08/11/25 22:38:43
>>755
ちょっと考えてみたんだが、この仕事は割りと簡単に(というと非常に語弊があるが)「達成感」が
得られる点で「仕事」「労働」として魅力的なんじゃないかと思う。
俺は、この仕事に就く前は全く畑違いのことをしていたんだが、例えば一般のサラリーマンでは
一日、或いは数日でしっかりした達成感を得られることは少ないよね(勿論、「ああ今日の仕事
も大過なく終わったなあ」とか「今週のノルマ、目標はクリアしたなあ」なんてのはあるけれど)。
庭師・植木屋は個人宅の剪定なんかだと一人、多くとも、数人で、一日、或いは数日で仕事を
終えることができ、自分(達)にも顧客にもはっきりと目に見える形で結果が出せる。
植樹や生け垣・竹垣造りなんかは言わずもがなだし、造園仕事でも小さなものなら、やはり同じ
ように言える。
同じような職人仕事の大工・左官なんかだと、完成つまり達成感が得られるまでは相応の期間が
必要になるし、それなりの員数も要するから個々の職人は自己の担当する「部分」における達成
感しか得られない(ような気がする。大工・左官は「そんなことはない」と言うかもだけど…)。
今日は、お得意さんのお宅に一人で剪定に行った。基本的な剪定は年一回(マツは別)しかしな
いところなのでかなり伸びて鬱蒼としていたが、一日で綺麗に仕上がったと思う。お客さんも喜ん
でくれた。
決して実入りは多くはない。肉体的疲労も大きい。ただ、一日を終えたあとの「達成感」「満足感」
があるから続けられる。
仕事の後の酒も旨い。
エラく長文になってしもうた。酔っ払いだから、許して。