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平成20年10月21日
農林水産省
うんしゅうみかんに係る「緊急需給調整特別対策事業」の実施について
概要
本年産の極早生(ごくわせ)みかんに関しては、成熟期間にあたる9月の降雨が多かったことなどにより、10月中旬まで平年を
上回る出荷量となっていること、また、消費の伸び悩み等を背景として、流通在庫もこの時期としてはきわめて多い量となっている
ことから、市場における卸売価格は平年を大幅に下回っています。
今後、10月下旬についても、引き続き出荷の前進化が続き、出荷量が多い状況が見込まれるとともに、流通在庫の増加も予想
されることから、更なる卸売価格の下落が予想されます。
このため、全国果実生産出荷安定協議会(事務局:日本園芸農業協同組合連合会)より、これから予想される極早生みかんの
価格低下を防止し、11月から出荷が始まる早生みかんへの影響も防ぐ観点から、緊急需給調整特別対策事業の実施に関して、
農林水産省に対して協議がありました。事業概要は以下の通りです。
事業概要
1. 事業内容:生食用果実の一部を市場隔離(加工原料用途に仕向け)
2. 実施期間:10月22日(水曜日)から10月31日(金曜日)までの選果分
3. 実施数量:実施期間の出荷計画数量の20%程度(約4千トン)
4. 対象果実:(ア)低品位の生食用果実 (イ)2L以上及び2S以下の生食用果実
5. 本事業の窓口:日本園芸農業協同組合連合会(全国果実生産出荷安定協議会事務局)(電話:03-5492-5421 担当 鈴木)
農林水産省では、本事業の実施により、価格の更なる低下が防止されるとともに、流通在庫が減少することにより出荷から販売
までの期間が短縮され小売店への新鮮な果実の提供が可能となること、11月からの早生みかんの販売環境が整えられること等
の効果が期待できることから、協議を承認したところです。
URLリンク(www.maff.go.jp)
本当に「経済」的な事業でしょうか?
対策事業っていうくらいだから、補助予算ついてるわけだが、補助金予算額が明示されてないね。
大根、白菜、キャベツ、みかん・・・、作って破棄するのも年中恒例行事と化してるのかね? 日本の農業。