06/07/04 21:22:38
今回は犯罪事実に関する立証のため、LDの監査を担当していた港陽監査法人(6月末で解散)の公認会計士が検察側証人として出廷した。
事件の舞台になったとされる投資事業組合がLDの連結対象になるか否かが焦点で、証人は組合を通じた自社株売却益の売り上げ計上が、会計基準に照らして問題であると認識していたことを明らかにした。
証人は、LDが自社株を投資事業組合を通じて売却した際の利益を売り上げに計上し、2004年度9月期の決算を粉飾したとされることについて、
「(すでに起訴されている)小林元会計士からメールをもらって、事実を認識した。宮内被告やライブドアファイナンス社長(当時)の中村長也被告にヒアリングして、総勘定元帳も見た結果、LDと組合は事実上一体でまずいと思った」と証言した。
ヒアリングの際、LD側は事業投資組合の業務執行組合員にエイチ・エス証券の野口英昭氏が就任していることなどを説明。宮内被告らは、自社株の売却がインサイダー取引に当たるかどうかを心配していたという。
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