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林真須美被告の死刑が確定 最高裁が申し立て棄却
5月19日17時20分配信 産経新聞
和歌山市で平成10年、
4人が死亡し63人が急性ヒ素中毒になった毒物カレー事件で、最高裁は19日までに、
林真須美被告(47)が出していた判決訂正申し立てを棄却する決定をした。
これで林被告の死刑判決が確定した。林被告は殺人や殺人未遂などの罪に問われ1、2審で死刑判決を受け、上告を棄却されていた。
申立書で弁護側は、
「カレーに混入されたヒ素と同じ特徴のヒ素が林被告の自宅などから発見されたとする鑑定は信用性がなく、不審な挙動をしていたとする目撃証言は人違い」
などと事実誤認があると主張した。
判決訂正の申し立ては最高裁判決に誤りがあるとして行う最後の不服申し立て手段。