07/01/04 11:46:33 kyqR+zyw0
長浜の公立2診療所 3月末廃止 地域医療の役割終え /滋賀
URLリンク(www.kyoto-np.co.jp)
長浜市内の公立診療所2施設が2007年3月末で廃止される。長浜市営のびわ診療所と、
湖北広域行政事務センターが運営する休日急患診療所で、いずれも地域医療を支えてきたが近年、
利用者数が減ったため大病院や民間医療機関にバトンタッチすることになった。
びわ診療所は1956年、無医村に等しかった当時の竹生村富田(現在の長浜市富田町)に村営診療所として開設され、
79年に現在地(当時のびわ町益田)に移転。県から医師1人の派遣を受け、内科と小児科の診療を続けてきた。しかし、
同診療所近くに民間医療機関10施設が次々と開院。マイカーの普及などで住民らの受診範囲が拡大。99年ごろまで
月間400件を超えていた同診療所の診療件数は、2005年には月間約130件、受診者数は1日平均9人にまで減った。
廃止後の施設は、入居する民間医療機関を公募する。
一方、休日急患診療所は、長浜、米原両市をエリアに日曜日や年末年始など年間71日間だけ開院。当番制の医師1人が
急患の一次診療にあたってきた。1976年に開設され当初は1日40人前後の受診者があった。長浜市の長浜赤十字病院が
83年に救命救急病院に位置付けられ、さらに96年に市立長浜病院が移転新築されてからは休日の受診も両病院へ移り、
同診療所の1日平均の受診者数は3人にまで減って廃止が決まった。