06/12/07 00:11:26 PD9HXBYd0
>>521
弾道を安定させるのに砲弾自身の回転をもちいないため、砲弾の弾芯部の直径をAPDS
弾よりも小さくできるのが最大の違い(正確には極わずかに回転している)
砲口の径が同じで同じ装薬量で撃ちだすなら当然,小さい砲が重量も軽く、高初速で撃ち
出すことが可能。また砲口を飛び出てからも抵抗面が少ないから空気抵抗も少ない。さらに、
敵車両の装甲に食い込んだときも正面積が少ない分,一点にかかる圧力も高く貫通力も高い。
APDS弾は基本的には従来タイプの砲弾であり、初速も1000m/s以上にはできない(弾が
破裂してしまう)。APFSDS弾は初速1700-2000m/sが多く、終速もそれほど落ちないよう、
設計されている。でないと衝突時の液体状特性がなくなるからね。