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汚職でクビになった木村知事よりも「激しい」決断だな、仁坂知事
風向きから考えて、これから永久に「大気汚染」問題を引きずることになるだろう
住民と業者が協定締結 県も建設許可 産廃施設問題(和歌山)
6月30日17時16分配信 紀伊民報
印南町に計画されている産業廃棄物中間処理施設について、地元住民と施設を建設する広川生コン(広川町)が30日、環境保全に関する協定を結んだ。
調印式は印南町役場であり、玄素彰人町長立ち会いのもと、両者の代表が協定書を交わした。これを受けて、県は同日、建設許可を同社に出した。
昨年末、産廃中間処理施設に反対する住民と業者の話し合いが決裂して以来約半年間、話し合いは進展していなかった。
県が6月19日、住民側に、保留にしていた建設許可を近く出すと伝えたことから、協定締結へ急に動き出した。
同28日には住民と業者が協定内容を確認、合意していた。
協定では、公害防止対策について、業者が大気汚染や風致対策を講じるほか、公害発生時の措置、被害補償などに最善を尽くすことを明記している。
また、両者による環境保全委員会を設置、必要に応じて委員会を開き、対策を協議していくことも盛り込んでいる。
調印式には、地元側から元村と光川の各区長、紀州日高漁協組合長、広川生コンからは中平一美社長らが出席し、協定書に署名、押印した。
反対協議会代表で元村区長の玉置克彦さんは「(施設を受け入れざるを得ないという)苦渋の選択をしたが、協定内容には満足している。
業者には、協定を厳守することはもちろん、これまでの町民の取り組みや思いを決して忘れないでもらいたい」と話した。
広川生コンの中山道雄副社長は「協定ではよい形で両者が納得できた。今後、協定が信頼関係をつくる手段になるよう願っている」と話した。