05/03/10 01:09:19
>>78
現時点でオール電化は日中住人がいない場合に光熱費の削減になります。
しかし、以下の点で気をつける必要があります。
・オール電化はCO2削減に貢献といっているが、CO2削減の根拠となる原発、水力は
今後減ることはあっても増えることは無く、オール電化の電力はLNG火力でまかなうこ
とになるため、結果として火力発電によるCO2が増え、実は環境に悪い。
・CO2は産業用では削減されているが、民生用(住宅、オフィスビル)で増えているた
めトータルで増えつづけており、京都議定書が発効された今、省エネ時代に移行するのは
時間の問題であり、民生用にメスが入るのは間違いない。
(例えば、40A以上の契約の場合、風力発電負担金等を課すなど)
・炭素税は環境省のお小遣いになるのが見え見えのためお蔵入りしたが、財政が破綻して
おり、遠からず何らかの形で導入される。
・上記の事実が明るみに出れば、環境派インテリ層からはそっぽを向かれる可能性がある。
・マンションメーカーは他者との差別化のため、オール電化を宣伝しているだけである。
実はCO2削減どころか増加に荷担してしまう恐れがあり、それは金銭的なペナルティと
して戻ってくる可能性が十分あります。目先の光熱費を気にしていると、資産価値は低下
し、ランニング費用も増加しかねません。
お湯を沸かすのに、地方で火力発電でCO2を大量発生させて発電し、送電ロスで無駄に
して、家に中だけ見て評価するなんて社会的にはまったく意味はありません。
繰り返しになりますが、健康被害、資産低下のリスクを十分検討したほうが良いと思いま
す。少なくとも私はIHを使うとしても、オール電化は薦めません。