06/09/09 09:10:29
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厚生労働省は8日、2006年版厚生労働白書を公表した。
白書は、少子化の要因の一つに、30代を中心とした育児世代の長時間労働を挙げ、労働者の
仕事と生活の調和を実現する働き方の見直しは企業の社会的責任であると強調した。
国民に対しても、長時間労働を生む原因となる「24時間サービス」「即日配達」など、
利便性を際限なく求める姿勢を見直すよう訴えている。
白書によると、25~39歳で「週60時間以上」の長時間労働をしている人は、
2004年には20%を超え、10年前より4ポイント前後が増えた。仕事以外の時間が
足りない状況は、「少子化の一つの要因で、長期的にみて社会の活力を低下させる」と分析。
労働者が仕事に偏った生活から解放され、仕事と家庭の調和がとれた状況
「ワークライフバランス」の実現を求めている。