06/08/04 00:12:10
昭和54年1月26日、大阪の三菱銀行北畠支店に猟銃を持って強盗に入った犯人・梅川昭美(うめかわ・あきよし/当時30歳)は
「5千万円を出せ」と要求して猟銃を乱射。抵抗した行員を射殺し、現場に駆けつけた警官2名を射殺すると客や行員ら43人を
人質に籠城(ろうじょう)する。
「金を出さなかったお前が悪いんや!!」
と怒鳴り、支店長も射殺。行内には4人の死体が転がり、まさに地獄絵の様相を呈した。
日本国中が事件の推移を注視する中、梅川は集めた20人の女子行員に「10数えるうちに服を脱げ」と命じ、全員全裸にさせ
警察の狙撃から身を守るための「人間の盾」としてカウンターの上に並べた。さらに、重傷にあえぐ行員の耳をナイフで切る
よう人質に命じたり、トイレの使用も許さず、女性にカウンターの陰で済ませるよう命じた。
「お前ら、ソドムの市って映画知っとるか?恐怖の極地を見せたる」
日本の犯罪史上類例を見ない異常で凶悪な犯行を重ねた梅川は、事件発生から42時間後の28日朝、突入した大阪府警の特殊
部隊によって射殺された。
日本中を震撼させたあの事件から27年。社会的に忘れられていく事件の風化を防ぎ、未来永劫に語り継いでいくために、
社会板にスレを立てた次第である。