06/02/23 09:57:20
滋賀県長浜市で園児2人が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された
鄭永善容疑者(34)は、結婚仲介業者の紹介で日本に嫁いでいた。
琵琶湖と伊吹山地に囲まれた湖北地域にある長浜市。この地域には、
同様に来日した中国人女性も多い。中国には、日本人との結婚をあっせん
するヤミ業者もなお存在する。異文化の日本で暮らす中国人妻たち。
ストレスの強さを指摘する声もある。
鄭容疑者は中国・黒竜江省の農村出身。捜査本部によると、仲介業者
を通じて手紙と写真を交換した上で、中国で日本人の夫(47)と面談。
中国で結婚式を挙げ、99年8月に配偶者の資格で入国した。数年来の
付き合いという友人には「日本人男性5、6人と中国で集団見合いをして
知り合った」と告げたという。
(中略)
関係者によると、こうした業者に日本人男性から払われる手数料相場
は、300万~500万円。岐阜県内で仲介業を営む女性は「渡航代や
現地滞在費がかさむが、200万円あれば最低限のもうけは出る」と明かす。
需要を支えるのは、農村部の慢性的な嫁不足だ。湖北地域では、
高齢の父母との同居や農作業をいとわない「中国の嫁」を好意的に
受け止める声もある。
中国に金や物を少しでも多く送りたい妻たちと、出費に慎重な夫たち。
滋賀県内で中国人妻の相談を受けている中国出身の女性(50)は「業者
を介した結婚で、日本人の夫の多くは40代後半から50代。中国人妻は
20代でほとんどが貧しい地方出身。文化の違いの上に、世代や生活水準
の違いも大きい」と話す。「周りの親が目をそらす」と、幼稚園で日本人の
親と会話できない悩みを相談した女性もいたという。
ソース(毎日新聞) URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
写真(遺体発見現場で献花し、手を合わせる女性)
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)