06/02/07 06:34:12
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「野口さんは自殺」最期見届けた証人断言
ライブドアの企業買収に関与し、1月18日に那覇市のホテルで自殺したエイチ・エス
証券副社長・野口英昭さん(享年38歳)について、このホテルのマネジャーが6日、ス
ポーツ報知の取材に応じ、浮上している他殺説を真っ向から否定した。野口さんの第1発
見者であるこのマネジャーは「『絶対に助かりますから』と声をかけたが、目を合わせて
くれなかった。覚悟を決めていたような様子だった」と当時の状況を克明に証言した。ま
た、那覇署は野口さんの捜査をすでに打ち切っていることを明らかにした。
目をそらし何もしゃべろうとしなかった
他殺説が根強くささやかれる野口さんだが、最期を見届けた“証人”とも言える男性が、
疑惑を完全否定した。この男性は、野口さんが壮絶な死を遂げた那覇市内のカプセルホテ
ルのマネジャー。この日、取材に対して「誰かが野口さんを殺すことは、ホテルの構造
上、不可能。野口さんご自身も覚悟を決めていたように見えた」と証言した。
このマネジャーによると、野口さんは1月18日、午前11時21分に「山崎四朗」の
偽名でチェックイン。住所は、ライブドア前社長・堀江貴文容疑者(33)の出身地、福
岡県八女市を連想させる「福岡市八女」とされていた。「丁寧な言葉遣いではっきりした
受け答えだった。思い詰めた様子もなかった」という。
正午前後に、野口さんは外出。30分から1時間ほどたって戻ってきたが、その際、ビ
ニール袋をぶら下げていたという。「ペットボトルと白い布などが入っているのが見えま
した。凶器となったナイフは見当たらなかったけど、今から思うと、あの布で覆い隠して
いたように感じます」と当時を振り返った。
そして午後2時30分すぎ、野口さんの部屋から呼び出しブザーが押される。マネジャー
は、部屋を訪れてノックしたが、返答はなし。そこで、1度は引き揚げたが、再びブザー
が鳴ったため、今度はマスターキーで室内に入り、血まみれの野口さんを発見したとい
う。