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メラミン・ミルク余波、垂れ流し廃棄で環境汚染―広東
11月4日10時46分配信 サーチナ
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
広東省広州市内で「不合格品」として廃棄された牛乳が河川の汚染を引き起こしていたことが分かった。3日付南報網などが伝えた。
環境汚染が発生したのは同市内の潭村ごみ処理場と周辺。牛乳は、最大で8トン積みの大型トラックで続々と、同処理場に持ち込まれた。
そのままごみ圧縮機に投入したところ、大量の牛乳があふれ出し、排水溝を伝って近くの河にも流れ出した。
廃棄された牛乳が「不合格」とされた理由は明らかにされていないが、これだけ大量に持ち込まれたことから、有毒物質のメラミンが検出された牛乳である可能性が高い。
周辺住民によると、最初は牛乳臭が立ち込めたが、2日になって耐えられないほどの腐敗臭が漂ったという。
うちひとりは、「不合格品を処理することはよいことだが、これでは我慢できない。しかも、2回3回と同様の処理が繰り返された」と怒った。
中国の「固体廃棄物環境汚染防止法」によると、廃棄された液状の牛乳も固形物とみなし、高温で焼却処分することが義務づけられている。
また、政府通知によると、廃棄された乳製品の処分を請け負った施設は、廃棄者、廃棄物の種類、数量などを記録し、廃棄による環境汚染を国の基準以下にとどめるよう義務づけられている。
専門家によると、広州市には1日の処理能力1000トンの、中国でも最先端のごみ高温焼却発電所がある。
しかし、大量に廃棄された乳製品は不適切な方法で処理されている場合があるという。
写真は不合格品が撤去されたため、空きが目立つ粉ミルクの商品棚。上海市内の小売店で撮影。中国新聞社が9月18日付で配信。(編集担当:如月隼人)