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12月4日愛媛新聞 読者の広場
「『法』で国民縛る自民党政治」 松山市 塩谷 佳花(68)主婦
教育基本法改悪を憂い「何とかしなければ」「私に何ができる?」なんて考えていた折、
新聞で札幌の女子中高生が改正案に反対の意見書を首相らに送ったことを知った。この記
事を見て若者が問題をしっかり理解し、自分の意思ですごい行動を起こしたことに感激し
胸が熱くなった。愛国心は法で押し付けるものでなく日々の成長の過程で身についていく
ものであると思う。
青少年の非行、いじめ、自殺などの問題は教基法が悪いのでなく、大人の生きる姿が悪い
からである。特に指導的立場の人間である政治家、官僚、企業も含めての不祥事のひどさ
に怒りを通り越してあきれ返る。また政府は教基法改正案成立のため、国民の血税を使い
タウンミーティングでやらせ質問まで行い、その問題が解決されないまま衆議院を通過さ
せてしまった。この傲慢(ごうまん)な暴挙に怒り心頭に発する。
「法」は国民を権力から守るためにつくられたものである。今の自民党の政治を見ていると
「法」で国民を縛る方向へ向かっているようで、あの悲惨な軍国主義(権力主義)につながっ
ていくような気がしてならない。