10/07/15 03:08:32
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「口蹄疫疑い」国に無報告で殺処分…宮崎県
宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、県の家畜保健衛生所の職員らが先月、
同県新富町の農家で口蹄疫が疑われる症状の牛1頭を発見しながら、
検査や国への通報をしないまま殺処分していたことが14日、わかった。
県は「口蹄疫ではないと判断した」としているが、農林水産省が殺処分に関与した獣医師らから事情を聞いたところ、
「明らかに口蹄疫の症状で、検査を求めたが県側に拒否された」と証言。
家畜伝染病予防法は疑似患畜を発見した場合、国への通報を義務づけており、
同省は同法違反の疑いもあるとみて近く、県に事情を聞く方針。
口蹄疫のような症状が出ていた牛が見つかったのは先月25日。
この時点で同町では同12日を最後に感染が確認されておらず、
県全体でも同19日以降発生がなかったため、県は7月1日に「非常事態宣言」を一部解除した。
農水省では「解除を遅らせたくないための“感染隠し”と受け止められかねない。検査すべきだった」としている。