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栗東の産廃処分場跡地問題:有害物質問題で県、業者に提案書を要請 /滋賀
6月6日16時1分配信 毎日新聞
◇地元住民、契約阻止求め監査請求
栗東市小野のRDエンジニアリング社の産業廃棄物処分場跡地の有害物質問題で、「周囲を遮水壁で囲み、有害物の一部撤去以外は現地で浄化処理し覆土する」との県案に基づき、
県が業者に実施設計にかかわる技術提案書の提出を要請していたことが分かった。
このため、地元住民が5日、嘉田由紀子知事に契約を締結させないよう求める住民監査請求をした。
請求したのは、栗東ニューハイツ自治会で作る住民団体「地域環境を守る特別委員会」の早川洋行・滋賀大教授。
「県案に地元が反対し、県議会の承認もない中で工事の詳細設計を行うのは違法または不当な公金の支出」に当たると主張する。
早川教授は「県は詳細設計に入るとは、これまで言ってこなかった。『(住民の希望を)取り入れられる所は取り入れる』というのはうそだった。D案(県案)の凍結を求めたい」と話した。
県最終処分場特別対策室によると、先月21日、6業者に技術提案書の要請書を送り、11日に締め切る。
同室は「詳細設計の準備として技術提案をもらう段階。一刻も早く対策工に着手し、問題解決する観点から、住民説明会と並行して準備する」としている。【服部正法】
6月6日朝刊 最終更新:6月6日16時1分