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不法投棄:宮崎市、産廃業者の処分場を閉鎖 /宮崎
5月30日17時4分配信 毎日新聞
宮崎市は29日、同市田野町白砂ケ尾地区の産業廃棄物最終処分場に本来、捨てられない木くずなどを大量に不法投棄した業者に対し、産業廃棄物処理法違反で処分場の閉鎖を命じたことを明らかにした。再開時期は未定。
市などによると、業者は市内の産廃業者で昨年12月に同町の業者から処分場の管理、運営事業を受け継いだ。この処分場は廃プラスチック類など環境に影響を与えない廃棄物だけを埋め立てる「安定型処分場」だが、劣化して土壌に影響を出しかねない木くずや木片を捨てていた。
木くずは汚水処理施設を併設した「管理型処分場」で処理しなければならないという。
この業者は今月28日、解体した住宅廃材約3立方メートルを処理場に搬入。許可を得て施設内を確認した住民が木くずが混ざっているのを見つけ、市に連絡。
市や県警が立ち会って掘り返し、不法投棄が発覚した。市は今後、業者から事情を聴き、対応を検討する。【中尾祐児、小原擁】
5月30日朝刊 最終更新:5月30日17時4分