06/11/08 00:01:24
粉飾仕組み「説明ない」 ライブドア堀江前社長
ライブドア(LD)の粉飾決算事件などで、証券取引法違反の罪に問われた前社長堀江貴文被告(34)の第21回公判は、7日午後も東京地裁(小坂敏幸裁判長)で弁護側の被告人質問が続いた。
堀江被告は粉飾とされるLD株売却益還流の仕組みについて「説明を受けてない」とし、元取締役宮内亮治被告(39)=同罪で公判中=らの証言を強く否定した。
弁護側は午後、粉飾決算の起訴事実のうち、株式交換での企業買収に伴うLD株売却益還流について主にただした。
宮内被告らは堀江被告の公判で、LD子会社の元役員野口英昭さん=死亡当時(38)=さんも同席した2003年秋の会議などで、
買収先からLD株ではなく現金を要求されたため、LD株を投資事業組合などを使って売却し、LD側に現金を還流させる仕組みを堀江被告に説明したと証言している。
これに対し、堀江被告は説明を受けたことを否定し「ファイナンス系は宮内さんに任せていた。仕組みを聞いても分からない。(投資事業組合なども)知らない。
野口さんに会っていれば覚えているが記憶にない」と供述。野口さんとの面会は「スケジュール帳にも出てない」と答えた。
また宮内被告の「(還流させる売却益を気にして)堀江被告が『どう、どう、どう、株価どう』と言っていた」との証言についても、堀江被告は「株価はパソコンで見れば分かる」と述べた。
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