05/11/13 00:11:43
◇七尾署員 女性風呂をのぞき送検 、県警 減給処分を公表せず
警察庁指針「停職以上」に触れず
七尾市の和倉温泉の旅館で昨年2月下旬、七尾署の交番警察官らが新年会を開いた際、
男性巡査(当時24)が女性風呂をのぞき、軽犯罪法違反(のぞき)容疑で
書類送検されていたことが分かった。県警は巡査を給与10分の1減給(1カ月)の懲戒処分としたが、
公表していなかった。
県警によると、新年会は歓送迎会を兼ね、13人が出席。
巡査は飲食後に入浴した際、男性風呂の仕切りの上から女性風呂をのぞき、
女性客に見つかった。当時、巡査は酒に酔っており、女性風呂には2人の客がいた。
同署は巡査から事情を聴き、同3月に書類送検したが、女性客と示談が成立したことなどから
金沢地検は不起訴処分(起訴猶予)とし、巡査は昨秋、別の警察署に異動した。
県警は公表しなかった理由について、警察庁の指針で、私的な行為に関する処分の公表は
停職以上となっているためといい、「決して隠蔽(いんぺい)するつもりはなかった。
減給という処分も指針を参考に総合的に判断した」としている。
森野宏司・県警首席監察官は「軽犯罪とはいえ、警察官としては許されない行為。
一般人であれば送検までしないかもしれないが、厳正に処分した」と話している。
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