06/10/29 00:40:01 MrH3z3P90
奈良・大淀病院の一件は産科だけでなく、救急医療に対して大きな
影響を与えそうです。救急は産科、小児科に次いで崩壊が危惧され
ており、都会であってももはや回らなくなりつつあります。
日本の救急医療崩壊についての、実態・現状・将来像について、多
角的に検討・考察していき、いずれやってくる未来について予想を
ふくらましてみませんか?
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ついに始まりましたよ。
一人で救急指定病院で当直(バイトという立場で)の応援は嫌だと
うちの医局の医師たちが拒絶し始めました。だったら医局を辞める
そうです。続出しているようです。入局説明会で実はこういった
病院での当直はあるかと研修医の先生方が質問が続出し、紛糾しま
した。来月からそちらの病院(複数ですが)にお断りせざるをえま
せん。
少なくとも個人病院で救急指定の看板をおろすという話は今月にな
り増えてきました。それがいいですと新聞を読まない連中以外もう
誰も止めません。
転送を断っても警察から事情を聞かれ 書類送検の可能性ありでは
仕方ないです。救急センターの集約化といっても都内の大病院の
救急センターで小児科や産婦人科の先生たちが加わっているセンター
は知りません。もう人を出している余裕もなくなってます。
こういったケースでどういう風に治療すべきか方針を明示できる
産科の医師もいないそうです。