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中国人は毎日「農薬カクテル」飲まされている―環境団体
4月10日11時16分配信 サーチナ
北京、上海、広州(広東省)で売られていた野菜を調査した環境保護団体が8日、
「中国人は毎日、“農薬カクテル”を飲まされているようなものだ」と発表して、消費者に注意を呼びかけた。
9日付新聞晩報によると、北京、上海、広州(広東省)で売られていた野菜を調査した環境保護団体が8日、
「中国人は毎日、“農薬カクテル”を飲まされているようなものだ」と発表して、消費者に注意を呼びかけた。
各都市のスーパーマーケットで売られていたキャベツ、白菜、キュウリ、トマト、チンゲンサイ、エンドウマメなどの野菜と、オレンジやイチゴなどの果物の残留農薬を調べた。
ひとつの農産物から、少ない場合に2、3種類、多い場合では7種類の農薬が検出された。
中国で使用が認められている農薬のほか、メタミドホスやカルボフランなど、毒性が強いとして厳禁されている農薬も検出された。
発表した団体は、残留農薬は野菜や果物の表面に多いとして「とにかく、よく洗ってほしい」と訴えた。
ただし、「内部にも残留農薬はあり、洗っても摂取量がゼロになるわけではない」という。
また、「複数の農薬を摂取した場合の相乗効果については分かっていない。どんな健康被害がでるか、だれも予想できない」、
「まさに農薬カクテルだ」などと、警告した。
日本では、残留農薬や食品添加物、生活中のさまざまな化学物質の影響について、
「人体にとって“異物”である化学物質を解毒・排出する際に、免疫機能に負担がかかる。
このため、直接の健康被害以外にも、免疫機能が低下することによる、がんなど難病発生のリスクが増大すると考えてよい」と指摘する専門家もいる。(編集担当:如月隼人)