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天皇陛下や皇族の方々が畏れ多くも犯罪行為をあそばされた場合には、
一般の国民と全く同じ手続きが取られるのが法治国家として妥当であり、
また、日本を民主国家たらしめんとする陛下の御意に叶うことでもあります。
これをいたずらに妨げ、あまつさえ隠蔽し奉らんと企てる者があれば、
その者は逆賊にして不逞の輩であり、厳しく処分されなければなりません。
仮に、天皇陛下が犯罪行為をあそばされたならば、
所轄の警察は陛下を謹んで逮捕し奉り、玉体を拘置所にお移し申し上げ、
お取り調べの上で御送検、検察が謹んでお調べ申し上げます。
その後、検察は御起訴し奉り、陛下におかせられては裁判に御臨席を仰ぎ、
審理の後、裁判長は謹んで御判決を奏上します。
その上で、陛下には刑罰をお受けあそばされます。
もし死刑判決であったならば、法務大臣の命令をもって、
謹んで絞首し奉り、直ちに内閣に報告され、崩御が発表されます。