08/06/07 09:18:30
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この最終案が発表される前後で、ネット上では、思わぬ「場外乱闘」が起きていた。発端は
「市民記者」によるニュースサイト「JANJAN」に4日に掲載された記事だ。
記事は大阪府の中学校で勤務する公務員が執筆したものとみられ、「知事が145万円も
給料もらっているのと大きく違います。手取り、34.5万円ほどの給料で家族を養っている
私たちが、一体どれだけ贅沢なことができると思ってはるのですか」と、待遇への不満を
ぶちまける一方、「大型プロジェクト不振のつけを人件費で解消しようなんて方向違いです」と、
人件費削減反対を訴えた。
これに対して、記事の内容に反発する声が殺到したのだ。
「民間の感覚とかけはなれている」「それだけ言うなら民間で勝負してみる?」といった、
民間に比べて公務員の待遇が恵まれていることを指摘する声が多い。
特に、職員が不満をこぼしている「手取り34.5万円」という額についての意見が目立つ。
「私の親は、残業しても30万円いくかいかないかの賃金で私や姉を大学や、専門学校にまで
進学させ更に住宅ローンまで払っています」
「現在、全職員の平均年齢43.6歳の職員の場合、年収は約760万円が支払われている。
760万円で高くない給料などとどの口が言うのでしょうか?諸手当をすべて返上してから
言ってもらいたい」
他にも、この市民記者が橋下知事の報酬額を引き合いに出していることについて、「橋下知事の
タレント時代の収入は数億円あったが、それを投げ打って知事になった」などと「橋下擁護」の
声が多い。もっとも、「職員を叩いて、府民を味方につけ『改革』を行う橋下知事のやり方は
小泉前首相と同じです」といった、橋下知事の手法を批判する声もあるが、70件以上
寄せられているコメントのうち、「橋下支持」のものが大半だ。さらに、コメントの多くが比較的
長文だというのも異例だ。(抜粋)
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