co.jp)

309:名無電力14001
08/12/17 16:50:25
もんじゅの新製造燃料6体搬入 装荷時期は未定
URLリンク(www.fukuishimbun.co.jp)

 日本原子力研究開発機構は16日、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)に、取り換え用のプル
トニウム・ウラン混合酸化物燃料(MOX燃料)六体を搬入した。新たに製造した燃料で、来年2月を
目指す運転再開前に装荷する。ただ、取り換えの前提となる腐食した屋外排気ダクトの補修はめどが
立っておらず、装荷時期は未定という。

 1995年12月のナトリウム事故後の燃料輸送は、今年5、7月に続き3回目。3基の輸送容器を
積んだ大型トラック1台が同日未明、茨城県東海村の核燃料サイクル工学研究所を出発。午後にもん
じゅへ到着した。

 搬入した6体は7月に国の設工認(設計および工事の方法に関する認可)を受け、同研究所で製造し
ていた。11月21日に国の燃料体検査に合格した。

 燃料取り換えは、事故後の長期停止で装荷してある燃料が劣化し、現状では臨界させることが難しい
ための措置。当初は、もんじゅと東海村の原子力機構施設で保管していた78体を交換する計画だった
が、工程の遅れで新燃料の追加交換が必要になった。

 輸送に合わせ、県内外の反対派約40人が美浜町内の沿道やもんじゅのゲート前で抗議活動を行った。

310:名無電力14001
08/12/17 20:23:19
新潟中越沖地震、断層読み取れず 海上音波探査で
URLリンク(www.47news.jp)

 昨年の新潟県中越沖地震の震源となった海底の地下深くにある活断層は、海上音波探査の記録から
読み取ることができないとの分析結果を、石橋克彦・神戸大名誉教授(地震学)が17日、新潟県の
委員会で発表した。

 この断層は、東京電力柏崎刈羽原発沖にある。石橋氏は「音波探査だけで活断層の存在を否定する
のは誤り。ほかの原発でも同じように説明されているが、問題だ」と強調した。

 国や東電は、音波探査で確認できた36キロの「F-B断層」を海底に現れた震源断層の延長部分
としている。石橋氏らは地形の特徴などから、陸側に向けて深く傾斜した全長約60キロの「佐渡海
盆東縁断層」があり、一部が中越沖地震を起こしたと指摘。F-B断層は、本体である東縁断層から
地下数キロで枝分かれしたもので、複数の研究機関の震源モデルや余震分布から、F-B断層よりも
陸側に震源断層面があることは、研究者間でほぼ共通認識となっているという。

 経済産業省原子力安全・保安院は今年8月に音波探査を実施。海面から約6キロの深さまでをとら
え、F-B断層の存在は認定したが、震源断層面が想定される場所では、音波探査の記録では断層が
見えないとし、東縁断層の存在も否定している。

311:名無電力14001
08/12/18 16:41:48
荷重・高熱の複合要因か/攪拌棒変形
URLリンク(www.toonippo.co.jp)

 六ケ所再処理工場のガラス溶融炉に差し込んだ攪拌(かくはん)用の棒が折れ曲がった問題で、
日本原燃は、力をかけて動かしていた棒が炉底に当たったことと、高温で棒の強度が落ちていた
ことが複合して曲がった可能性がある-と見方を強めている。原燃は十九日に国に報告する予定
だが、棒の抜き出しなどに手間取っており、経過報告にとどまるもようだ。

 攪拌用の棒は、インコネルと呼ばれる耐熱性の高い金属でできている。サイズは公表されてい
ないが、関係者によると、炉の下にある流下ノズルに差し込めるようにするため、先端から六十
センチほどが細くなっている。太さは先の方が二センチ弱、後ろが三センチ弱。棒は細い部分と
太い部分のほぼ境目で曲がっていた。

 棒は、炉底の中心にある穴からノズルに入れるため、荷重をかけて動かしていたという。また
炉内の溶融ガラスは、加熱時には千度以上の高温となる。

 十一日に都内で開かれた総合資源エネルギー調査会(経済産業相の諮問機関)の検討会で、原
燃の峰松昭義副社長は「調査しないと分からないが」と断った上で、「高温だったため通常より
も(棒が)軟らかくなっていた。これが底部に当たって曲がった」との見方を示していた。

 原燃は棒を抜き出した上で、炉内に損傷がないかを調べ、原因究明を進める。炉内を確認する
ためには、残っている溶融ガラスをすべて抜き取る必要があるため、ガラス固化試験の長期中断
は避けられない見通しだ。

312:名無電力14001
08/12/18 17:02:36
ウラン濃縮工場の事業変更申請
URLリンク(www.toonippo.co.jp)

 日本原燃は十六日、六ケ所ウラン濃縮工場に新型遠心分離機を導入するための事業変更許可を国に申請した。
新型遠心機による生産開始は二〇一〇年度ごろの予定。

 計画では、停止している生産ライン「RE-2A」系統(生産能力・年間百五十トンSWU=分離作業単位)
のうち、半数の遠心機を撤去し、新型機に置き換える。また撤去した遠心機を収納・保管する建屋(鉄骨造り、
床面積約七千二百平方メートル)を工場南側に新設。このほか濃縮作業に伴って出るビニールシートや布、
紙などの放射性廃棄物を入れたドラム缶を貯蔵するスペースを、現在の六千七百本規模から一万本規模に広げる。

 新型遠心機への置き換えを順次進め、十年ほどかけて生産能力を年間千五百トンSWUに引き上げる。
新型機は現行機よりも大きく、濃縮性能は五倍程度高いとされる。

 原燃は七月に県と六ケ所村に計画の事前了解願を提出。県と村は十一月、「作業安全を確保した上で適切に
工事がなされ、保安規定を守った運転が行われることで、安全性は十分確保される」などとして了解した。

313:名無電力14001
08/12/18 18:16:44
ガラス溶融炉の上部解体 再処理工場、原燃検討
URLリンク(www.kahoku.co.jp)
URLリンク(www.kahoku.co.jp)


 使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の高レベル放射性廃棄物のガラス固化試験をめぐ
り、ガラス溶融炉内をかき混ぜる金属棒がL字形に曲がったトラブルで、事業者の日本原燃は17
日、金属棒を抜き取るために炉の上部を解体する方向で検討に入ったことを明らかにした。

 固化試験の長期中断は確定的となり、来年2月まで延期したばかりの試運転完了も絶望的となった。

 原燃によると、金属棒の屈曲部分は炉上部にある挿入口の幅よりも長く、そのままでは引き抜け
ない状態。このため、原燃は特殊耐火れんがでできた炉の挿入口周辺を解体して取り出すしかない、
と判断した。

 原燃は炉内で屈曲部分を切断する方策も検討したが、切断で発生する金属かすが、炉底に希少金
属がたまる不具合に悪影響を及ぼすことを避けるため、見送った。

 原燃は今後、金属棒を引き抜くための専用工具を製作し、工場内にある炉の実物大模型を使って、
解体、抜き取り実験を行う方針だ。

 トラブルは11日に発覚。希少金属のたまりを解消しようと、金属棒で炉内をかき混ぜた後に動
作不良が起き、先端がほぼ90度に曲がっていることが分かった。高熱の炉内で金属棒が底に当た
り、押し曲げられた可能性があるとみられている。

314:名無電力14001
08/12/20 02:35:51
柏崎刈羽原発:タービン復旧、来月に 7号機火災、作業が大幅遅れ /新潟
URLリンク(mainichi.jp)

 中越沖地震で停止している東京電力柏崎刈羽原発の運転再開問題は、越年が確実な
情勢となった。東電は18日、火災の影響で遅れていた7号機低圧タービンの翼の組
み立てを19日中に終えると発表した。しかし、タービンの回転軸の調整などに時間
がかかり、一連のタービン復旧作業の終了時期は、早くとも1月半ばにずれこむ見通
し。

 東電は当初、タービンの復旧を年内をめどに終えたいとしていたが、地震後の点検
でひび割れが見つかった低圧タービン動翼の原因究明に9月までかかった上、11月
にはタービン洗浄作業中に火災が起き、原因と対策を今月12日に国へ報告したばか
り。この間、工程が大幅に遅れていた。

 タービンの復旧後、消防法に基づく緊急使用停止命令解除に向けた柏崎市消防本部
の立ち入り検査を受ける予定だが、東電は「スケジュールは未定」と説明している。

315:名無電力14001
08/12/20 14:04:09
東海第2原発:保安院「断層の再調査を」 日本原電、最終報告を延期 /茨城
URLリンク(mainichi.jp)

 経済産業省原子力安全・保安院の委員会は、日本原子力発電から提出された東海
第2原発(東海村白方)の耐震安全性に関する中間報告を審議した結果、敷地から
半径30キロ以内にある2本の断層などについて、再調査の必要性があると指摘した。
これを受けて、日本原電は19日、最終報告書の提出時期を、来年夏ごろに延期す
ると発表した。当初は今月中の提出を予定していた。「指摘を踏まえてより詳細な調
査をしたい」としている。

 保安院の委員会が指摘した断層について、日本原電は過去の調査結果で、耐震設
計上考慮すべき活断層ではないと判断していた。同社は今後、航空レーザー測量や地質
調査をする。また、新潟県中越沖地震(07年)で、地層が複雑に変形した「しゅう
曲構造」の存在が東京電力・柏崎刈羽原発のトラブルに影響したとみられることを受け、
敷地周辺の地下構造の特性についても調べ直す。

 再調査は来年3月までに終える方針で、その後、取得したデータに基づき安全性を評
価する。東海第2原発と同様に、全国の商用炉55基のうち約3分の1が最終報告書
の提出期限を延期した。

316:名無電力14001
08/12/20 16:27:51
核燃再処理工場 棒切断、抜き出しへ
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

 使用済み核燃料再処理工場(六ヶ所村)で実施している高レベル放射性廃棄物「ガラ
ス固化体」の製造試験で、炉内を攪拌(かくはん)する棒が曲がって抜けなくなっていた
問題で、日本原燃は19日、棒の一部を切断して抜く手順を決め、経済産業省原子力安
全・保安院に報告した。棒を抜き出した後に炉内の調査、点検をするため、これら一連
の作業は少なくとも1か月以上かかるとみられ、来年2月の完工予定は大幅にずれ込む
見通し。

 製造試験は10月の再開後、炉内に白金族系物質がたまり、溶融ガラスが流れにくく
なる不具合が発生。このため、炉内を棒を入れ、攪拌作業を行ってきた。ところが、先
月23日から棒が抜けない状態が続いたため、今月10日、炉内にカメラを入れ、炉内
を調べた結果、棒がほぼ直角に曲がっていることが判明した。

 原燃は棒を抜くため、炉外に出ている棒上部を切断し、棒を短くしたうえで棒の挿入
口を広げ、クレーンで引き上げる。その後、炉底部を調査して炉内に損傷がないか確認
するが、これには、炉内に残る溶融ガラスを抜き出さなければならず、熱上げ作業など
の一連の作業に少なくとも1か月以上はかかるという。

 棒が曲がった原因については、高温の炉内で何らかの力が加わり、変形したとみられ
るが、炉内調査を終えなければ確定できないため、国への報告は見送った。

317:名無電力14001
08/12/21 00:01:24
原子力防災セミナー:過去の原発事故、スライドで説明--県 /福井
URLリンク(mainichi.jp)


 自治体の防災担当職員らを対象に、原子力災害時の対応を学んでもらう県主催の原子力防
災セミナーが19日、福井市手寄1のアオッサで開かれた。県内各地域の消防関係者や市町
の危機管理部門を担当する職員ら約20人が参加。県原子力安全対策課の職員ら5人の専門
家から講義を受けた。

 このうち、県立病院救命救急センターの前田重信医長は、86年のチェルノブイリ原発事
故や、04年の関電美浜原発高温蒸気噴出事故をスライドを使って説明し、「緊急時には気
道の状態や呼吸確認などを最優先に行うべきだ」と話した。

 また、県原子力安全対策課の岩永幹夫参事は「原子力発電所と防災の基礎」と題して講義
し、県内に最も多い加圧水型軽水炉の仕組みなどを分かりやすく解説。参加者はメモを取る
などして熱心に聞いていた。

318:名無電力14001
08/12/21 01:21:20
女川原発:プルサーマル計画 4市民団体が質問状 /宮城
URLリンク(mainichi.jp)

 東北電力が県などに事前協議開始を申し入れた女川原発のプルサーマル計画について、
4市民団体が19日、東北電力に「事前協議申し入れをいったん撤回すべきではないか」
などとする公開質問状を共同提出した。

 提出したのは▽原子力発電を考える石巻市民の会▽みやぎ脱原発・風の会▽三陸・宮
城の海を放射能から守る仙台の会▽NPO地球とともに。同社のパンフレット内容への
疑問などを指摘。会見も行い、この日の再発防止策提出に関し「早過ぎる。本当にきち
んと検証したのか。火災とプルサーマル問題は別次元の問題ではない」と批判した。

319:名無電力14001
08/12/21 14:45:47
もんじゅ運転再開阻止など方針確認
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

 市民団体「原子力発電に反対する県民会議」は20日、敦賀市内で総会を開いた=写真=。
約60人が参加し、▽原子力機構の高速増殖炉「もんじゅ」の運転再開を阻止する
▽「活断層銀座」と言える敦賀半島沿いの原発の耐震安全性について、国の調査報告を厳し
く見守る▽関西電力高浜原発3、4号機(高浜町田ノ浦)のプルサーマル計画をやめさせる―
などの来年の活動方針を確認した。

 小木曽美和子・事務局長は総会で、「もんじゅは計画から40年かけても実用化の見通し
が立たない。これ以上の税金投入をやめさせるという世論を全国に広げたい」と述べた。

320:名無電力14001
08/12/21 16:48:06
浜岡原発廃炉・新設、22日正式決定 中電
URLリンク(www.shizushin.com)

 中部電力が22日の取締役会で浜岡原発(御前崎市佐倉)1、2号機の廃炉と6号機の
新設を正式決定し、同日のうちに地元に申し入れを行う方針を地元関係者に伝えたことが
20日、分かった。廃炉と並行して新設などを検討する「リプレース(置き換え)計画」
の申し入れは原発としては国内初となる見込み。
 正式決定すれば、中電の三田敏雄社長らが22日のうちに御前崎市や県、地元漁協など
を訪問し、市長や知事らに計画を申し入れる見通し。廃炉にする2基を合わせた出力は浜
岡原発5号機など最新型原発1基分に相当する計138万キロワット。商用軽水炉として
は国内初の規模といえる廃炉計画が本格的に動き出す。
 関係者によると、中電は長期停止で発電所の設備利用率を下げている1、2号機の廃炉
を2035年ごろをめどに完了し、並行して18年以降の運転開始を目指して廃炉分と同
等出力が得られる6号機を新設するなどの計画を検討している。
 1号機(54万キロワット)は1976年、2号機(84万キロワット)は78年にそ
れぞれ運転を開始。1号機は非常用炉心冷却系関係の配管破断事故で2001年11月か
ら、2号機は定期点検で04年2月から長期停止していて、耐震工事やシュラウド(炉心
隔壁)交換を経て11年3月までの運転再開を目指していた。

321:名無電力14001
08/12/22 19:12:32
浜岡原発 2基廃炉1基新設へ
12月22日 18時21分
静岡県にある浜岡原子力発電所の1号機と2号機について、中部電力は、
耐震化工事に巨額の費用がかかるため、いずれも「廃炉」にしたうえで
新たに6号機を設置する方針を決定し、社長が22日、地元の自治体な
どを訪れ理解を求めました。
URLリンク(www.nhk.or.jp)

322:名無電力14001
08/12/22 23:06:22
浜岡原発:1、2号機を廃炉、6号機新設 中部電力が決定
URLリンク(mainichi.jp)

 中部電力は22日午前、運転停止中の浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)1、2号機(出力計
138万キロワット)を廃炉にし、6号機を新設する計画を取締役会で正式決定した。1、2号機
は今年度中解体手続きに入り、6号機は15年に着工、18年以降の早い時期の運転開始を目指す。
複数原子炉の同時廃炉と、同じ原発で廃炉と新設を同時に進める計画(リプレース計画)はともに
国内初。中部電力の三田敏雄社長は同日、地元の御前崎市に計画を申し入れた。

 1、2号機の運転終了に伴い、中電は09年3月期決算で約1550億円の特別損失を計上する
ため、同期の最終(当期)損益予想を従来の220億円の黒字から780億円の赤字に下方修正し
た。同社の最終赤字は80年3月期以来29年ぶりとなる。

 浜岡原発は1~5号機があり、合計出力は488.4万キロワット。1号機(出力54万キロ
ワット)は01年の配管破断事故後、2号機(出力84万キロワット)は04年の定期点検から運
転を停止している。

 同社は1、2号機について耐震補強を施した後、11年度に運転再開する計画だった。しかし、
運転開始から30年以上が経過し、主要部品の交換などで耐震工事費用が約3000億円、工事期
間も約10年間と原発新設レベルに達する見通しになったため、最新型の原子炉を建設した方が経
済的と判断した。

 6号機は同原発東側の隣接地に用地を取得し、新設する。原子炉は5号機と同じ出力140万キ
ロワット級の改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)とし、15年に着工する予定。発電能力は1、2
号機の合計出力と同規模となる。

 また、同原発内に中電初の使用済み核燃料貯蔵施設(ウラン貯蔵能力約700トン)を建設し、
16年度に使用を開始する。専用容器(金属キャスク)に収納した使用済み燃料を再処理施設に搬
出するまでの間貯蔵する。

323:名無電力14001
08/12/22 23:23:30
原子炉解体 放射性廃棄物をどうするか
URLリンク(video.google.com)

324:名無電力14001
08/12/23 13:14:56
川内原発3号機増設、九州電力が申し入れへ
URLリンク(kyushu.yomiuri.co.jp)

 九州電力は22日、川内原子力発電所3号機(鹿児島県薩摩川内市)の増設について、
年明けに地元の鹿児島県と薩摩川内市に申し入れる方針を固めた。2010年代後半の
稼働を目指しており、環境調査がまとまり次第、正式決定する。

 川内原発は現在、加圧水型軽水炉(PWR)の1号機(1984年稼働、
89万キロ・ワット)と2号機(85年稼働、同)が運転している。3号機は
既存設備の北側に建設。改良型PWRで、出力は国内最大級の
150万キロ・ワットを予定している。事業費は4000億~5000億円規模に
のぼる見込み。

325:名無電力14001
08/12/23 20:26:23
静岡・浜岡原発:廃炉・新設計画 続く「浜岡頼み」 新規の立地めど立たず
URLリンク(mainichi.jp)

 中電は05年に耐震設計の基準となる地震動を自主的に600ガルから1000ガルに引き上げ、
3~5号機は07年度に耐震補強を完了した。一方、1、2号機は運転開始から30年以上が経過
しており、1000ガルの目標達成には免震工事が必要だった。同社の試算では運転再開費用は
3000億円、工事期間は10年間以上で、浜岡5号機の建設費3600億円、建設期間6年に匹
敵する規模になる見通しとなった。

 また、76年稼働の1号機は改良が重なり「運転開始時の面影をとどめていない状態」(中電幹部)。
国内商用炉で10年近い運転停止後に再稼働した例はなく、再稼働後の安定性への懸念を解消でき
なかったことも廃炉の決断を後押しした。

 一方、中電の原子力発電比率は電力9社で2番目に低く、発電電力量当たりのCO2排出量が多い。
中電は京都議定書の第1約束期間(08~12年)にCO2削減の自主目標を掲げているが、原子
力発電比率を向上させる以外に排出量を大幅削減する手段はなかった。

 中電は6号機の新設により、安定稼働が期待できる原子力電源を確保する。しかし、6号機(出力
140万キロワット級)は1、2号機(出力計138万キロワット)の代替でしかなく、原子力発電
比率を向上させるには、さらなる原発新設が必要となる。1、2号機跡地への新設も将来的に検討さ
れる見通しだが、浜岡以外での新規立地のめどは立っていない。

 浜岡原発への集中は、東海地震が発生した際、中電の原発全面停止も予想されるなど“集積リスク”
を伴う。昨年7月の新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原発が停止した東京電力は28年ぶりの赤字に転落、
1年半後の今も復旧の見通しは立っていない。原発が浜岡にしかない中電の場合、全面停止の影響は、
柏崎刈羽以外にも原発を持つ東電以上に大きくなるとみられる。

326:名無電力14001
08/12/24 11:38:28
浜岡原発:廃炉・新設計画 6号機新設、地元に多額交付金 計画賛否に影響も /静岡
URLリンク(mainichi.jp)

 中部電力が正式決定した浜岡原発(御前崎市)の1、2号機の廃炉と6号機新設計画。御前崎市など
の地元は今後、計画の賛否の意見集約を図ることになるが、新設となると、地元には交付金など巨額の
「原発マネー」が流れ込むことになる。さらに諸工事の受注や新規雇用、飲食店などへの経済効果もあ
り、賛否にも影響しそうだ。

 5号機の建設で、95~06年度に御前崎市に渡った交付金は計約131億円。6号機は5号機と出
力がほぼ同じため、同程度の交付金が出る可能性が高い。1、2号機が運転開始から30年以上経過し
たことに伴い、今年度から5年間で約17億円の交付金が市に入る予定だったが、新設の方が収入増に
なる。

 また、中電が同市に納める固定資産税(償却施設分)は今年度約46億円の見込みで、うち5号機が
28億円。同税は施設が古くなると税額が下がるため、新設で増収になる。同市の今年度予算では、原
発関連交付金と固定資産税の合計は約63億円と、一般会計の約3分の1を占める。

 また、県も核燃料の補充に伴って課税しており、現在は年間10億円程度の税収がある。6号機が稼
働すれば税収は増える見込みだ。

327:名無電力14001
08/12/24 22:33:37
溶融炉天井のれんが欠落 日本原燃は「安全上問題ない」
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

 日本原燃の児島伊佐美社長は24日の定例記者会見で、試運転中の使用済み核燃料再処理工場
(青森県六ケ所村)で高レベル放射性廃液のガラス固化体を製造する溶融炉内をかき混ぜる棒が
変形したトラブルを受け、炉内を調べた結果、天井のれんがの一部が欠落していたと発表した。

 L字形に変形した棒が接触した可能性があるが、原燃は「断熱機能や強度は維持できていて安
全上の問題はない」としており、炉を修復する予定はないという。

 また児島社長は2月に予定している試運転終了が「厳しい状況になっていることは否めない」
と述べた。

328:名無電力14001
08/12/25 21:24:52
浜岡原発:3号機の非常用発電機が故障 中電の通報、2日遅れ /静岡
URLリンク(mainichi.jp)


 中部電力は24日、浜岡原発3号機の非常用ディーゼル発電機が故障したと発表した。
外部への放射能の影響はなく通常運転を続けている。だが安全協定に基づき県と地元4市に
通報したのは発生から2日遅れだった。

 中電によると、22日午後4時ごろ、同発電機の試験運転中にコントロールスイッチが
操作できなくなった。10月24日にも3号機で同じ故障が発生したがその後回復、
「一過性の不良」と判断していた。

 当初中電は、安全協定に基づく自治体への通報対象ではないと判断したが、24日正午、
国の原子力安全・保安院から指摘され取り扱いを変更。放射能の影響評価を行った後、
同日午後1時過ぎ、通報した。

 同社浜岡地域事務所の広報グループは「故障情報は(通常連絡ルートで)22日に地元
自治体に知らせた」と説明している。

 同発電機は外部電源が遮断された場合、非常用炉心冷却系ポンプに電力を送る。

329:名無電力14001
08/12/31 11:52:53
新設6号機の有力候補 東芝AP1000
URLリンク(www.toshiba.co.jp)

330:名無電力14001
09/01/02 22:48:39
トラブル続発、技術に「?」 青森・再処理工場
URLリンク(www.kahoku.co.jp)


 日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の試運転完了時期が、相次ぐトラブルで越年する。
2008年元旦に起きた装置の油漏れから始まり、肝心のガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)の製造試験は、
ガラス溶融炉の底に希少金属がたまる不具合でストップしたまま。今度は溶融炉をかき混ぜる金属棒がL字形に
曲がる想定外の問題も発生した。その都度、試運転完了時期を繰り延べにしてきただけに、反対派住民だけでな
く推進派の首長からも国産技術へ疑問の声が上がっている。(青森総局・桜田賢一)

 「度重なる延期とトラブルは施設の健全性に不安と不信を引き起こしかねず、極めて残念だ。原燃にはあらん
限りの努力をするよう申し上げた」。12月9日、六ケ所村議会12月定例会。古川健治村長が議員からの一般
質問に答えた。

 再処理工場の立地村長による異例の苦言。村幹部は、原燃がこの半月前に試運転完了時期を09年2月に延期
したことをとらえ、「06年3月に試運転が始まってから延期はもう6回目。村長だってちくりと言いたくなる」
と解説してみせた。

 今年に入っての延期の原因は、ガラス溶融炉の底に希少金属がたまり、溶融ガラスの粘り気が強くなる不具合だ。
ガラスで固めて専用容器に詰めれば、放射能レベルが高くても安定した状態で処分できるが、粘り気が強いと炉か
ら容器に流下しなくなる。

 原燃は金属棒で炉底をかき混ぜて押し流す回復運転を実施したが、村長答弁の2日後には金属棒が炉内で曲がる
という想定外のトラブルが発覚し、炉内上面からは傷まで見つかった。
 炉底に損傷がないかどうか、ビデオカメラによる調査を行うため、固化試験は09年1月末ごろまで中断する
予定で、今や来年2月の試運転完了さえ絶望的だ。

331:名無電力14001
09/01/03 13:46:01
西松建設、1億円超の見せかけ融資か 原発施設に絡み
URLリンク(www.asahi.com)


 ゼネコン準大手「西松建設」の関連会社から福島県の建設会社に融資された1億数千万円が、その後、
金利を含めて全く返済されず、事実上の資金提供だった疑いがあることが関係者の話でわかった。建設
会社は原子力発電所関連工事の地元対策に絡むゼネコン側からの資金の受け皿だったとされ、今回の資
金の流れを把握した東京地検特捜部は建設会社を捜索、関係者からの事情聴取を進めている。

 特捜部は、西松建設の東北支店幹部が、別の関係会社を絡ませて青森県の原発関連施設の立地工作に
関与していたことも把握。西松側から建設会社への不明朗な資金が、裏金として東北地方での原発関連
施設をめぐる西松建設の受注工作費などに使われた疑いがあるとみて全容解明を目指す方針だ。

 西松建設総務部はこれまでの朝日新聞の取材に「捜査中なのでコメントを控えたい」としている。

 電力業界関係者によると、原発関連施設を建設する場合には、立地・建設に向けた地元の利害調整が
難しく、ゼネコン側には早い段階から電力会社側に貢献することで、その後の建設工事の受注を有利に
する狙いがあるという。

332:名無電力14001
09/01/03 13:47:17
>>331

 特捜部は、西松建設が海外で作った裏金約1億円の一部が流れた疑いで、福島県の建設会社を捜索。
この調べで、見せかけ融資の疑いを把握したとみられる。

 関係者によると、建設会社は02年ごろ、西松建設の関連会社から数回にわけて計1億数千万円の融
資を受けた。しかし、返済せずに、借入残高の確認書を毎年交わす不自然な取引を続けているという。
それまで両社はほとんど取引がなかったとされる。

 一方、西松建設と原発関連施設をめぐっては、支店幹部が00年ごろ、当時、青森県むつ市に計画さ
れていた使用済み核燃料中間貯蔵施設(現在、準備工事中)の土地の先行取得に関与していたという。
この土地は、当時の市長(故人)の後援企業が西松建設OBが経営する会社から5千万円の融資を受け
て取得したが、その後、支店幹部の要請で所有権は都内の建築資材会社に移されていた。

 関係者によると、支店幹部は、当時はまだ表面化していなかった貯蔵施設の建設計画を熟知していた
という。
URLリンク(www.asahi.com)

333:名無電力14001
09/01/04 15:37:30
原発の廃炉 寿命尽きても課題山積(12月29日)
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)

 中部電力は浜岡原子力発電所(静岡県)の1、2号機を廃炉にし、隣接地に新しい原発一基をつくることを決めた。
 廃炉と新設を同時に行うリプレース(置き換え)方式の実施は、国内で初めてとなる。
 原発にも寿命がある。放射能に汚染されている原子炉や周辺施設の後かたづけは、手間も金もかかるやっかいな問題だ。
 浜岡原発は巨大地震の震源域にあり、原発立地の適否そのものが問われている場所でもある。周辺住民が中部電力に
運転差し止めを求め、東京高裁で係争中だ。
 廃炉となる1、2号機は一九七〇年代後半に稼働した。国が七八年に旧耐震指針を策定する以前の設計で、二〇〇六年
に改定された新指針に適合する耐震性を備えるには巨額の改修費用がかかる。
 中部電力は、出力の大きな新しい原発をつくったほうが安上がりと判断したようだ。
 国内にある五十五基の原発のうち、運転開始から三十年以上経過したものは浜岡1、2号機を含めて十七基ある。
北電の泊原発1、2号機もすでに二十年近く稼働している。
 原発の寿命は四十年から六十年程度といわれる。いずれ多くの原発が廃炉時期を迎えることになる。
 先行事例となるのが、日本初の商業用原発として六六年に運転を開始し、九八年に運転終了した日本原子力発電の
東海発電所(茨城県)の廃炉措置だ。二〇〇一年から作業が始まり、措置完了まで十七年間もかかるとみられている。
 解体廃材の12%は、厳重な管理が必要な放射性廃棄物だ。そのうち放射性レベルが比較的高い原子炉部分などの廃材は、
地下五十~百メートル程度の人工構築物の中に埋設処分しなければならない。
 だが、それをどこに埋設するのかまだ決まっていないのが実情だ。「トイレなきマンション」と呼ばれる原発の廃棄物
問題は、廃炉措置でも未解決のまま横たわる。
 電気事業連合会の昨年の試算では、国内にある原発の廃炉費用は二兆九千百億円に達する。廃炉時代が本格到来すると、
こうしたコスト負担も課題となる。
 将来のエネルギー供給のあり方について、リスクとコストの十分な議論が必要だ。太陽光発電など再生可能エネルギー
の活用度合いを一層高めることも忘れてはならない。

334:名無電力14001
09/01/07 18:23:03
原子炉起動試験期間は2カ月
URLリンク(www.niigata-nippo.co.jp)

 中越沖地震で停止している東京電力柏崎刈羽原発で、核燃料を臨界させた状態で行う起
動試験について、東電は7日、試験を行う期間は2カ月程度になるとの見通しを明らかにした。

 同日の原子力安全委員会施設健全性評価委員会で、東電の担当者は
「計画の策定前なので日数は不明だが、評価作業までは40―50日はかかると思う」と述べた。

 最も点検が進んでいる7号機は現在、起動試験の前段階に当たる系統試験が行われている。

 起動試験の計画は現在策定中で、実施時期も未定。東電は起動試験の開始前に、
国による安全確認を受ける予定だ。

335:名無電力14001
09/01/09 00:39:39
もんじゅ再開延期 4度目 安全確認試験遅れで
2URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)

 日本原子力研究開発機構は八日までに、一九九五年のナトリウム漏れ事故以来、長期停止中の高
速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の運転再開時期を、予定していた二月から数カ月先延ば
しする方針を固めた。施設全体の安全確認試験の遅れが理由で、延期は今回で四度目。原子力機構
は近く、安全協定に基づき、福井県と敦賀市に報告する。

 もんじゅは昨年九月、排気ダクトで長期放置されていたとみられる傷が見つかり、点検作業のた
め確認試験を中断。ダクト補修工事に着手できていないことなどから、燃料交換など確認試験の残
り項目が実施できず、試験終了がずれ込む見通しとなった。

 もんじゅは二〇〇七年五月のナトリウム再注入以降、漏えい検出器の誤作動が多発したことなど
が原因で、昨年八月に三度目の運転再開延期を決定していた。

336:名無電力14001
09/01/09 18:27:56
東国原知事:「原発建設の打診ない」 一部報道受け、会見で /宮崎
URLリンク(mainichi.jp)

 東国原英夫知事は8日の会見で、九州電力宮崎支店職員から「原子力発電の割合を今後増やす見込み」と
の説明を受けたことを明らかにした。原子力施設を巡っては、一部で「九電が新規原発を建設予定。宮崎県
か熊本県が有力」との報道があった。ただ、「県に立地予定」との具体的打診はなかったという。

 知事によると、九電側が報道後の5日に県庁を来訪。3月にも同社が取りまとめる20~30年の経営の
方向性を示す長期経営ビジョンについての説明をした。このなかで「九電の発電全体に占める原子力の割合
を高める必要がある」との言及があった。しかし、報じられている「宮崎への立地」の打診はなかった。

 知事は受け入れの可否について「打診もないので仮定の問題。答えられない」としたうえで「経済・雇用
効果といった街づくり、環境問題、安全問題の議論が必要」と述べた。

337:名無電力14001
09/01/09 18:29:32
原発ミニニュース:運転中の大飯3号で原子炉熱出力が一時的に上昇 /福井
URLリンク(mainichi.jp)

 5日午後6時40分ごろ、保安規定で定められた原子炉熱出力の制限値を約1%上回っているの
を作業員が発見。制御棒挿入などの操作をして熱出力は同54分に制限値に戻った。外部環境への
影響はなかった。

 関電によると、中性子を吸収するため1次冷却材に注入するホウ素を制御する系統で、不純物を
除去する樹脂にホウ素が吸着したのが原因。1次冷却材中のホウ素濃度が減少し、熱出力が上昇し
たという。(県8日発表)

338:名無電力14001
09/01/09 18:32:32
川内原発増設に市民団体抗議、公開質問状巡り混乱
URLリンク(kyushu.yomiuri.co.jp)


 九州電力が、川内原発3号機増設を鹿児島県と地元の薩摩川内市に申し入れた8日、県庁や同市役
所では、増設に反対する市民団体「反原発・かごしまネット」(橋爪健郎代表)が抗議した。

 同団体は7日から県庁前で座り込み活動を展開。8日午後、県庁の知事室近くで、九電の真部利応
社長に公開質問状を渡そうとした際、阻止する県職員と押し問答になった。

 また、真部社長が同日午後6時ごろ、薩摩川内市役所を訪れると、県庁から追いかけてきた同団体
メンバーが1階ロビーで「社長は帰れ」「原発はいらない」などと連呼。真部社長はメンバーや市職
員らの間でもみくちゃになりながら先に進み、岩切秀雄市長と面会した。

 橋爪代表は「原発増設という重要な問題で、どうして県民の声を聞かないのか。ルール違反だ」と
憤っていた。

339:名無電力14001
09/01/09 18:34:57
08年県内商業炉 発電量、13基体制で最低 
URLリンク(www.fukuishimbun.co.jp)


 福井県は8日、2008年の県内原発の運転実績を発表した。商業炉13基(合計出力1128・5万キ
ロワット)の総発電電力量は608・0億キロワット時で、07年の740・4億キロワット時を大きく下
回り、13基体制となった1993年以降で最低となった。日本原電敦賀2号機や関西電力大飯3号機など
出力の大きいプラントが、定期検査中のトラブルで停止期間が長期化したことが要因。運転実績の低迷は装
荷される核燃料の減少につながり、県の核燃料税収にも影響しそうだ。

 プラントが運転していた時間を示す時間稼働率(61・5%)と、プラントの発電能力に対する実際の発
電電力量の割合を示す設備利用率(61・3%)も、93年以降で最も低かった。3項目とも最高だった2
003年(総発電電力量881・9億キロワット時、時間稼働率87・9%、設備利用率89・2%)から
低下傾向が続いている。

 プラントごとの設備利用率をみると、敦賀2号機が蒸気発生器の管台溶接部に傷が見つかったことや高圧
タービン車室の蒸気漏れなどのため、1987年の営業運転開始以来最低の10・5%となった。大飯3号
機も原子炉容器の管台溶接部に傷が見つかり、23・7%にとどまった。

 逆に最高は大飯2号機の101・2%で、大飯1号機(83・8%)、美浜3号機(83・1%)が続いた。

 安全協定に基づいて県に連絡のあった異常事象は23件で、07年の29件に比べ6件減った。このうち
出力抑制が3件、発電停止が4件あった。

 関係法令に基づき国への報告対象になった事象は9件で、07年より3件増えた。主なものでは▽大飯2
号機の制御棒滑落(3月)▽敦賀2号機の補助給水ポンプ弁動作不良(7月)▽高浜4号機蒸気発生器の細
管損傷(9月)▽敦賀1号機の中央制御室空調系ダクト腐食(12月)―などがあった。

340:名無電力14001
09/01/09 18:37:17
電源3法交付金:205億円、5年連続最高更新--07年度 /福井
URLリンク(mainichi.jp)

 ◇おおい町34億円、高浜町17億円

 07年度に県内自治体に交付された電源3法交付金の総額は、前年度比8億6317万円増の
205億2295万円で過去最高を5年連続で更新したことが、県が昨年末に発行した「県電源三
法交付金制度等の手引き」で分かった。県によると、07年度の算定基準となる05年度発電電力
量の伸びにより、電力移出県等交付金枠が増額したことなどが要因。

 1974年に制度が始まった電源3法交付金は、交付条件や期間、手続きなどによりさまざまな
交付金に細分化されている。このうち公共施設整備や福祉対策に使われる電力移出県等交付金枠は
62億9865万円で約4億4000万円の増加。使途は、「県子ども家族館」(おおい町)整備
事業に18億818万円のほか、若者の就業支援を行う「ふくいジョブカフェ」(福井市など)事
業費にも5515万円が充当された。

 一方、原発災害時の防災施設整備費に交付される原子力発電施設等緊急時安全対策交付金は約3
億3000万円増の10億3097万円で、ほとんどが敦賀半島を東西に横断する「馬背トンネル」
建設費に充てられた。

 団体別の交付実績では、県に113億5325万円、市町に90億9500万円、その他団体に
7469万円が交付された。市町ではおおい町(旧大飯町分)が最多で34億3111万円。高浜
町の17億3518万円が続き、原発立地4市町全体では80億1698万円。嶺南地方全体では
84億4518万円だった。

341:名無電力14001
09/01/09 18:39:52
「もんじゅ」再開、今秋以降に 原研機構、明確な時期示さず
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

 日本原子力研究開発機構は9日、1995年のナトリウム漏れ事故以降、運転を停止している高
速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の運転再開時期の延期について、運転再開の目標時期
を示さないまま大幅に延期する方針を国や福井県に伝えた。再開は今秋以降にずれ込む見通しだ。
延期は今回で4度目。

 同機構の岡崎俊雄理事長は同日午前、福井県庁に西川一誠知事を訪ねて2月に予定していた
運転再開の延期を報告。会談後の記者会見で「今の段階で、再開の見通しを申し上げるに至って
いない。確定したうえで報告したい」と語った。

 もんじゅは昨年9月に排気ダクトに腐食穴が見つかり、プラントの健全性を確認する最終試験
が中断している。同機構は9日、腐食穴の原因究明と再発防止策を経済産業省原子力安全・保安
院に報告した。それによると、排気ダクト補修工事が5月末までかかる。8月に最終試験を終えた
後に耐震安全性についても確認する方針。


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