08/08/28 18:13:27
消費拡大策の前提
■オランダは1994年頃から、花持ちを基軸として、花持ち試験、
花持ち性の品種、それを可能とする流通機構
(定温・保冷、水バケット輸送、フラワーフードの普及)を
行いながら、店頭の活性化策、リテイルサポートを行ってきている。
日本ができないのは、段ボールを使った輸送をバケット低温輸送に
切り替えること、ジャストサイズの花の生産による輸送費削減と
生育コスト・肥料削減、そうしたなかで、「最低品質である花持ち」を
保障できるための「流通機構の整備」である。
具体的にはバケット+台車流通、卸の定温管理可能な整備、です。
基層となる仕組みを見ようとしないで、
繰り返し購買や利用される消費者のための条件整備にはほど遠い現状が、
2000年以降、見直されていません。
明日、エルフバケツの協議会の総会、フォーラムが開催されますが、
その点が延伸していかない現状を打開するような提案が必要とされています。リユースする仕組み作り、それを優先して仕入れる仕組みが利用者(実需者)側にないと、仕組みの改革は進みません。