08/02/16 07:03:24
ヤンマーのサイトで調べてみたところ、2条刈りのは10aあたり50-100分とかなのが、
大型になればなるほど、単純計算値よりもさらに効率的に刈れるみたいですね。
6条のだと9分前後で済んじゃう。1haで1時間半。30haで45時間。
つまり耐久時間を500時間としても10年もつ計算になりますね。
しかしあまり早く刈れても乾燥側が対応できないとダメですし、
4条刈りの少し上のやつで10aが20分。1haが3時間半。30haで100時間。耐久5年。
大型のやつほど重いわけで、
状態の悪い圃場には入れにくいというのもあるでしょうし、
このくらいで十分という気もしますが、どんなもんでしょうね。
大型1台より中型2台の選択もありますか。
いずれにしろ、各家所有の現有機械・設備が更新期を迎え、
担い手がさらに減少していく10年後くらいを意識して、
その時の体制をどうするかを考えないといけません。
その時には自前でミニライスセンターを持つ方向にいくしかないような。
(止めた人は自分ちの機械・設備は更新しないでしょうから)
大型の機械・設備の前にまずそれらが入る建物が要りますが、
すべては金銭的負担が必要で、しかもペイするかどうかの計算が重要で。
30ha対応のミニライスセンターの機械が3000万、建物が2000万、
4条刈りのコンバイン800万、8条植えの田植機400万、
中型トラクター600万(トラクターってシンプルに見えて高いんですね)、
合わせてざっと7000万、機械の保守や更新を考えると、
大雑把に1haあたり10万負担×30年ってとこでしょうか?
金額的には全く不可能というほどではなさそうですが、
負担の偏り(段階的にやるとしてもそれなりに先行投資になる)がネックですか。
しかし、いま50才以下くらいで、中心的担い手としてやる気のある人がいれば、
あり得なくはない気もしますね。