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不法投棄:群馬用水に大量の油、前橋署が捜査 富士見~桐生17キロ流れ着く /群馬
6月18日12時0分配信 毎日新聞
◇健康被害なし
独立行政法人・水資源機構「群馬用水総合事業所」は17日、水道・農業用水として使用している群馬用水の赤城幹線水路から大量の油が発見されたと発表した。
富士見村小暮付近で違法に投棄されたとみられ、油は桐生市新里町新川まで約17キロにわたって流れ着いた。
水道用水の取水口は投棄場所よりも上流で、健康被害は出ていないという。同日中に吸着作業を終了した。
事業所によると、同日午前6時25分ごろ、前橋市横沢町の群馬用水赤城幹線水路・横沢開水路に「油のようなものが流れている」と、近くの住民から通報があった。
前橋署や前橋消防署などと調べた結果、横沢開水路から上流に約5キロ離れた富士見村小暮の同水路トンネル付近のフェンスや壁などに黒い油が付着しているのを発見した。
事業所は投棄された油の成分分析を急ぐ一方、前橋署で廃棄物処理法違反事件として捜査する。【杉山順平】
6月18日朝刊 最終更新:6月18日12時0分