06/04/13 23:05:01
税方式なら保険料率12% 厚生年金、慶大教授ら試算
公的年金制度の1階部分である基礎年金について、全額を国庫で賄う「税方式」を採用すれば、
厚生年金の保険料率は現在より2%程度低い約12%に引き下げることができる-。慶応大の深尾
光洋教授らが13日までにまとめた、独立行政法人経済産業研究所(経済産業省所管)の共同研究
でこんな試算結果が出た。
2004年の年金制度改革で、基礎年金の国庫負担は現行の3分の1から、09年度までに2分
の1に引き上げることが決まっている。
これを受け、10年度以降は基礎年金をすべて国庫負担で賄うと仮定して試算すると、現行並み
の給付水準を維持するのに必要な厚生年金の保険料率は、11・938%(現在は14・288%)
で済む。一方、年金改革で決まった通りに段階的に18・3%まで保険料率が引き上げられるなら、
現行の1・58倍の給付が確保できる計算になるという。
(共同通信) - 4月13日18時3分更新
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