10/05/25 13:36:55
種雄牛49頭の処分云々の話は、地元の畜産関係者でも
賛否が分かれるでしょう。
延命派の多くは、種雄牛が宮崎の宝である。全国のブランド牛の素牛である
等の報道、種雄牛がいなくなれば、宮崎の畜産農家の希望が消える等の報道
にリードされている気がする。
たしかに宮崎の牛は、全国の肥育素牛として購入されてきたが、それは、今の
種雄牛以前からそうであり、もっと言えば、安平が出てくる前からそうである。
安平がすばらしい牛であり、それにより宮崎産の子牛の価値があがったのは事実
であるが、それ以前にも、宮崎は全国へ素牛を送りだしていたのである。
そのことを、良く理解してもらいたい。
種雄牛が素晴らしいのは確かなのかもしれないが、いくら種雄牛が素晴らしくても
その種を受精する母牛がいなければ、それこそ宝の持ち腐れでは?
今、こうしている間にも、その母牛が処分され続けているのである。
宮崎の和牛を守る為に、種雄牛と言うなら、種を付ける母牛もまもらなければ
片手落ちでは?母牛は、また購入すれば良いと言う議論もあるかもしれないが
種雄牛にも母牛がおり、その母牛は優秀だから、種雄牛を作ることができたと
言う事は分かっていただきたい。
知事が、特例をと言っているが、それは、どうしても種牛を残したい
特定の一派にミスリードされている気がしてならない。
正確に状況を判断し、今までの歴史をしっかり認識して、今どうすべきか
知事が判断されているのなら良いけど