07/11/30 21:53:20
被審人アイテックが本件違反行為にかかわっていないとする
参考人佐藤英司の当審判廷における供述は、
これらの証拠に照らし採用することはできない。
被審人アイテックの関係において、各事業所の本件違反行為への
参加の時期については、高槻市上下水道工事業協同組合に所属していた事業者は、
前記各証拠により、遅くとも平成９年４月１日から本件違反行為を行っていたものと認める。
供述調書は，被審人アイテックの専務の佐藤英司において
名前を知らない者の供述調書であるにもかかわらず，
これらの供述調書に同人が談合に参加していた旨明言されていることは不自然であり，
これらの供述調書は審査官の作文であると主張する。
しかし，受注調整に参加する事業者の担当者が相互に
名前まで認識し合っているとは限らないから，
同人が名前を知らない他の事業者の担当者が同人の名前を知っていたとしても
何ら不自然なことはない。
よって，被審人らの上記主張は採用できない。