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損賠訴訟:脳手術ミスで群大提訴 寝たきり男性の家族、3000万円求める /群馬
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群馬大学付属病院で脳手術を受けた渋川市のパート男性(66)が寝たきりとなったのは、手術中のミスが原因だとして、
男性の家族が5日までに、群馬大学を相手取り、慰謝料など約3045万円の損害賠償を求める訴えを前橋地裁に起こした。
訴状によると、男性は03年7月、飲酒中に倒れ、脳の血管中にできるこぶのような「脳動脈瘤」が見つかった。
群馬大学付属病院の医師から「放っておくと破裂する」などと言われ、同年12月に同病院脳神経外科医師の手術を受けたが、
手術中に動脈瘤が破裂し、出血。脳梗塞となり、左足まひや認知症などの後遺症が残って寝たきりの状態が現在まで続いている。
執刀医は家族に対し「手術が原因。申し訳ない」と謝罪したが、その後、病院からの補償はないという。
男性が受けたのは、動脈を金属クリップではさみ、血流をふさぐ「クリッピング手術」。原告はこの手術が
男性にはリスクが高かったとし、「動脈瘤の破裂を防ぐ注意を怠った過失がある」と主張。また、執刀医から手術の危険性について
十分な説明がなかったと指摘し、さらに手術後に男性が暴れるなどした際に鎮静剤を投与したことについて「脳梗塞を悪化させた」としている。
同病院の医療サービス課は「弁護士と対応を協議中のため、コメントを差し控えたい」と話している。