08/05/29 19:13:39
能代産廃問題:新たな調査も検討 住民の要望強く--県が意向 /秋田
5月29日13時1分配信 毎日新聞
住民5団体が新たな試掘調査を求めている能代市浅内の旧能代産業廃棄物処理センターについて県は28日、状況によっては調査を検討する方針を示した。
同センターをめぐっては、県の行政代執行によって撤去された廃油入りドラム缶以外にも廃油缶が不法投棄された疑いがあるとして、住民団体が調査を要求していた。
この日、能代市で県、市、住民団体で構成される環境対策協議会が開かれ、住民団体が今年度の環境保全対策事業計画に試掘調査が含まれていないことに反発、調査の継続を強く求めた。
これに対し武藤冨士雄・県生活環境文化部長は
「未来永劫(えいごう)掘らないということではない」と前置きしたうえで「今後処分場から得るデータや、県が認識していなかった物が埋められた可能性が出てきた場合、調査を検討する」と述べた。【田村彦志】
5月29日朝刊 最終更新:5月29日13時1分