04/05/15 22:03
きょう未明、和歌山東警察署の留置場内で拘留中の男が死亡しているのが見つかり、
警察で死因などを調べています。
きょう午前1時前、和歌山東警察署の3階にある留置場内で、様子を見に入った
警察署員が男が呼吸をしていないのに気づきました。男は運ばれた病院で死亡が
確認されました。死亡したのは50歳代の無職の男で、署内の留置場で昨夜7時頃から
大声でわけのわからないことを叫び始めたため、署員が手足を器具で拘束した上で
口にゴム製のマスクをはめたということです。男の死亡について和歌山県警本部は
「留置管理上、問題はなかったと判断している」とコメントしていて、今後、行政
解剖して死因を調べることにしています。
ABC WEB NEWS URLリンク(webnews.asahi.co.jp)
和歌山東署の留置場で、大声を上げないよう口元をふさぐ「防声具」をつけられた
男性容疑者が死亡した問題で、和歌山県警捜査1課は22日、事実解明のため
捜査を始めた。宿直署員らから事情を聴き、防声具の使用状況などを調べる。
和歌山地検が21日、司法解剖を行い、今のところ死因につながるような外傷は
見つかっていないが、業務上過失致死など事件の可能性が否定できないため、
捜査に踏み切った。
県警によると、男性は20日夜、大声を上げるなどして他の収容者から苦情が
出たため、署員が防声具を装着。暴れないようにする鎮静衣を着せたり、ナイロン製
バンドで手足を固定するなどした。署員が交代で監視していた21日未明、いびきが
やんだため署員が防声具を外そうとして呼吸停止に気付き、病院に搬送したが死亡した。
河北新報 URLリンク(www.kahoku.co.jp)