08/03/16 08:50:04
保険は広く浅く保険金を徴収してプールし、いざ牛が価値を失いかねない
疾病になったときにそこから支出して損耗防止しようというシステムだな。
疾病が起こる確率と治療費の期待値から運営費用を差っぴいて保険料を
決める。保険料以外の収入がある事もあるが、どっちにしろ支出が収入
より多くなったらいずれ破たんする。別に「安くなるシステム」じゃない。
質問が出るくらいだからわからん人いるのかもしれないが、シダーシンクの
利点は「繁殖が楽になること」に尽きる。発生した時に対応する疾病と違い、
これは金を使うことによって作業を楽にするというものなんだわ。
従ってもしこれに保険適用するとなると、健康な牛にもがんがん使うように
なる。>>454みたいなやり方すると、受胎率60%とざっと考えると残りの
40%+40%*0.4プラスアルファとなり、一年に全頭数の60%あまりの回数、
シダーを使用するというわけだ。これならまだましで、最初からシダー
シンク使うと100%以上になるけどな。
>>427の言うように、まともにシダーシンクすると一頭一回につき2万はいく。
手を抜けば1万くらいで済むんで、それくらいで計算すると、牛群全体で
かかる費用は一頭一年につき6千円となる。
シダーシンクを保険適用した場合、牛一頭につき最低それくらいの費用を
さらに徴収しないと支出が収入を上回る、つまり保険制度が破たんする
危険を孕むということだ。こりゃちょっと保険適用はまずいだろ、という話。