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エコプラザ汚水池損壊:調整池補強「10月までに着工」 公社理事長が明言 /宮崎
6月26日15時1分配信 毎日新聞
◇周辺住民対策協要求に
宮崎市の産業廃棄物処理施設「エコクリーンプラザみやざき」を運営する県環境整備公社の田中義信理事長は25日、公害防止協定を結ぶ住民団体代表と面会し、損壊した汚水調整池の補強工事を「10月までに着工する」と明言した。
5億円以上とされる工事費は「金融機関から無担保、無保証で借り入れるしかない」と述べたが、出資者の県や11市町村に新たな公費負担の同意は得ておらず、資金調達のめどは不透明だ。
同日、施設の周辺住民でつくる同市内の北地区産業廃棄物対策協議会の村中晴朗会長と、国富町公共関与事業対策協議会の徳原正通会長が公社を訪問。「地域住民に不安を与えないよう万全の策を講じること」などとする要求書を提出した。
田中理事長は今月中に調整池補強の実施設計を作成。県外部調査委員会の意見を聞いた上で地元住民に説明し、10月には着工する予定を示した。工法は調整池の地下に基礎杭(くい)を打ち込み、地盤を安定させる。
費用は5億円を見込んでいたが、記者団に「外部委の意見で強度を高めるために増額するかもしれない」と述べた。
だが、億単位の負担が見込まれる宮崎市は、来年3月までに作成される外部委の最終報告後に支出するかどうかを判断する方針で、10月着工で公社と合意するかどうかは微妙な情勢。
理事長は「完成に半年間かかり、10月が理想的。県と市町村に理解を願いする」と呼び掛けた。【中尾祐児】
6月26日朝刊 最終更新:6月26日15時1分