05/09/09 20:52:12
自然農法が広まらない理由は簡単です。
自然農法の成果はすでに福岡氏などにより実践・証明されており、
発展途上国など海外ではたいへん高い評価を受けている。では、日本で普及が進まないのはなぜでしょうか。
それは、自然農法が広く知られ、普及してしまうと、この国では困る人が多すぎるからです。
簡単にいうと、農薬、農機、化成肥料、などを作っている・販売している法人や農協が困るのです。族議員さんも困るでしょう。
ですから、もし、マスコミなどに積極的にアピールして自然農法を広めようとすると、どうなるかは言わずもがなですね・・・。
虫歯にならないように、水道にフッ素を混ぜようと行政かどこかが検討すると、歯科医の人たちが猛反対するのと一緒です。
ちなみに、福岡氏は、その著書の中で、日本で自然農法が広まらない理由を独自の分析から書いていますが、ここに書いたようなことではないです。
だから、細々と、草の根でやっていくしかないのです。コマーシャルより口コミですね。
人々の意識が少しずつ変わっていけばいいでしょう。
良いものはすぐ広まる、というのは必ずしも正しくない。悪いものでも、広まってしまうのですから。
あと、>>28の見解は全く違うことがわかりますね。
ですが、自然農法が絶対に良いとも思いません。
科学農法や有機農法、自然農法・・・と、いくつか選択肢があって、
生産者、消費者がどれにするか選べればそれでいいんじゃないでしょうかね。
個人的には、自然農法なるものは、家庭菜園レベルでやってるのが気楽でいいんじゃないかな、と。売り物用には有機で止めておいたほうが。
科学農法で作った野菜が嫌なら、自然農法で作って自給自足せよと。