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米国で推計100万人感染 新型インフルで保健当局
06月27日(土)10:40【ワシントン26日共同】
米疾病対策センター(CDC)は26日、
米国のこれまでの新型インフルエンザ感染者は推計100万人を超えると明らかにした。死者は100人を突破し、127人となった。
季節外れにもかかわらず感染者数は増え続けており、病原性が強まるなどのウイルスの変異は今のところないものの、流行期の冬に向けて楽観は決してできないことを示した。
CDCによると、米国の感染者はこの1週間で、これまでで最多の6千人以上増え、2万7717人になり、入院患者は3千人を超えた。
ウイルスがまん延している地域では住民の6%が感染したとの評価で、特にニューヨーク市だけで全住民の約7%、約50万人が感染したとみている。
発症して検査した人のうち、5月には季節性のインフルエンザが半数程度あったが、現在はほぼ全部が新型だという。
CDCによると、米国では毎年、人口の5~20%(約1500万~6千万人)が季節性インフルエンザに感染、死者は約3万6千人に及ぶ。