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【中国製インゲン】ニチレイフーズとイトーヨーカ堂が会見
10月15日11時37分配信 産経新聞
有機リン系殺虫剤ジクロルボスが混入された中国製冷凍インゲンを輸入したニチレイフーズ(東京都中央区)と、
製品を販売したイトーヨーカ堂(東京都千代田区)
は15日午前11時から、東京・霞が関の厚生労働省で会見した。
ニチレイフーズは、中国での商品の生産農場、製造、梱包(こんぽう)の過程ではジクロルボスが使用されていないことを明らかにした。
会見したニチレイフーズの相馬義比古社長の説明によると、冷凍インゲンは、中国黒龍江省の「北緑食品」の農場と工場で加工し、その後、山東省の「煙台北海食品」で最終包装している。
その過程で、ジクロルボスの使用や、施設での保管記録はないという。また、製品の製造過程でも残留農薬のチェックなどを行っているが、異常は確認されていないという。
また、相馬社長は問題の商品があった南大沢店から回収した31袋のうち、6袋を開封したところ、異臭などは確認されなかったとも説明した。
相馬社長によると同一商品はイトーヨーカドーの首都圏(栃木、茨城、群馬、千葉、埼玉、神奈川、東京、山梨)の117店舗と、ヨークマート60店舗、ヨークベニマル154店舗に販売されていた。
製造量は250グラム入りで7万袋、そのうち5万760袋が販売されているという。
相馬社長は会見の冒頭、「世間をお騒がせしており申し訳ない。健康被害を受けた方に心からお見舞い申し上げる」と謝罪した。