05/06/17 11:21:25
実験では、緑のランプがついたときにサルがボタンを押せば報酬として水をたくさん与え、赤の
ときは少ししか与えなかった。すると、赤をつけたときは緑に比べ、反応までの時間がわずかに
長かった。たくさんの報酬が見込めないため、しかたなく選び、反応が鈍くなったと考えられた。
電極を脳に刺して脳神経の働きを調べると、赤いランプに反応したとき活発に働くのは、脳の中心部
にある「視床中心正中核」という領域だとわかった。緑のランプのときはこの領域は活性化せず、逆に
ここを電気的に刺激すると、しかたなく行動したときのようにサルの反応が鈍くなることも確認した。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
彡ミ ___ __ いまだに4、50年前の方法で脳科学が
|ヽ /| ,,,,,,,,l / / 進められているという方にむしろ驚くな。
|ヽ | | ミ ・д・ミ/_/旦~~
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凵 `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l ジョンリリー博士の手法のひとつですよね。(・A・ )
05.6.17 朝日「『仕方ない』でも脳は次善の策、別部位で思考 サル実験」
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