05/12/08 23:30:14
【赤旗】 元公安警察官が語る 「プライバシーを暴き、人の尊厳をもてあそぶ日常」
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思想警察。公安警察を一言で定義すればこうです。自分たちの政治的思惑で、人の思想・信教に踏み込み、人をおとしめる。
具体的には、自民党の違法行為は見逃すが、共産党のイメージダウンをことさらにねらい、 何かできれば鬼の首をとったように喜ぶ。そういう組織です。これは、昔から変わっていないと思います。
一九六七年に警視庁三鷹署で警察官をはじめましたが、最初の交番勤務のときから公安の仕事をしていました。 「どこそこで共産党員を見た」というような報告書を上げると、それも評価されました。
その後公安係になりました。当時、活動党員の説得工作を一生懸命やりました。協力者工作、つまりスパイ工作です。
対象者を決めて半年、一年と尾行します。尾行すると趣味、性格、人柄がわかります。 そのうえでねらうのは借金、異性関係、性癖といった弱点です。あとは趣味です。
党員の「面識率」を高めることも公安として重要なことでした。これはだれ、あれはだれ、と面割り台帳をつくります。 当時、全国の県警でそんなことを競っていました。
【中略】
いま振り返ると、公安の仕事は、人のプライバシーを暴き、人間の尊厳をふみにじり、もてあそぶ仕事でしたね。 その一方で、自分たちは郵便物を抜いたり、ヤクザをけしかけたり、日常的に違法行為をしていました。
【後略】