05/10/26 17:01:23 vLpW6i39
ケースワーカーが親の成り行きに悲観的である場合、その通りの結果になる確率が高いと研究で証明されている。
ある子供を見て勉強の出来ない子供だと思ったら、その子供は出来ない生徒のままである確率が高いのも同じだ。
つまり、俺たちワーカーの偏見・先入観が無意識に相手をコントロールしてしまっている。
植物に話かけるとよく育つとか言う人がいるだろ?
あの正体はケアする側に愛情が芽生え、無意識に念入りな手入れを行っている結果だろう。
逆に出来ないと思われる子供に先生が質問しても、あまり考える時間を与えずすぐ答えを教えてしまったりすることはある。
子供から考える環境と機会を無意識に奪ってしまっている例だな。
同じようにダメだと思う親には、与えるべきサポートを与えないで放置したりすることがある。
「どうせこんな親に何やっても無駄」という考え方だな。
子供を親に返すという大前提は、その無意識に対抗するために打ち出されたものといっていい。