06/09/05 04:47:12
堀江被告と検察側、対立の構図明確に
初公判で新たに明らかになったのはどのような点なのでしょうか。法廷で取材にあたった岡村記者に聞きます。
堀江被告は無罪を主張したうえで、「起訴状は最初から悪意に満ちた内容」だった、と起訴そのものを批判。
その一方で、検察側は新たに、堀江被告が不正を指示した具体的なやりとりを多数明らかにし、対立の構図がより一層明確になったかたちです。
検察側は冒頭陳述の中で、堀江被告は「いろいろ言わずに、とにかく黒字にしろよ」と叱責したなど、これまでの裁判での発言よりも、より明確なやりとりを明らかにし、堀江被告が首謀者だったことを強調しました。
また、粉飾に絡み、ライブドア株を売却する際に経由された投資ファンドに実体があったかどうかについて、そのファンドを運営している会社役員の証人尋問が行われました。
会社役員は、ライブドア関連会社の元社長で、沖縄で自殺をした野口英昭さんが資金や株を移動していたことや、ライブドアが表に出ることを避けるために問題のファンドを作ったと思ったことなど、当時の認識について証言しました。
今後、25回にわたって行われる集中審理でも、最大の焦点である「投資ファンドの実態」について証人尋問が相次いで行われる予定で、その後、宮内被告ら元部下との直接対決が行われる予定となっています。(04日17:10)
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