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「雨の日」「低学年」狙う(現場から:3)
2006年02月08日11時12分
「雨の日で白い車で、低学年の女の子やったら、簡単に完璧(かんぺき)な事件を起こせる」
なぜ雨の日か。
「目撃者がいない。子どもの声は雨音にかき消される。証拠も流れる」
なぜ低学年か。
「抵抗が少ないから」
どうしてその現場を選び、その子どもに狙いを定めるのか―。福岡、佐賀の連続女児連れ回し事件の公判で、
被告人質問で問われた元警察官の富田啓之被告=求刑懲役20年=は、答えた。
決まった現場はない。車で徘徊(はいかい)を繰り返し、下校時の女児らの行動を観察する。「ポイントは音と気配。
運転していて、今ここら辺は人の気配がないとわかった」
不審に思われないように、車の速度を極端には落とさない。「ふっと人の気配がなくなるような場所」に女児が
1人で差しかかるタイミングをうかがう。ナンバーを見られないように後方から近づいて、反対車線に停車した。
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