09/04/26 20:59:19
★何でもあり
>本予算にではなく補正予算として計上されたことについては、
さらに深刻な問題が伴う。
例えば農水省の場合、
今回の補正予算で約1兆円の金額が付けられているが、
そもそも農水省の年間予算(非公共事業)は1・5兆円程度である。
この1・5兆円の予算を獲得するために1年かけて政策論議をし、
予算査定が行われるのだ。
しかし今回の場合のように、
補正予算ではわずか2週間で枠組みが決められる。
>「補正予算というのは、
昔は非常災害などのとき、
文字どおり当初予算を補正するもので、
何十兆円も組むものではなかった。
それが小渕政権のとき、
『金融恐慌を防ぐ』という大義名分でタガがはずれ、
その後はひたすら予算規模を競うようになってしまった。
今回は財務省もフリーパス状態。
そうしないと15兆円は埋まらない」
>日本経済が不況から脱却したのは、
小泉内閣の緊縮財政が始まったあとの2003年以降だったのだ。
赤字財政で成長率が回復するというのは、
理論的にも実証的にも裏づけられない迷信である。
Akerlof-Shillerも指摘するように、
大事なのは経済が立ち直るという信頼であり、
この点からみると日本経済が回復する展望はない。
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